施策課題 | 12301000 | 消防署所等の適正配置と防災拠点としての整備 | 作成課 | 消防局総務部企画担当 | |||||
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基本政策 | 安全で快適に暮らすまちづくり | 政策の 基本方向 |
災害や危機に備える | 基本施策 | 消防力の強化 | ||||
関係課 | 消防局施設装備課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●火災等による被害の軽減と消防体制の市内平準化を図るため、消防車の現場到着までに時間を要する麻生区北西部地域(はるひ野・黒川地区)への現場到着時間を短縮する必要があります。 ●首都直下の地震等の切迫性が指摘されていることから、震災対策において被害を最小限に抑えるためには、消防機関としての災害発生直後の地域の防災拠点となる消防庁舎の整備が急務であり、消防力の強化に向けて老朽化した消防庁舎の早期改築・改修が求められています。 |
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施策の概要 | ●人口増加地域である麻生区北西部地域(はるひ野・黒川地区)に(仮称)栗木出張所を新設し、改築中の柿生出張所の代替として運用を開始します。なお、2014年度以降に柿生出張所の竣工をもって(仮称)栗木出張所の代替運用を解除し、市内消防体制の均一化を目指します。 ●消防力の整備指針の基準に基づいて消防署所の整備を推進し、消防車現場到着時間の短縮による災害対応の迅速性の向上を図ります。 ●災害時における地域防災拠点としての機能に支障が生じないように、2011年4月現在築40年を超える老朽化した消防庁舎(35署所中、4出張所)や老朽化及び救急隊の増隊で手狭となっている消防庁舎の改築を2016年末までの予定で計画的に推進します。 |
施策の目標 | ●麻生区北西部地域(はるひ野・黒川地区)に新設する(仮称)栗木出張所の運用開始及び改築中の柿生出張所の運用開始により、麻生区北西部地域の現場到着時間を短縮を目指し(基準:署所から4分30秒以内に到着できる範囲)、市内消防体制の均一化を図ります。 ●老朽化により車庫のシャッターが故障し、消防隊の出場体制に支障がでること等がないように、老朽化した消防庁舎について、改築整備を計画的に推進し、地域の防災拠点の整備と機能発揮を目指します。 |
解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●柿生出張所が2014年2月に改築工事を完了し、3月には栗木出張所の代替運用を解除しました。(2014年4月には、柿生出張所と、栗木出張所の運用開始で、2所体制となるため、麻生区北西部地域への現場到着時間の短縮(4分30秒以内の到着)が図れます。) ●築40年を超える消防庁舎については順次計画的に改築を2016年末までに整備できるよう推進していきます。 ●消防庁舎の延命化を図るため、高津消防署梶ヶ谷出張所の計画改修工事(屋上防水)を実施し、地域の防災拠点機能を確保しました。 |
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残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 | ●市域全体における消防隊の活動範囲等のバランスを考慮した効果的、効率的な消防署所の適正配置を行うための調査研究が必要となります。 ●引き続き消防署所の防災拠点としての充実強化を目指して、老朽化した消防庁舎の計画的な改築整備を推進する必要があります。 |
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評価結果及びその評価区分とした理由 | 2011 | 2012 | 2013 | ●柿生出張所(改築工事完了)及び栗木出張所(柿生出張所代替運用解除)の2所体制での運用開始されることと老朽化した消防庁舎の改築・整備が計画とおりに進捗している一方、継続的に消防体制の均一化及び老朽化対策を講じる必要性があるため。 |
AⅡ | AⅡ | AⅡ |
A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの
2014年度以降の方向性 | ●老朽化した消防庁舎(2014年4月現在築40年を超える3出張所と2014年度中に築40年を迎える2出張所)の計画的な改修及び改築に取り組むとともに、突発的に発生する緊急工事等に対応し、防災機能が損なうことのないよう消防庁舎の延命化を図ってまいります。 ●出張所の設置については、総合計画上においては完了となりますが、今後とも人口動態や都市構造、産業構造の変化を踏まえた効果的・効率的な適正配置を進めていく必要があります。 |
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参考指標名① | 参考指標名② | 参考指標名③ | |||||||||
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消防署所の充足率 | 消防庁舎の計画改修件数 | ||||||||||
指標の説明① | 指標の説明② | 指標の説明③ | |||||||||
消防力の整備指針(総務省消防庁が消防力の基準を示したもの)で定める消防署所の必要数に対する本市の充足率。 | 延命化可能な消防庁舎の改修計画件数及び救急隊増隊等に伴う改修計画件数。 | ||||||||||
指標の方向性① | 指標の方向性② | 指標の方向性③ | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2010 | 2010 | 2010 | |||||||||
2011 | 100 | 97.2 | % | 2011 | 1 | 100 | % | 2011 | |||
2012 | 100 | 94.6 | % | 2012 | 1 | 100 | % | 2012 | |||
2013 | 100 | 94.6 | % | 2013 | 1 | 100 | % | 2013 |
年度 | 2011(H23)年度 | 2012(H24)年度 | 2013(H25)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 1,032,430 | 1,059,217 | 723,200 | 785,223 | 753,548 | 693,265 | 726,332 | 725,330 |
事務事業名 | 第3期実行計画 期間の達成状況 |
事務事業名 | 第3期実行計画 期間の達成状況 |
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消防署所の適正配置 | Ⅲ | 消防署所の改築事業 | Ⅲ |
庁舎等整備事業 | Ⅲ |