施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2011年度


<基本情報>

施策課題 73104000 安全で効率的な情報化の確保 作成課 総務局情報管理部システム企画課
基本政策 参加と協働による市民自治のまちづくり 政策の
基本方向
市民満足度の高い行政サービスを提供する 基本施策 市民本位の情報環境の整備
関係課 総務局情報管理部行政情報課 重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●現在のシステムのライフサイクルや今後見込まれる再構築、大規模改修計画を見据えて、システムごとに再構築等の実施時期や方法などについて、調整する必要があります。
●「ICT 部門の業務継続計画」を策定し、対策について検討を進めていく必要があります。
●計画的に外部監査、内部点検及び研修等の情報セキュリティ対策を実施してきましたが、公文書・歴史的公文書をはじめ、さまざまな重要な情報資産をより適正に管理・保管するために、情報セキュリティ対策が必要です。
施策の概要 ●CIO (情報統括監理者)体制のもと、企画・開発・運用開始時における経費の適正化や技術的妥当性についてシステム評価を実施します。あわせて、システム稼動後の事後評価についても取組を進めていきます。
●「情報システム全体最適化計画」の進捗管理を行い、システムの集中管理やシステム連携基盤等の活用の拡大など、システムの最適化を推進します。同時に、総務省が進めている「自治体クラウド」については、情報技術の推移などを見据えながら対応していきます。
●簡略的な現行の「ICT 部門の業務継続計画」を本格的な業務継続計画に改定し、実効性を高めます。
●市が管理すべき情報資産がどのような状況にあるかを把握し、自ら情報セキュリティ対策を行うしくみを構築し、推進することにより、情報セキュリティ対策の向上をめざします。
施策の目標 ●安全で安定した電子行政サービスを提供するために、情報システムの最適化を図ります。
●ICT部門の業務継続計画を策定し、実効性の高い対策を進めていきます。
●個々の情報資産に合った情報セキュリティ実施要領等を策定し、実効性の高い情報セキュリティ対策を講じます。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●情報システム全体最適化計画に基づく、CIO補佐業務として、年金システム開発、福祉システム再構築、市営住宅システム構築、ホームページリニューアル、住記システム改修の各事業の進捗管理を実施しました。システム評価として、年間約350件の導入計画に関する導入時評価及び昨年度試行したシステム事後評価の検証を実施しました。
●「川崎市情報システム全体最適化計画」の取組として、①国民年金事務システムのオープン化、②サーバ集中管理化の推進(3システム)、③システム連携基盤の活用推進、④市税端末の有効活用(約180台)、⑤クラウド化の推進(4システム)などを実施し、第2次アクションプラン(2011〜2013年度)の推進を図りました。
●全市版の業務継続計画と連携を図りながら、「ICT部門の業務継続計画(簡略版)」を第3版へ改訂しました。
●情報セキュリティ基準の改正、職員用及び情報システム利用責任者用実施マニュアルの作成並びに情報システムの点検マニュアルの作成を行い、体系的に整備しました。
●情報セキュリティ研修及び出前講座等並びに情報セキュリティ監査を通じて、情報セキュリティ対策の推進を図りました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●東日本大震災の経験を踏まえた「ICT部門の業務継続計画」を策定し、実施策について検討を進めていく必要があります。
●本格的なシステム導入後評価の実施に向けて、引き続き評価項目や実施手法の検討を進めていく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●「川崎市情報システム全体最適化計画」第2次アクションプランの当該年度に掲げられた施策については順調に課題解決が図られた一方、「ICT部門の業務継続計画」の策定に関しては、東日本大震災の経験を踏まえた見直しが必要となっているため。
AⅡ    

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2012(H24)年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●引き続きCIO体制のもとシステム評価を実施し、システムの事後評価についても取組を進めていきます。
●「川崎市情報システム全体最適化計画」第2次アクションプランの進捗管理を行います。
●東日本大震災の経験を踏まえ、「ICT部門の業務継続計画」を総務省ガイドラインの第3部まで含めた形で改訂します。
●情報セキュリティ内部監査の本格実施に向けて、情報セキュリティ監査実施要綱の改正、情報セキュリティ内部監査体制及び監査手法の整備を行います。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
情報システムの信頼性、安全性、効率性の確保    
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
安全で効率的なシステム導入を実現するために年間約300件のシステム導入計画について、システム導入時評価実施率100%を目指します。    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
現状維持    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2011 100 100 % 2011       2011      
2012 100     2012       2012      
2013 100     2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 57,471 52,479 60,558 0 0 69,572 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
情報統括監理推進事業 3 情報セキュリティ対策事業 3
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