施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 14303000 市バス事業の効率的な経営 作成課 交通局企画管理部経営企画課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
快適な地域交通環境をつくる 基本施策 バス輸送サービスの充実
関係課 交通局自動車部管理課 交通局自動車部運輸課 交通局自動車部お客様サービス課 重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●今後の乗車料収益の動向が不透明な中で、経営環境の変化に的確に対応し、市バスサービスを安定的に提供する事業運営を行うことが必要です。
施策の概要 ●経営環境の変化に対応できる持続可能な経営基盤を確立するため、2009年度〜2013年度を計画期間とする経営健全化計画「川崎市バス事業ステージアップ・プラン」を推進します。また、2013年度に次期経営健全化計画を策定します。
●2011年度に菅生営業所を新設し、管理委託による運営を開始するとともに、2012年度から上平間営業所の第2期管理委託を実施します。また、井田営業所の管理運営について、引き続き委託化に向けた検討を進めます。あわせて、外部委員で構成する管理委託評価委員会による委託営業所の評価・検証を引き続き実施します。
施策の目標 ●ステージアップ・プランに基づいて、お客様サービスのより一層の向上を図るとともに、さらなる経営改善に向けた取組を推進し、計画期間最終年度の単年度収支均衡と計画期間後における持続可能な経営基盤を確立します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●「営業所管理委託に係る評価委員会」を開催し、管理委託営業所の2012年度年間評価及び2013年度モニタリング評価を行い、安全運行、お客様サービス水準の確保・向上や経済性等の評価・検証を行いました。
●井田営業所の管理委託に向けた検討を引き続き行いました。
●運行エリア、運行・利用実績、収支状況から見た市バス路線の特徴を踏まえて、今後の市バス路線の見直しに当たっての「視点」及び「基本的な考え方」を、路線見直し基本方針として7月に策定しました。
●路線見直し基本方針を踏まえて、1月に新城線、2月に渡田線、3月に柿生線、犬蔵線及び生田線のダイヤ改正を行ったほか、新城線では西加瀬循環線の統合、渡田線では開発区域の住民増加に対応する系統新設を行いました。
●3月に乗務員、営業所事務職員及び誘導員に変形労働時間制を導入しました。
●次期経営健全化計画の策定に向けて、「川崎市バス事業経営問題検討会」から10月にステージアップ・プランの取組の総括や今後の方向性などについて答申を受け、答申を踏まえて次期経営健全化計画素案を作成しました。
●「川崎市バス事業アドバイザリー・ボード」を2月に開催し、ステージアップ・プランの取組状況等を報告し、市バス事業に関しての意見等をいただきました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●軽油価格の高騰や2014年度予算での基準外繰入金の見直し等により、「川崎市バス事業経営問題検討会」の答申が前提とする収支よりも悪化が見込まれることから、答申に示された「経営環境の変化への対応」を受け、さらなる経営改善に向けた取組を盛り込んだ次期経営健全化計画策定し、着実に推進する必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●輸送需要に応じたバス運行などステージアップ・プランでの取組の着実な推進や、次期計画の策定に向けた「川崎市バス事業経営問題検討会」からの答申、次期経営健全化計画(案)の作成など、施策は順調に進行していますが、答申より収支見込みの悪化が見込まれることから、さらなる経営改善の取組を盛り込んだ次期計画に取り組む必要があります。
AⅠ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●さらなる経営改善に向けた取組を盛り込んだ次期経営健全化計画を着実に推進します。
●効率的な事業の推進を図るため、委託車両数の増加など管理委託の拡大手法について、引き続き検討を進めます。
●路線見直し基本方針に基づき、運行エリア、運行・利用実態及び収支状況を踏まえ、全般的な見直しが必要な路線について見直しを行います。また、駅前広場や都市計画道路等の整備に伴う路線の見直しも行います。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
純利益 資金余剰額 正規職員数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
自動車運送事業の純利益 自動車運送事業の資金余剰額 自動車運送事業の事務・技術、運転手他の合計人数
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 小さいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010 -2.5 -2.6 億円 2010 1 6.6 億円 2010   572
2011 -0.8 0.3 億円 2011 -0.3 7.1 億円 2011 562 562
2012 1 -0.6 億円 2012 -0.5 6.2 億円 2012 561 561
2013 1.3 -3.9 億円 2013 -2.3 0.4 億円 2013 561 559

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,553,350 1,485,441 1,554,792 1,680,147 1,605,644 1,555,342 1,615,375 1,601,038

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
経営計画の策定・推進 市バス営業所の管理委託
市バス路線・ダイヤの充実 経営の効率化の推進
民間的経営手法の検討・導入 附帯事業の企画・立案
収入増加策の推進 貸切バス事業

<用語説明>

 
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