施策課題 | 55201000 | 新川崎・鹿島田駅周辺地区の整備 | 作成課 | まちづくり局市街地開発部市街地整備推進課 | |||||
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基本政策 | 活力にあふれ躍動するまちづくり | 政策の 基本方向 |
都市の拠点機能を整備する | 基本施策 | 個性ある利便性の高い地域生活拠点の整備 | ||||
関係課 | 経済労働局産業振興部創造のもり担当 経済労働局産業振興部工業振興課 建設緑政局道路河川整備部道路整備課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●新川崎駅周辺地区においては、都市型住宅、業務、研究開発等の都市機能の集積が概ね図られ、道路、公園等の整備が完了しましたが、引き続き、地区計画に基づく民間開発の適切な誘導と共に、跨線歩道橋、交通広場*等の整備を進め、安全で活力あるまちづくりを推進する必要があります。また、新川崎・創造のもり地区においては、引き続き、先端科学技術・新産業創出に向けて、ものづくり・研究開発機能の強化を図る必要があります。 ●鹿島田駅周辺地区においては、地域生活拠点として、都市型住宅、商業など都市機能の集積とともに、道路等の都市基盤整備を図り、安全性・利便性の向上に向けたまちづくりを進める必要があります。 |
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施策の概要 | ●新川崎地区においては、道路や公園の整備は完了していることから、跨線歩道橋、交通広場*等の都市基盤整備を推進するとともに、民間開発の適切な誘導・整備を促進し、良好な市街地形成を推進します。また、新川崎・創造のもり地区においては、ナノ・マイクロ産学官共同研究施設を整備し、市内企業のものづくり技術の高度化や産業イノベーションの創出に向けた取組を推進します。 ●鹿島田駅周辺地区においては、西部地区の市街地再開発事業により、都市型住宅や商業施設の整備とあわせ、都市計画道路や交通広場*等の公共施設の整備を進め、安全で魅力あふれる利便性の高い地域生活拠点の形成を推進します。 |
施策の目標 | ●新川崎地区では、東日本大震災の影響等により事業計画を見直し、鹿島田跨線歩道橋は2013年度上半期、交通広場*は2014年度上半期の完成を目指します。また、創造のもり第3期地区では、ナノ・マイクロ産学官共同研究施設を拠点とし、市内ものづくり企業の基盤技術高度化や産業イノベーションの創出に向けた取組を推進します。 ●鹿島田駅周辺地区では、安全で魅力ある拠点形成を推進し、西部地区の市街地再開発事業について2014年度末の工事完成を目指します。 |
解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●新川崎地区においては、鹿島田跨線歩道橋工事は、基礎及び橋脚工事、桁工事、桁上部における床面や屋根等の仕上げ工事、階段工事、エレベーター工事の5工事で構成されますが、それらの工事のうち、基礎及び橋脚工事、桁工事の2工事が完了しました。 ●創造のもり第3期地区においては、かわさき新産業創造センターの新館として、ナノ・マイクロ産学官共同研究施設「NANOBIC」研究棟を4月、クリーンルーム棟を9月に運営開始しました。また、本市とナノ・マイクロ技術を核とした市内産業の振興に向けて連携を進めている4大学(慶大・早大・東工大・東大)コンソーシアムと協力し、ナノ・マイクロ技術に関する体系的な講習を5回開催しました。新川崎A地区においては、先端的な研究開発拠点の形成を進めるため、進出希望企業の募集を行い、新たに1社が進出し、全10区画に対して8社の企業進出が決定しました。 ●江ヶ崎跨線橋架替事業については、事業主体である横浜市と連携し、2013年3月に開通しました。 ●鹿島田駅西部地区においては、除却解体工事が完了し、都市型住宅・商業施設の建築工事に着手しました。 |
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残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 | ●2013年度に、鹿島田跨線歩道橋、同階段、同エレベーター等の複数工事が同一箇所で輻輳し、各々の工事が干渉しあうことが想定されるため、事業工程を検証し、各工事が支障なく施工できるよう調整する必要があります。 ●鹿島田駅西部地区については、公共施設の工事推進に関して、関係機関や周辺住民と調整を行う必要があります。 |
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評価結果及びその評価区分とした理由 | 2011 | 2012 | 2013 | ●新川崎地区においては、鹿島田跨線歩道橋工事のうち、基礎及び橋脚工事、桁工事が完了するなど、一定の成果をあげましたが、次年度の複数工事が輻輳し、多くの調整が必要となることを踏まえ評価しました。 ●鹿島田駅西部地区については、関係権利者や関係部署との協議調整を行い、都市型住宅・商業施設の建築工事に着手し、施策の一定の推進を図ったことから評価しました。 |
B | AⅡ |
A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの
2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 | ●新川崎地区においては、同一箇所で輻輳する複数工事各々が支障なく施工できるよう、関係機関・関係部署と協議、調整、連携し、効果的・効率的に事業を推進します。 ●「新川崎・創造のもり地区」においてナノ・マイクロ産学官共同研究施設「NANOBIC」を含め、かわさき新産業創造センターの安定的な運営を行うとともに、4大学コンソーシアムと連携し、ナノ・マイクロ技術を核とした市内企業への技術指導の充実等を図ります。 ●鹿島田駅西部地区については、引き続き都市型住宅・商業施設の円滑な工事を推進するとともに、公共施設の整備に向け、関係機関と協議調整し工事を推進します。 |
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参考指標名① | 参考指標名② | 参考指標名③ | |||||||||
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JR横須賀線新川崎駅及びJR南武線鹿島田駅の一日平均乗車人員 | かわさき新産業創造センター入居率 | ||||||||||
指標の説明① | 指標の説明② | 指標の説明③ | |||||||||
新たな地域生活拠点の形成や都市機能の集積の効果が反映されるのが、本地区の主たる利用駅の乗車人員であるため、指標とします。※旅客施設のため計画値の設定は困難です。 | かわさき新産業創造センター入居状況 | ||||||||||
指標の方向性① | 指標の方向性② | 指標の方向性③ | |||||||||
大きいほどよい | 大きいほどよい | ||||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2010 | - | 41,136 | 人 | 2010 | 95 | % | 2010 | ||||
2011 | - | 41,665 | 人 | 2011 | 85 | 93 | % | 2011 | |||
2012 | - | 42,134 | 人 | 2012 | 85 | 99 | % | 2012 | |||
2013 | 2013 | 85 | 2013 |
年度 | 2011(H23)年度 | 2012(H24)年度 | 2013(H25)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 2,799,181 | 2,491,602 | 3,032,834 | 2,141,220 | 1,157,876 | 1,549,873 | 0 | 0 |
事務事業名 | 達成状況 | 事務事業名 | 達成状況 |
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新川崎地区整備事業 | 3 | 新川崎・創造のもり第3期計画推進事業 | 3 |
鹿島田駅周辺地区整備事業 | 3 | 新川崎・創造のもり管理運営事業 | 3 |
新川崎A地区企業誘致推進事業 | 3 | 橋りょう整備事業 | 3 |
交通広場:駅を核とした交通結節機能を強化するために、路線バスやタクシー等の停留所を備え、地域の玄関として美観施設を備えた広場型の道路である。新川崎地区の交通広場は、駅から鉄道を跨ぎ西側に整備し、鹿島田地区の交通広場は、鹿島田駅南西側に整備するものである。 |