施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 34101000 シニア世代が地域社会で能力を発揮するための支援 作成課 総合企画局自治政策部
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
地域人材の多様な能力を活かす 基本施策 シニア世代の豊かな経験を活かすしくみづくり
関係課 健康福祉局高齢者在宅サービス課、経済労働局労働雇用部、教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●いわゆる団塊の世代が65歳に達する2012年ごろから本格的に地域中心の生活へ移行することから、地域社会の変化を捉え、シニア世代がこれまで培った豊富な経験・知識・能力を発揮し、地域活動の担い手として活躍するための支援に取り組んでいく必要があります。
施策の概要 ●シニア世代が有する経験・知識・能力を地域の中で発揮しながら、地域活動の担い手として活躍することができるよう、シニアが活躍する場の創出及び情報発信・相談・人材育成機能の充実を図ります。
●シニアの社会参加を促進する人材の育成を目的とした講座等の実施や就業機会の確保等により社会参加の場を提供します。
●優れた技術、経験等を持つ企業等退職者と市内企業等とのマッチングを行い、地域人材を育成・活用します。
施策の目標 ●シニア世代の豊富な経験、知識、能力を地域社会の中で発揮し、地域活動の担い手となるような支援を進めます。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●関係部署と連絡会議等による情報共有を図るとともに、NPO法人及び事業者との協働事業によるシニア向けサイトの運営及びサイトのリニューアルを行いました。シニア向け情報誌を発行し(8,000部)、公共施設に加えシニア向けイベントや団体への配布を積極的に行い、シニアが地域に一歩踏み出す後押しとなる情報を発信しました。
●NPO法人との協働事業により、シニアライフを考える講演会(1回:163人)、傾聴講座(8回1コース:22人)、パソコン教室(12回3コース:54人)を実施するとともに、高齢者向け情報誌を年4回発行し、高齢者の社会参加につながる取組を行いました。
●シニアの就業機会を提供するシルバー人材センターの受注件数が7,863件となり、対前年比287件増となりました。 ●企業等退職者人材活用支援事業は、5月に達人倶楽部登録団体の情報交換会を実施したほか、コミュニティビジネスセミナーを2回実施し、会員の新規入会につなげました。
●老人クラブ育成事業では、老人クラブが行う社会活動等への支援を行いました。
●シニアをはじめ市民の学習や活動の拠点として利用できるよう特別教室等の学校施設開放を推進しました。
●各市民館等で「シニアの社会参加支援事業」を実施し、地域への関心喚起や地域での仲間づくりを促進し、修了者同士によるグループの立ち上げや地域活動への参加を支援しました。
●生涯学習財団において、シニア人材を対象とした小学校における授業支援のボランティア養成講座及び小学校への派遣を実施し、学校支援の活動におけるシニア世代の活躍の場づくりを行いました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●シニア人材のマッチング件数は、人材に対する中小企業のニーズが登録者の技能の範囲外のものが多かったため、減少しました。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●シニアが豊富な経験、知識、能力を発揮し、地域活動の担い手として活躍するために、シニア向け講演会や講座の開催、またシルバー人材センターへの支援などを通じて、シニアのいきがい・健康づくり、社会参加等の一層の促進を図るとともに、ホームページやパンフレットなどを活用した情報提供を行うなど、支援を行いました。
AⅠ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●いきいきシニアライフ促進事業では、関係所管課とも連携し、シニア世代を取り巻く社会環境や実態等を把握し、施策へ活用する手法について検討を行うほか、協働で運営しているホームページの運営手法について今後の方向性を確認します。
●生涯現役対策事業では、シニア向け講演会や講座の開催等を通じて、高齢者のいきがい・健康づくり、社会参加等を促進します。
●高齢者就労支援事業では、シルバー人材センターの効率的・安定的な運営への支援を通して、仕事を通じた高齢者のいきがいづくりを促進します。
●引き続き様々な機会を活用して達人倶楽部の活動をPRし、新規会員の確保に努め、登録団体の自立を支援していきます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
シルバー人材センター受注件数 シニア人材の市内中小企業等へのマッチング  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
より多くの高齢者の就業機会が確保できれば、就労を通したいきがいづくりにつながるため、シルバー人材センターの受注件数を指標として設定します。 技術・経験を持つシニアの登録者と市内中小企業等とのマッチングを行うことが、シニア人材の地域で活躍する場の提供につながることから設定します。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010   7 2010      
2011 7,600 7,576 2011 10 11 2011      
2012 8,000 7,863 2012 10 6 2012      
2013 8,400     2013 10     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 10,427 8,678 10,271 10,111 9,369 10,090 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
いきいきシニアライフ促進事業 3 生涯現役対策事業 3
高齢者就労支援事業 3 企業等退職者人材活用支援事業 3
社会教育振興事業 3 老人クラブ育成事業 3
学校施設の有効活用事業 3 生涯学習財団補助事業 3

<用語説明>

 
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