施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 61301000 ホームタウンスポーツによる魅力あるまちづくり 作成課 市民・こども局市民スポーツ室
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
川崎の魅力を育て発信する 基本施策 ホームタウンスポーツの振興
関係課   重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地域のスポーツ資源が持つ社会的な効果を活かし、川崎の魅力を大きく育てるとともに、市民が愛着と誇りを共有できるまちづくりを促進するための取組が必要となっています。
●川崎唯一のプロチーム、サッカーJ1の市民クラブ「川崎フロンターレ」と連携し、本市におけるホームタウンスポーツのシンボルとして「川崎フロンターレ」への支援と応援を通じて、川崎のイメージアップに取り組むことが必要です。
●各種スポーツ競技において、選手・指導者の育成を図るとともに、競技力の向上を図ることが求められています。
施策の概要 ●ホームタウンスポーツ推進パートナー(以下「パートナー」といいます。)と協働し、スポーツの振興などを通じて、川崎の魅力づくりに取り組みます。
●「川崎フロンターレ」と連携して、活力あるまちづくりとスポーツ振興を推進します。
●アメリカンフットボールの「東日本の拠点」として施策をすすめ、市民がより身近にトップレベルのプレーに触れ、全国からファンが本市へ観戦にくることによる、地域商業の活性化など本市が「スポーツのまち・かわさき」として推進されるよう取り組みます。
●「川崎フロンターレ」への市民の応援体制の充実を図るとともに、「川崎フロンターレ」の活躍によって全国に「川崎」の魅力を発信することで、「川崎」のイメージアップや都市ブランドの向上を図ります。
●各種スポーツ指導者の派遣ニーズに応えながら、指導者の育成を進め、スポーツ環境の充実を図るとともに、競技力の向上を図り、市民のスポーツへの関心を高めていきます。
施策の目標 ●パートナーと連携し、地域との交流を増やし、市民の川崎への愛着や誇り、連帯感を育みます。
●アメリカンフットボールの魅力を、川崎の活力につなげていきます。
●「川崎フロンターレ」を「身近な市民クラブ」として認知をしてもらい、支援の拡大を図ります。
●スポーツ選手や指導者の育成を図り、競技力の向上を図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●パートナー等による「ふれあいスポーツ教室」を小学校43校にて実施、また、交流イベントとして川崎フロンターレと共催で「多摩川エコラシコ」を開催し多摩川清掃を行いながら参加者410名との交流を図るなど、地域に密着した活動を進めました。
●パートナーのホームゲームへの市民招待を実施し、男女バスケットボール、バレーボールで各50組100名を、サッカーで1,000組2,000名を招待し、ホームタウンスポーツの普及を図りました。
●パートナー制度の課題を整理し、親しみやすい名称(かわさきスポーツパートナー)への変更や対象要件の明確化など要綱の改正に向けた手続き等を行いました。
●アメリカンフットボールの競技団体と連携しての市内全区の地域イベントへの参加、仮設スタンドの川崎球場では開催できない試合をワールドカップ以来5年ぶりに等々力陸上競技場で開催するなどアメリカンフットボールの魅力の発信・普及啓発を行い、アメリカンフットボールを活用した地域の活性化への取組を進めました。
●小学校におけるフラッグフットボール*の取組校が113校中100校となりました。また、市内小中学校交流大会も開催するなどフラッグフットボールの普及・推進を図りました。
●試合への市民招待や区民祭などへの参加などを通じ、川崎フロンターレ会員数を安定的に確保し、身近な市民クラブとしての認知度を高め、川崎フロンターレによる川崎の魅力発信を行いました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等  
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●パートナーやアメリカンフットボール競技関係団体等と連携を図り、それぞれが地域と密接に交流を図ることで、地域活性化や市民の本市への愛着や誇りを育むことができました。また、パートナー等とのイベントを通じ、スポーツの推進及び川崎の魅力の発信ができました。
AⅠ AⅠ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●パートナーなど地域におけるスポーツ資源が持つ社会的な効果を活かし、スポーツの推進や市の魅力発信を行うとともに、川崎への愛着・連帯感を高めるためのまちづくりを推進していきます。
●川崎球場のスタンド改修工事期間におけるアメリカンフットボールを活用したまちづくりについても、地域に密着した取組を引き続き行い、アメリカンフットボールの魅力を活用した地域の活性化を図っていきます。
●「川崎フロンターレ」への支援と応援を継続し、川崎フロンターレを通じた川崎の魅力発信、イメージアップを図ります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
「ふれあいスポーツ教室」等実施回数 川崎フロンターレ後援会会員数 フラッグフットボール取組学校及びクラブ数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
「ふれあいスポーツ教室」等小学校における実技指導の実施回数 川崎フロンターレ後援会の会員数 フラッグフットボールに取り組んでいる学校及びクラブ数
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010       2010      
2011 135 159 2011 23,370 24,588 2011 80 100 団体
2012 140 153 2012 24,538 23,778 2012 90 100 団体
2013 145     2013 25,764     2013 100    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 93,219 88,802 90,112 92,238 88,763 89,035 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
ホームタウンスポーツ推進事業 3 Jリーグクラブ支援事業 3
競技力の向上 3 アメリカンフットボールを活用したまちづくり推進事業 3
多摩川を活用したスポーツ大会開催事業 3 川崎市スポーツ協会補助金 3
市民スポーツ活動の推進事業 3 総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業 3

<用語説明>

●フラッグフットボール:「フラッグフットボール」はアメリカンフットボールを基に考案された新しい競技で、タックルなどの接触プレーが禁止されるなど、子どもから高齢者まで幅広い層が安全に楽しめるスポーツです。小学校の学習指導要領にも明記されており本市では小学校を中心に体育の授業に取り入れるなど普及に力を入れています。
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