施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 14401000 自転車等の放置防止対策の推進 作成課 建設緑政局自転車対策室
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
快適な地域交通環境をつくる 基本施策 総合的自転車対策の推進
関係課 区役所道路公園センター 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●自転車は環境にやさしく身近な交通手段として多くの人に利用されている一方、駅周辺等における放置自転車は歩行者や緊急活動等の障害となっています。
●放置自転車問題は、駅や地形の条件によって異なることから、地域の特性に応じた施策展開や市民・事業者との連携による取組など地域と協働した対策が必要となっています。
●放置自転車対策には、駐輪場の新設・増設と共に、既存駐輪場の利用促進などの取組が必要となっています。
施策の概要 ●放置自転車問題を地域の問題として捉え、地域性を反映しながら地域と協働で戦略的に推進します。
●駅周辺の駐輪場の整備と併せ、自転車等放置禁止区域の拡大を進めます。
●川崎駅東口周辺においては、「川崎駅東口周辺地区総合自転車対策実施計画」に基づき、安全で快適な歩行空間の確保と自転車の通行環境の構築や適正な自転車利用の誘導、公有地等を活用した効率的かつ効果的な駐輪場の整備など総合的な取組を推進します。
施策の目標 ●計画期間当初に148箇所であった市営駐輪場を、計画期間中に150箇所とし、駐輪場利用の向上を図ります。
●計画期間当初に43駅であった放置禁止区域について、地域と協働して計画期間中に46駅とし、放置防止を図ります。
●川崎駅東口周辺においては、「川崎駅東口周辺地区総合自転車対策実施計画」に基づき、安全で快適な歩行空間の確保と自転車の通行環境の構築、適正な自転車利用の誘導、駐輪場整備など総合的な対策を図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●駐輪場整備については、2012年4月から機械式駐輪場である川崎駅東口周辺第8駐輪場(1,250台)を供用開始しました。また、9月の武蔵小杉駅周辺第5駐輪場の一部供用(約1,300台)、2013年1月の鷺沼駅周辺第5駐輪場の新設(145台)、2月の新川崎駅周辺第6駐輪場の一部供用(約1,200台)に併せて、周辺駐輪場の再編を行いました。
●放置禁止区域については、平間駅及び宿河原駅での指定に向け、区役所や地元等との調整を実施しました。
●川崎駅東口周辺については、「川崎駅東口周辺総合自転車対策実施計画」に基づき、市役所通りにおける通行環境整備や時間利用駐輪場の一部整備を実施しました。また、整理誘導員を増員し、駐輪場への誘導を強化したほか、駅前広場周辺エリアにおける自転車の押し歩きキャンペーンを4回(昨年度1回)実施しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●自転車利用台数に対し、駐輪場収容台数が足りない駅においては、今後も駐輪場整備が必要となっています。
●放置禁止区域の指定には、当該駅周辺の自転車利用者の概ね70%以上の駐輪場収容台数の整備が必要となるため、未指定駅周辺における新たな駐輪場の確保が必要となっています。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●駐輪場整備については、1千台を超える大規模な駐輪場などの供用を開始し、施策が進捗しているため。
●川崎駅東口では、川崎駅東口総合自転車対策実施計画に基づき、駐輪場の整備などハード面の対策や、整理誘導員による駐輪場への誘導などソフト面での対策を実施し、施策が進捗しているため。
B B  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●歩行者等の安全性及び利用者の利便性向上を図るため、駐輪場の整備や放置禁止区域の拡大を図り、放置自転車の削減に努めます。
●川崎駅東口においては、川崎駅東口総合自転車対策基本計画に基づき、駐輪場の整備や、市役所通りの安全で快適な歩行空間の確保と自転車の通行環境の構築に向けた整備に取り組んでいきます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
駐輪場等の設置数 自転車等放置禁止区域が指定されている駅  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
市内各駅周辺の市営駐輪場の整備数 放置自転車等を即時撤去できる区域に指定されたいる駅の数。順次、各駅周辺を自転車等放置禁止区域に指定していきます。指定には当該駅周辺の自転車利用者の概ね70%以上の駐輪場収容台数の整備が必要となります。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010 - 147 箇所 2010 - 43 2010      
2011 148 148 箇所 2011 46 44 2011      
2012 148 140 箇所 2012 46 44 2012      
2013 150     2013 46     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 2,799,013 2,860,393 2,278,863 2,078,135 1,181,553 2,393,525 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
放置自転車対策事業 3 自転車通行環境整備事業 3

<用語説明>

 
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