施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 61402000 映像によるまちづくりの推進 作成課 市民・こども局市民文化室
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
川崎の魅力を育て発信する 基本施策 地域資源を活かした魅力づくり
関係課 経済労働局産業政策部企画課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市内の映像資源により様々な映像関連活動が行われている中、相互連携を図り、いかにつながりを持たせて、まちづくりの大きな推進力とするかが課題となっています。
●「川崎」が持つ多彩な魅力を、テレビ、映画などの映像作品を通じて市内外に向け積極的に発信することにより、「川崎」のイメージアップや都市ブランドの向上を図り、市民が愛着と誇りを共有できるまちづくりを推進することが求められています。
施策の概要 ●「映像のまち・かわさき」推進フォーラム*の活動への支援を行います。
●日本映画大学との連携による小学校や地域における映像制作活動への支援などを通じた人材育成に向けた取組を行います。
●NPO法人との連携による地域ボランティアの参加体制の確立に向けた取組を行います。
●毎日映画コンクール表彰式川崎開催の支援を行います。
●効果的な映像作品のロケ誘致と、ホームページ等によるロケ実績の情報発信を行います。
施策の目標 ●「映像のまち・かわさき」推進フォーラムを推進母体に、市内の企業や団体等の連携を図り、さまざまな映像関連の取組を活性化させることで、愛着と誇りをもてるまちづくりを推進します。
●日本映画大学と連携し、小学校や地域などにおける映像制作の支援などを通じて、映像を読み解く力を深めることにより人材を育成することを目指します。
●市民主体による映画祭の開催により、市民の文化芸術活動への参加や文化芸術に触れる機会を提供し、地域に根ざした文化活動を育て、発展させることを目指し、文化を活かした個性豊かな地域づくりを推進します。
●地域と連携したまちづくりにつなげるため、NPO法人等と連携し、地域ボランティアの参加体制を構築します。
●ロケ誘致活動では、本市の魅力発信につながるような作品の誘致を目指すとともに、ロケパネル展*やホームページを活用した情報発信を行っていくことで、戦略的に本市が持つ魅力をアピールします。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●「映像のまち・かわさき」推進フォーラムの活動に対し、関係機関との調整や情報提供などの積極的な支援を行い、小学校での映像制作活動など様々な事業を実施しました。
●小学校映像制作活動では、コミュニケーションの大切さを学ぶことや映像を読み解く力が深まることを期待して、小学校の取組を積極的に支援しました(実施校6校)。また、市民ボランティア等と連携し実施することで、さまざまな主体との連携が進みました。
●市民がつくる映画の祭りとして、「第18回KAWASAKIしんゆり映画祭」を10月に開催しました(来場者2,824名)。多くの市民ボランティアが運営にかかわり、市民の手づくりによる映画祭により個性豊かな地域づくりに貢献しました。
●毎日映画コンクール表彰式川崎開催の支援とともに、様々な関連イベントを実施しました。地域の企業や団体等との連携・協力関係が広がり、市内全シネコンでの受賞作品上映等、市内で数多くの関連イベントが開催されました。これらの取組を通して、地域の活性化や本市の魅力向上を図りました。
●市所管施設等で行われた年間のロケ実施件数は118件となりました。ホームページによる情報発信やロケパネル展の実施及び関係局区と連携を図ることで、市の施設を使った映像作品が放映(上映)され、本市の魅力を発信できました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●ロケ誘致については、本市の魅力発信につながる内容の映像作品を誘致していく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 推進フォーラムの活動を積極的に支援しながら、ロケ誘致の取組や毎日映画コンクール表彰式などを通じて「映像のまち・かわさき」の魅力を発信してきました。特に、毎日映画コンクール表彰式開催記念イベントでは、商店街等の様々な業者が自身の企画で、事業者本来の事業に結び付け、地域の活性化や一層の盛り上がりを図れました。ロケ誘致については、HPや情報紙の発行等を通じて川崎の魅力を効果的に発信し、「映像のまち・かわさき」を推進するために、本市の魅力発信につながる内容の映像作品を誘致することが求められているためです。
AⅡ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●「映像のまち・かわさき」推進フォーラムの支援を行い、引き続き様々な映像資源を活かした取組を行います。また、毎日映画コンクール表彰式を核に「表彰式会場」と「地域イベント会場」の回遊性による一体性を生み出し、地域消費活性化や地域の盛り上がりの創出・支援を行います。
●映像制作関係者と培ってきた信頼関係や、ホームページの活用などを通して、制作会社からの依頼を受けるのみでなく、積極的に情報発信をし、より話題性のある魅力的な映像作品のロケ誘致を図っていきます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
ロケ実施件数 小学校映像教育実施校数  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
市所管施設等で行われた年間のロケ実施件数です。 小学校映像教育を実施した学校数です。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
現状維持 現状維持  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010   10 2010      
2011 146 146 2011 7 7 2011      
2012 146 118 2012 7 6 2012      
2013 146     2013 7     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 47,742 53,485 39,205 41,124 44,705 38,784 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
映像のまち・かわさき推進事業 3 ロケ地川崎推進事業 3
コンテンツ産業振興事業 3 地域文化のまちづくり推進事業 3
アートセンター管理運営事業 3    

<用語説明>

「映像のまち・かわさき」推進フォーラム:市内にある豊富な映像資源によって営まれる様々な映像関連活動を中心として、参加する者のネットワークの形成や、映像を通じた教育の支援をするとともに、相互に連携し、川崎の魅力を効果的に発信することで、まちの魅力を高め、映像文化の振興、映像産業の発展に加え、次世代の映像文化を担う子どもたちの育成を目指している「映像のまち」の推進母体のこと。
ロケパネル展:市内で撮影が行われた映画やテレビドラマ等のロケ撮影風景の写真をパネルにして展示。今年度は、映像関連イベントと同時開催する等、北部と南部での展示を行いました。
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