施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 14203000 道路維持の計画的な推進 作成課 建設緑政局道路河川整備部道路施設課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
快適な地域交通環境をつくる 基本施策 地域の生活基盤となる道路整備
関係課 建設緑政局道路整備課
港湾局整備計画課、川崎港管理センター設備課
重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市民生活の中で日常的に利用される道路、橋梁、川崎港海底トンネル等については、日々の生活や、物流や経済活動を支える都市基盤であるため、常に良好な状態を維持するとともに、効率的な維持管理を進め、安全かつ円滑な交通を確保する必要があります。
●高度成長期に建設された橋梁などの道路施設やバリアフリ-化に伴うエスカレーター等の増加から、安全性や快適性の確保に向けて、施設の適切な維持・更新が必要です。
●東扇島と川崎市街地を結ぶ唯一の連絡道路である川崎港海底トンネルは、大規模災害時においても緊急物資・復旧資材の輸送路又は、緊急避難路としての機能確保が必要です。
施策の概要 ●公害訴訟対策として行った幹線道路の低騒音舗装の補修を行うとともに、幹線道路における騒音対策として低騒音舗装に取組み、騒音測定値を環境基準値である昼間70デシベル、夜間65デシベル未満とするよう沿道環境改善を図ります。
●道路冠水による道路交通障害に対する対策を実施します。
●橋梁について長寿命化修繕計画に基づき橋梁点検を着実に実施し予防保全型維持管理を進めます。また、道路整備プログラムに基づき、耐震補強工事を実施し、安全・安心な交通環境の整備を図ります。
●道路の舗装等の性能の向上や未舗装道路の整備を進め、円滑な交通環境の確保及び生活道路の環境向上を図ります。
●川崎港海底トンネルの老朽化対策として、トンネル本体、防災設備や換気所等の改修工事を実施するとともに、より充実した施設整備と適切な維持を図るため、トンネル本体の維持管理計画書に基づき、長寿命化の取組を推進します。
施策の目標 ●低騒音舗装補修として、一般国道132号、主要地方道鶴見溝ノ口及び一般国道409号を整備します。
●道路の舗装等の性能向上や未舗装道路の整備を進め、円滑な交通環境の確保等を図ります。
●道路冠水対策として、浮島町1号線、2号線及び扇町地内を整備します。
●橋梁の耐震工事について、2013年度末までに114橋実施します。
●川崎港海底トンネルを通行する車両等の安全性を確保するため、効率的な改修事業及び維持管理を実施することで施設の延命化を図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●経済的な工法を取り入れるなど工夫をしながら、舗装道補修や清掃など、適切な道路維持補修を行いました。
●低騒音舗装は、一般国道132号、主要地方道鶴見溝ノ口及び一般国道409号において実施しました。
(23,876m2)
●道路冠水対策は、浮島2号線の対策工事に着手しました。
●橋梁長寿命化事業については、修繕計画に基づき12橋の定期点検及び3橋の修繕工事を実施しました。また、点検及び道路パトロールにより発見された橋梁の損傷を補修するため、鷹野大橋他10橋の補修を行いました。さらに、馬取橋ほか9橋の耐震補強工事を実施しました。
●道路舗装事業(舗装新設及び舗装改良)として、市内7,249㎡の舗装を実施しました。
●川崎港海底トンネルについては、本体改修工事、防災設備の改修工事、東扇島換気所の老朽化補修工事を実施しました。また、災害時における電源確保のため、受変電室建屋の液状化対策の検討及びトンネル本体を津波による浸水から防護するための調査、検討を実施しました。さらに諸設備について維持補修工事や緊急補修工事、年間の保守運転管理業務及び電気・機械設備保守業務委託を行い、常時良好な状態を維持しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等  
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●当初予定していた舗装道補修は全て完成させました。
●川崎港海底トンネルについては、受変電室建屋の液状化対策や津波浸水から防護するための調査・検討、改修及び老朽化工事、維持管理業務を実施し、常時良好な状態を維持することができました。
AⅠ AⅠ AⅠ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●2013年度に策定した「川崎市道路維持修繕計画」に基づき、効率的かつ計画的な道路施設の維持管理を実施してまいります。
●川崎港海底トンネルについては引き続き、トンネル本体や換気所設備の老朽化対策等の改修工事等を実施するとともに策定した維持管理計画に基づき適切な維持管理を行い、施設の延命化を図ります。また、通行車両の安全性確保のため、トンネル内の諸設備について、効率的かつ効果的に保守委託や維持補修工事を実施して延命化を図ります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
橋梁の耐震補強数 川崎港海底トンネル改修事業の事業進捗率 騒音測定値
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
耐震補強が完了または耐震性能を有している橋梁の数

目標値 114橋(2013年度)
川崎港海底トンネルの延長2,180mに対する改修事業費の割合 (維持管理計画策定委員会の結果により、トンネル継手部の改良などが追加となり、全体事業費が増加したため、指標を修正した。) 騒音測定装置
昼間(夜間)
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 小さいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010       2010      
2011 98 98 2011 71 75 % 2011 70(65) 68.1(64.6) db
2012 105 112 2012 78 79 % 2012 70(65) 69(65) db
2013 114 122 2013 89 89 % 2013 70(65) 70(65) db

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 5,342,039 5,268,008 5,855,984 5,664,985 4,758,773 5,372,672 5,650,715 5,579,866

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
道路維持補修事業 橋りょう長寿命化事業
橋りょう補修事業 耐震対策等橋りょう整備事業
道路舗装事業 川崎港海底トンネル改修事業
川崎港海底トンネル維持整備事業    

<用語説明>

 
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