施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2011年度


<基本情報>

施策課題 71201000 地域コミュニティ施策の推進 作成課 市民・こども局市民生活部市民協働推進課
基本政策 参加と協働による市民自治のまちづくり 政策の
基本方向
自治と協働のしくみをつくる 基本施策 協働のまちづくりの推進
関係課 市民・こども局市民生活部市民協働推進課、各区役所地域振興課、総合企画局自治政策部区行政改革担当 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地縁意識の希薄化などから、町内会・自治会の加入率低下が課題となっています。
●地縁型組織及び市民活動団体等の活動充実を図り、これらの組織が連携し地域の様々な課題に対応できるよう支援していく必要があります。
●住民自治活動の拠点である町内会・自治会会館の安全・安心の確保が地域活動の活性化に必要です。
●地域の商店街や企業など、多様な主体が地域課題の解決に向けて自ら取り組んでいくことが必要です。
施策の概要 ●町内会・自治会の加入率向上をはじめとする地域コミュニティの中心である町内会・自治会が持つ課題への対応策を実施し、町内会・自治会活動の活性化を促進します。
●町内会・自治会等の地縁型組織と市民活動団体との連携による事業を実施・検証し、地域コミュニティ活性化推進策を検討します、
●住民自治活動の拠点である町内会・自治会会館の安全・安心を確保するために、町内会・自治会会館の耐震化を推進します。
●地域の個性を活かしたコミュニティ活動を促進します。
●商店街と連携した地域のまちづくりを検討します。
施策の目標 ●川崎市全町内会連合会及び川崎市市民自治財団と連携した取組により、町内会・自治会活動の活性化を促します。
●地縁型組織と市民活動団体との連携による事業を実施・検証し、地域コミュニティ活性化推進策を検討します。
●住民自治活動の拠点である町内会・自治会会館の耐震化を推進します。
●地域資源の活用や多様な主体が地域活動に参加する機会の提供により地域コミュニティ活動の活性化を促します。
●商店街と連携した地域コミュニティの活性化により、地域のまちづくりを推進します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●川崎市全町内会連合会の活動を支援し、研修会開催など町内会・自治会の主体的活動を促進しました。また、「町内会・自治会エリアマップ」の配布、町内会・自治会と連携した大型マンション建築主等との協議の実施、地域デビュー講座や住民交流イベントの開催などの、加入世帯数増加のための取組を推進しました。
●川崎市市民自治財団の活動・運営の支援については、理事会及び評議員会への出席、公益財団法人化に向けた情報提供などを行いました。
●地縁型組織と市民活動団体等の連携によるモデル事業3件の実施を支援するとともに、これを検証し、地域コミュニティ施策の推進を図りました。
●町内会・自治会会館の耐震診断を10棟実施し、耐震改修工事等を実施した会館8棟に助成金を交付しました。
●商店街の持つ地域コミュニティの核としての機能に着目し、料理教室や物産展などの地域交流イベントを開催しました。
●公園等の地域資源を活用した講演会やイベントの開催、地域課題(放置自転車対策)への有償ボランティアの活用(9名)や、地域における人材育成方針の作成など、多様な主体による地域活動の活性化に取り組みました。
●区における商店街を活用した地域課題解決型事業の基礎調査及び検証を実施しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●町内会・自治会への加入率低下傾向への対応や地域活動を担う人材の確保・育成、町内会・自治会会館の耐震化促進など、引き続き地域コミュニティ活動の活性化に向けた取組が必要です。
●地縁型組織と市民活動団体等の連携を促進するにあたり、相互理解の不足や組織の性質的な違いなどが課題となっています。
●公園や商店街を地域資源として活用するとともに、多様な主体が地域活動に主体的にかかわるよう促すことが必要です。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 各種団体を支援し地域課題への対応を促すとともに、地縁型組織と市民活動団体等が連携するモデル事業や、商店街や公園などの地域資源を活用した事業により、地域コミュニティ活動の活性化を図りました。また、商店街と連携した地域まちづくりに向けた基礎調査を行いました。今後も引き続き、地縁型組織と市民活動団体の連携促進や加入率低下対策などを展開し課題解決に取り組む必要があるためです。
AⅡ    

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2012(H24)年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●加入率低下などの課題に取り組むとともに、川崎市全町内会連合会や財団法人川崎市自治財団への支援等を通じ、町内会・自治会活動の活性化や加入促進に取り組みます。
●地縁型組織と市民活動団体等との連携によるモデル事業を実施し、地域コミュニティ活動の活性化について効果を検証します。
●商店街との協働によるまちづくりを推進します。
●公園などの地域資源や商店街の持つ機能を活用した事業や、地域人材を活用した事業を実施し、地域コミュニティ活動の活性化を促進します。
●町内会・自治会会館の耐震化を推進し、地域における安全で安心な活動拠点の確保を目指します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
町内会・自治会団体数 町内会・自治会加入率  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
各区役所が把握している町内会・自治会の団体数合計です。 2010年度437,859、2011年度438,404と加入世帯数は増加していますが、転入世帯の多くが未加入であるため加入率が低下しています。新規転入世帯の加入をより促進し加入率低下を抑えます。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
現状維持 現状維持  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2011 646 646 団体 2011 66.0% 66.0%   2011      
2012 646     2012 66.0%     2012      
2013 646     2013 66.0%     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 233,546 222,566 221,377 0 0 210,485 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
地域コミュニティ推進事業 3 地域振興事業 3
町内会・自治会会館耐震化事業 3 地域コミュニティ活性化推進事業(川崎区) 3
地域コミュニティ活性化推進事業(幸区) 3 地域コミュニティ活性化推進事業(中原区) 3
地域コミュニティ活性化推進事業(高津区) 3 地域コミュニティ活性化推進事業(宮前区) 3
地域コミュニティ活性化推進事業(多摩区) 3 地域コミュニティ活性化推進事業(麻生区) 3
川崎市市民自治財団補助・運営事業 3 商店街と連携した地域のまちづくり推進 3
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