施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 41107000 環境に配慮した交通手段の利用促進 作成課 環境局環境対策部交通環境対策課
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の
基本方向
環境に配慮し循環型のしくみをつくる 基本施策 地球温暖化防止対策の推進
関係課 交通局自動車部運輸課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●自動車からの温室効果ガスの排出量削減に向け、低公害・低燃費車やエコドライブの取組の普及促進が求められています。
●自家用車の使用を控え、公共交通機関への利用転換を促進するため、ノンステップバスの導入など、市バスの輸送サービスの向上を図る必要があります。
●低公害のバスの導入やバス車両の燃費性能の改善が課題となっています。
施策の概要 ●天然ガス自動車・ハイブリッド車をはじめとする九都県市指定低公害車の普及を図るとともに、環境ロードプライシングの拡充方策の検討等を進めます。
●エコ運搬制度の運用等によるエコドライブの促進を図るとともに、交通環境配慮行動メニューの改定及び普及拡大を図ることにより、燃料使用量の削減による二酸化炭素排出量の削減を促進します。
●地球温暖化対策への取組に貢献するため、市バスに「環境にやさしい」低公害バスを導入します。
施策の目標 ●自動車からの温室効果ガスの排出削減に向けて、低公害車の普及促進に取り組みます。
●エコドライブの普及啓発や、交通環境配慮行動メニューに基づく啓発などの交通環境対策を進めます。
●誰でもが楽に乗り降りできる「人にやさしいバス」と地球環境に配慮した「環境にやさしいバス」車両(ノンステップバスの最新排出ガス規制適合車・CNGバス*)を計画的に導入します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●低公害車の普及促進については、電気自動車の導入助成を54件及び倍速充電スタンドの導入助成を3件実施、エコドライブの普及促進については、エコドライブ講習会11回を開催し、223名の参加がありました。また、路上の横断幕やCC等々力エコ暮らしフェアでのEV乗車体験などにより普及啓発を行うとともに、環境ロードプライシングについても、県・国や関係機関と高速湾岸線の効果的活用を検討し、更なる拡充を関係部局、関係機関に働きかけました。
●エコ運搬制度については、対象となる事業者123社への指導に加え、関係する業界団体あて周知及びエコ運搬フォーラム開催により普及啓発を図るとともに、庁内エコ運搬制度についても、必要に応じて関係機関や事業者等への指導を行い周知を図りました。
●市バスの車両更新においては、人にやさしい、環境にやさしい、ノンステップバスや低公害車の導入を進めました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●自動車からの温室効果ガスの排出量削減に向け、今後も低公害車の普及促進に向け電気自動車の導入に対する助成制度の実施、エコドライブの普及推進などの交通環境対策の推進を図る必要があります。
●臨海部再生や羽田空港の国際化に伴い交通量の集中により、大気環境への負荷が増加することから、更なる温室効果ガスの排出削減に向けた取組が必要です。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●自動車からの温室効果ガスの排出量削減に向け、低公害車の普及促進、エコドライブの推進、エコ運搬制度の運用などの施策を着実に実施していますが、地球温暖化対策として、更なる温室効果ガスの排出量削減が必要であるため。
AⅡ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●エコドライブ講習会の開催などを通してエコドライブの普及推進を図るとともに、かわさき自動車環境対策推進協議会により、交通環境対策の推進を図ります。
●低公害車の普及促進に向け電気自動車の導入助成の効果的な運用を図ります。
●エコ運搬制度の普及促進を図りつつ、過去の実績を踏まえた手引きの改定など更なる周知徹底に向けた取組を推進します。
●環境ロードプライシングの拡充に向け、関係機関などと連携しながら効果的活用法を検討するとともに、引き続き働きかけを行います。
●臨海部の交通量の増加による大気環境への負担増加に対する対応として、国や県の大気汚染物質削減の施策とも連携を取りつつ、今後の対応を検討していきます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
9都県市で指定した低公害車の市内導入率 エコドライブ宣言の登録事業者数  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
●汚染物質排出量の少ない、低公害車の市内導入率を指標としています。
●計画値の設定は、低公害車の定義が度々変更されることから困難です。
●データ確定が例年12月頃のため、2012年度の実績値は空欄とします。
●汚染物質排出量の削減を推進するため、エコドライブの実施を宣言し、登録した事業者の数の累計を指標としています。
●宣言する事業者はより多いほどよく、一定の計画値の設定は馴染みません。
 
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   61.7 % 2010   1,343 事業者 2010      
2011   59.3 % 2011   1,723 事業者 2011      
2012       2012   1,866 事業者 2012      
2013       2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 0 0 0 0 0 0 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
低公害車普及促進事業 3 交通需要管理推進事業 3
バリアフリーや環境に配慮した市バス車両の整備 3    

<用語説明>

CNGバス:CNGとはCompressed Natural Gasの略で圧縮天然ガスのことです。CNGバスとは圧縮天然ガスを燃料としたバスのことを言います。
>>前のページへ戻る