施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2012年度


<基本情報>

施策課題 63103000 多摩川の利用環境の向上 作成課 建設緑政局緑政部多摩川施策推進課
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
多摩川などの水辺空間を活かす 基本施策 多摩川の魅力を活かす総合的な取組
関係課 市民こども局市民スポーツ室 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●多摩川をより多くの市民の方々に利用してもらえるように、緑地施設の整備をはじめ、駐車場の充実など、利用環境の改善に、市民や国、流域自治体と協働・協調のもと総合的に取り組んでいく必要があります。
●河川敷では、ごみの投棄やマナーの悪い利用実態もあることから、誰もが河川敷を気持ち良く利用できるような取組が必要です。
●多摩川は市街地に近接した貴重な自然空間ですが、より多くの市民が一層身近に感じられるよう、多摩川へのアクセスの向上を図るとともに、親しみを感じられる河川空間の創出を進めることが必要です。
施策の概要 ●多摩川プラン*を推進するため、多摩川プラン推進会議を開催し、施策の方向性や実施状況の確認を行います。
●等々力・丸子橋地区周辺エリアの再整備を進めるとともに、運動施設、簡易水洗トイレ等の整備や各施設の適切な維持管理を行います。
●新たに県から移管したサイクリングコースの施設について基礎調査を実施するとともに、路面標示等の安全対策や案内サインの設置等を行います。また、マラソンコースについては舗装の改良、補修を実施し、良好な維持管理に努めます。
●瀬田バーベキュー広場については、指定管理者を導入し管理運営の拡充を図るとともに、バーベキュー対策会議を開催し適正な管理運営を行ってまいります。
●国の行う治水事業にあわせ、スロープ等の整備や案内サイン等の設置を行い、多摩川へのアクセス改善を推進します。
●11月に川崎国際多摩川マラソンを、3月に多摩川リバーサイド駅伝in川崎を開催するとともに、8月に多摩川カヌー教室も開催します。
施策の目標 ●多摩川プランの充実と推進を図るため、各事業の推進と関係施策の進行管理を実施します。多摩川緑地の各施設については、施設整備を進めることで利用環境の向上を図るとともに、サイクリングコースやマラソンコースについては快適かつ安全に利用いただけるよう良好な環境整備を進めます。また、多摩川におけるバーベキュー環境の向上を図るとともに、多くの市民の方々に多摩川を訪れていただけるよう、多摩川へのアクセスの向上を図ります。なお、多摩川を活用した各種スポーツ等を開催し、親しみを感じられる河川空間の創出を目指します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●学識経験者や市民で構成される多摩川プラン推進会議を開催し、施策の方向性や実施状況の確認を行いました。
●等々力・丸子橋地区周辺エリア整備計画【改定版】を策定するとともに、運動施設、簡易水洗トイレなどの整備や多摩川緑地の適切な維持管理を行いました。
●新たに移管したサイクリングコースについては施設台帳を作成するとともに、路面標示、案内サインの設置等や適切な維持管理を実施しました。マラソンコースについては舗装の改良等、整備を行うとともに、草刈等の維持管理を実施しました。
●バーベキュー対策会議を開催し、瀬田バーベキュー広場に指定管理者を導入するなど管理運営の充実を図り、二子橋周辺におけるバーベキューの適正利用を促しました。
●国が実施する堤防整備との連携やサインの整備による多摩川へのアクセスの改善を図りました。
●多摩川へのアクセス改善として、スロープや階段の補修や案内サインの設置を実施しました。
●川崎国際多摩川マラソンや多摩川リバーサイド駅伝in川崎、多摩川カヌー教室を開催し、多摩川を活用したスポーツの振興を図りました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●各施策については更なる安全性や利用環境の向上に向けた取組を進めるとともに、新たな市民ニーズ等、社会環境の変化にも対応していく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●広場や運動施設、案内サイン等の整備が着実に進んでいることに加え、野球場や広場の維持管理を適切に行っています。また、川崎国際多摩川マラソン等については、定員を超える申し込みがありました。
AⅠ AⅡ  

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2013年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●多摩川緑地の施設整備を着実に進めるとともに、施設の適切な維持管理に継続して取り組みます。また、移管されたサイクリングコースについては、更なる安全性や利用環境の向上に向けた取組を進めます。さらに、川崎国際多摩川マラソンや多摩川リバーサイド駅伝in川崎、多摩川カヌー教室の開催を継続してまいります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
多摩川の苦情等の件数 バーベキュー広場の利用者数  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
●実績値は多摩川緑地についての年間の苦情等の件数です。2012年度はサイクリングコースが県から移管されたことから計画値、実績値が増加しております。適正な維持管理を推進することにより、苦情件数の低減を目指します。 ●実績値はバーベキュー広場についての年間の利用者数です。利用者数は天候や河川の状況により大きく変動する可能性があります。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
小さいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010 200 317 2010       2010      
2011 200 332 2011   115,688 2011      
2012 250 230 2012 130,000 150,320 2012      
2013 250     2013 130,000     2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 469,842 480,385 418,390 421,256 419,304 412,907 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
多摩川プラン推進事業 3 多摩川へのアクセス向上事業 3
多摩川緑地維持管理事業 3 多摩川を活用したスポーツ大会開催事業 3
多摩川スポーツ施設関連事業 3    

<用語説明>

多摩川プラン:多摩川を市民共有の財産として再評価し、より豊かな河川空間の創出を目指すための計画として2007年3月に策定したものです。
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