| 施策課題 | 56202000 | 公共交通機関網の整備 | 作成課 | まちづくり局交通政策室 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本政策 | 活力にあふれ躍動するまちづくり | 政策の 基本方向 |
基幹的な交通体系を構築する | 基本施策 | 市域の交通幹線網の整備 | ||||
| 関係課 | まちづくり局交通政策室、建設緑政局道路整備課 | 重点 | ■ | ||||||
| 当該施策によって 解決すべき課題 |
●本市に関係する交通は、約7割が市内外もしくは市域を通過する交通であることなど、市外との連携を踏まえた幹線交通網の整備が必要となっているとともに、各拠点間の連携強化や安全で快適な市民生活を確保する交通機能の形成が求められています。 ●高齢社会の進展や環境負荷の軽減の観点から、本市の公共交通機関の利用向上を図るため、交通環境の改善が重要となっています。 |
|---|---|
| 施策の概要 | ●神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じた要望活動により、鉄道事業者による輸送力増強への取組を促進します。 ●JR川崎駅においては、新たな改札口とあわせた北口自由通路を整備することにより、東西自由通路の混雑を緩和するとともに、駅東西の回遊性及び利便性の一層の向上を図ります。 ●南武線武蔵溝ノ口駅以北の片側改札口の5駅について、踏切を横断しなくても、線路反対側の地域や駅改札口にアクセスできるように、南武線駅アクセス向上方策案に基づき、橋上駅舎化など、駅へのアクセス向上に向けた取組を推進します。 ●小田急線向ヶ丘遊園駅においては、連絡通路の整備により、駅周辺の円滑な移動経路を確保し、バリアフリー化や回遊性、利便性の向上を図ります。 ●溝口駅南口広場及び駐輪場の整備を推進し、交通結節機能の強化、利便性の向上を図ります。 ●拠点駅のバス停留所を中心に民間バス事業者のバスロケーションシステム導入補助を行い、公共交通機関の利便性の向上などの取組を促進します。 |
| 施策の目標 | ●鉄道ネットワークのあり方を踏まえて、鉄道利用者の利便性向上をめざし、鉄道事業者による輸送力増強への取組を促進します。 ●JR川崎駅北口自由通路等整備事業の詳細設計を行い、2012年度中に整備に着手します。 ●南武線武蔵溝ノ口駅以北の片側改札口の5駅について、橋上駅舎化等の整備に向けた取組を推進します。 ●向ヶ丘遊園駅連絡通路等整備事業について、2011年度に整備着手し、連絡通路の整備を推進します。 ●溝口駅南口広場及び駐輪場の整備を推進します。 ●拠点駅のバス停留所を中心にバスロケーションシステムを導入し、公共交通の利便性向上を促進します。 |
| 解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●鉄道事業者による輸送力向上の取組については、2012年3月に小田急線の特急ロマンスカーの新百合ヶ丘駅への停車本数の増加などが行われました。 ●川崎駅北口自由通路等整備について、JR東日本と協定を締結し、詳細設計に着手しました。 ●稲田堤駅について、関係地権者の意向確認や鉄道事業者と協議調整を行い、橋上駅舎化に向けた基本設計を行いました。また、津田山駅について、エレベーター付き跨線橋整備の検討とともに、本市と鉄道事業者の共同事業による橋上駅舎化の検討を行う必要が新たに生じたことから、両者で取組の方向性を確認の上、橋上駅舎化の基本設計を実施しました。 ●向ヶ丘遊園駅連絡通路等整備について、小田急電鉄と工事に関する基本協定を締結し、整備に着手しました。 ●溝口駅南口広場整備について、交渉・催告を繰り返し行ない、残る1件の建物撤去が完了し、事業に必要な用地を全て確保しました。また、広場、駐輪場の詳細設計を実施しました。 ●民営バス事業者が拠点駅のバス停留所に、バスロケーションシステムを11基を導入する費用について補助しました。 |
|||
|---|---|---|---|---|
| 残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 | ●高齢社会の進展や環境負荷の軽減の観点から、本市の公共交通機関の利用向上を図るため、交通環境の改善が重要となっています。 ●津田山駅については、橋上駅舎化の共同事業の詳細について、鉄道事業者と協議調整を行う必要があります。また、その他の3駅についても、両駅の後に駅へのアクセス向上に向けた取組を推進する必要があります。 |
|||
| 評価結果及びその評価区分とした理由 | 2011 | 2012 | 2013 | ●公共交通機関網の利用向上に向け、鉄道輸送力増強促進、駅周辺の回遊性及び利便性の向上、駅へのアクセス性向上などの取組を推進しました。 |
| AⅡ | ||||
A 施策が順調に推進したもの（新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有） B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの
| 2012(H24)年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 | ●鉄道事業者による輸送力増強への取組の促進については、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じた要望活動を行います。 ●川崎駅北口自由通路等整備事業について、詳細設計の取りまとめを行い、JR東日本と「施行協定」を締結し、整備に着手します。 ●稲田堤駅については、橋上駅舎化の概略設計を行います。また、津田山駅については、橋上駅舎化の共同事業の詳細について、鉄道事業者と協議調整を行い、スケジュールを見直すとともに、合意を目指します。合意を得られた後、概略設計を行います。 ●向ヶ丘遊園駅連絡通路等整備について、小田急電鉄との協議・調整による工事監理を行い、事業の推進を図ります。 ●溝口駅南口広場整備について、広場内支障物の移設後、駐輪場整備の着手を行います。また、バス事業者と調整を図り、交通管理者協議を完了させます。 ●公共交通移動円滑化の促進については、拠点駅のバス停留所を中心に民間バス事業者のバスロケーションシステム導入補助を行います。 |
|---|
| 参考指標名① | 参考指標名② | 参考指標名③ | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 民営バス事業者におけるバスロケーションシステムの導入基数 | 川崎駅、稲田堤駅、津田山駅の整備に向けた進捗状況 | ||||||||||
| 指標の説明① | 指標の説明② | 指標の説明③ | |||||||||
| 民営バス事業者が拠点駅のバス停留所に設置するバスロケーションシステムの導入基数 | 当該施策の成果等は整備完了後に発現するため、指標での表記は現段階では難しいと考えます。なお、現在、調査・設計の段階で、基礎調査、基本設計、概略設計、詳細設計の順に進めますが進捗状況は成果のとおりです。 | ||||||||||
| 指標の方向性① | 指標の方向性② | 指標の方向性③ | |||||||||
| 大きいほどよい | |||||||||||
| 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
| 2011 | 11 | 11 | 基 | 2011 | 2011 | ||||||
| 2012 | 2 | 2012 | 2012 | ||||||||
| 2013 | 2 | 2013 | 2013 | ||||||||
| 年度 | 2011(H23)年度 | 2012(H24)年度 | 2013(H25)年度 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
| 事業費合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 事務事業名 | 達成状況 | 事務事業名 | 達成状況 |
|---|---|---|---|
| 民鉄複々線化等鉄道輸送力の向上促進 | 3 | JR川崎駅北口自由通路等整備事業 | 3 |
| 南武線駅アクセス向上等整備事業 | 3 | 向ヶ丘遊園駅連絡通路等整備事業 | 3 |
| 溝口駅南口広場整備事業 | 3 | 公共交通の移動円滑化の促進 | 3 |