施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 21201000 高齢者の積極的な社会活動の促進 作成課 健康福祉局長寿社会部高齢者在宅サービス課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 健康で生きがいを持てる地域づくり
関係課 総合企画局自治政策部 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●今後ますます高齢化が進展する中、活力ある地域社会を実現するために、高齢者がそれまで培ってきた経験、知識を活かして身近な地域においていきいきと活動することができるようにするとともに、高齢者のいきがい・健康づくりや社会参加を促進することにより、高齢者の閉じこもりを予防することや要支援・要介護認定者の増加を抑制することが求められています。
施策の概要 ●生涯現役対策事業として、①傾聴講座や講演会等の開催、②高齢者のスポーツ・文化の祭典である全国健康福祉祭に対する選手派遣事業などを実施します。
●地域社会における老人クラブ活動の健全な発展を支援するため、助成を行います。
●高齢者の就労支援事業として、①財団法人川崎市シルバー人材センターの運営に対する支援、②公共施設における軽作業の同センター等に対する委託事業を実施します。
●路線バスの利用を補助することにより、高齢者の社会参加を促進します。
●一般交通機関の利用が困難な高齢者に対してリフト付きワンボックスカーによる外出支援を実施し、在宅生活を支援します。
●長寿の方をお祝いする事業の実施などを通じて、高齢者の生きがいづくりを促進します。
施策の目標 ●シニア向け講演会や講座の開催、全国健康福祉祭への選手派遣、情報提供の充実、敬老祝いの贈呈、老人クラブの育成等を通じて、高齢者のいきがい・健康づくり、社会参加等を促進します。
●シルバー人材センターの効率的・安定的な運営や会員数増強の取組の支援、公共施設における軽作業のシルバー人材センター等に対する委託を通じて、より多くの高齢者の就業機会を確保します。
●路線バスの利用の補助や一般交通機関が困難な高齢者への外出支援を通じて、高齢者の社会活動への参加を促進します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●シニアライフの過ごし方について考えるきっかけをつくる講演会(1回:155人)、傾聴講座(7回1コース:24人・前年度比2名増)及びパソコン教室(12回3コース:58人・前年度比4名増)について、NPO法人との協働事業により実施しました。また、高齢者向け情報誌「楽笑」を年4回発行し、高齢者の社会参加につながる情報提供を行いました。
●全国健康福祉祭高知大会には、87名(対前年比10名増)の選手を派遣し、将棋、健康マージャンなどの種目で優秀な成績を修めました。
●(公財)川崎市老人クラブ連合会と連携しながら、地域における老人クラブ活動の健全な発展を支援しました。
●(公財)シルバー人材センターの受注件数が8,412件となり、対前年比549件増となりました。また、センターに対して、適正な財政支援を行うとともに、定期的な連絡会議を開催し、情報交換や共通認識の醸成を図りました。
●高齢者外出支援乗車事業(路線バスの利用)については、利用実態を把握する調査結果等を基に、運行に対する補助の見直しを行いました。
●高齢者外出支援サービス事業(リフト付きワンボックスカー)については、関係機関との協議・連携を図り、料金体系・台数などの実施方法等について検討を行いました。今後も引き続き検討していきます。
●NPO法人などが運営している自家用車による要介護者等の輸送サービスである福祉有償運送については、関係団体と連携を図ることにより、登録更新等の手続を円滑に行いました。
●敬老祝事業については、九都県市首脳会議における高齢者所在不明・孤立化問題研究会での研究経過を踏まえ、長寿を祝うとともに、対象者の88歳、99歳以上の市民の所在確認を行いました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●高齢者外出支援乗車事業については、「新たな行財政改革プラン(2011〜2013)」の中で、「現行制度開始時からの状況変化を踏まえて、制度の見直しに向けた検討を進める」と位置付けられており、第3期実行計画において、実態調査の実施や一部運行に対する補助の見直しを行ったものの、引き続き、高齢化の急速な進展とそれに伴う事業費の増加などを踏まえて、制度の見直しに向けた検討する必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●高齢者のいきがい・健康づくり、社会参加の促進を図るためのシニア向け講演会や講座の開催、全国健康福祉祭への選手派遣、老人クラブへの支援など、前年を上回る参加者数になるなど取組を推進しました。
●シルバー人材センターへの支援により、仕事を通じたいきがいづくりや社会参加の促進を図りました。引き続き会員のニーズに応じた就労先の確保に努める必要があります。
●高齢者外出支援事業については関係機関等との協議・連携により円滑な業務運営を図るとともに、実態調査の結果を踏まえた見直しを行いました。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●シニア向け講演会や講座の開催、全国健康福祉祭への選手派遣、老人クラブへの支援等を通じて、高齢者のいきがい・健康づくり、社会参加等を促進します。
●高齢者の就労支援事業については、シルバー人材センターの効率的・安定的な運営への支援を通して、仕事を通じた高齢者のいきがいづくりを促進します。
●高齢者外出支援乗車事業については、引き続き現行制度開始時からの状況変化を踏まえて、制度の見直しに向けた検討を行います。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
シルバー人材センター受注件数 高齢者フリーパス発行枚数 シニアライフ講演会の満足度
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
より多くの高齢者の就業機会が確保できれば、就労を通したいきがいづくりにつながるため、シルバー人材センターの受注件数を指標として設定します。 高齢者フリーパスが多く利用されていれば、高齢者の外出支援につながるため、4種類あるフリーパス(1,3,6,12か月)と、12か月間有効の福祉パスの発行枚数を、1か月パスに換算して算出した発行枚数を指標として設定します。 シニアライフ講演会の内容が、参加者にとって有用であれば、高齢者の社会参加促進につながるため、講演会のアンケート調査による参加者満足度を指標として設定します。
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   7,464 2010   427,197 2010   96 %
2011 7,600 7,576 2011 435,000 436,655 2011   95 %
2012 8,000 7,863 2012 443,000 451,121 2012 80 96 %
2013 8,400 8,412 2013 451,000 475,000 2013 80 100 %

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,900,445 1,879,923 1,951,520 1,907,361 1,880,427 2,044,450 1,978,610 1,991,854

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
生涯現役対策事業 老人クラブ育成事業
高齢者就労支援事業 高齢者外出支援事業
敬老祝事業    

<用語説明>

 
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