施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 21404000 高齢者の多様な居住環境の整備 作成課 健康福祉局長寿社会部高齢者事業推進課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 介護サービスの充実
関係課 健康福祉局高齢者在宅サービス課、健康福祉局介護保険課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●急速な高齢化が進行する中、高齢者が可能な限り、住み慣れた地域で自立した日常生活を営むことができるよう、在宅生活の持続に向けた取組を進めるとともに、高齢者が安心して暮らせる住まいの供給等を促進し、併せて、これまでの住まいでの生活が困難となった際に利用できるよう介護保険施設等の着実な整備を行うなど、多様な居住環境の整備が求められています。
施策の概要 ●高齢者実態調査(2010年度実施)を踏まえ策定した「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づき、高齢者が介護が必要となっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう多様な居住環境の整備を推進します。
●特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、地域密着型サービス(小規模多機能型居宅介護、認知症高齢者グループホーム他)、サービス付き高齢者向け住宅、高齢者優良賃貸住宅、介護付有料老人ホーム等について、計画に基づき着実な整備を図ります。
施策の目標 ●「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づき、高齢者の方が安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域居住の実現に向けた介護基盤等の整備を推進します。
●整備目標(2013年度末)特別養護老人ホーム50施設4,093床、介護老人保健施設19施設2,271床、小規模多機能型居宅介護42事業所、認知症高齢者グループホーム191ユニット*、サービス付き高齢者向け住宅447戸、高齢者優良賃貸住宅217戸、介護付有料老人ホーム6,928床

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●特別養護老人ホームについては、2013年度内に広域型3か所348床、地域密着型1か所29床が竣工し開設に向けた手続きを行いました。なお、広域型1か所104床、地域密着型1か所29床について台風の影響等により工期に遅れが生じ開設が2014年度に変更となりました。【総数】48か所3,972床
●介護老人保健施設については、2013年度末開設予定の1か所126床について既存建物解体に時間を要した等によって開設が2014年度に変更となりました。【総数】18か所2,155床
●地域密着型サービスについては、開設希望事業者からの事前相談で適切な指導を行うとともに「川崎市介護保険運営協議会地域密着型サービス等部会」において事業者の審査を行い内定手続きを行いました。また、サービス付き高齢者向け住宅等については、開設希望事業者からの事前相談に際して適切な指導を行い当該住宅の整備を推進しました。【総数】小規模多機能型居宅介護事業所(複合型事業所含む)38事業所、認知症高齢者グループホーム183ユニット(※)、サービス付き高齢者向け住宅1,231戸、高齢者向け優良賃貸住宅185戸、介護付有料老人ホーム6,810床
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●2012年の介護保険法改正による新たなサービスである「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」、「複合型サービス(小規模多機能型居宅介護+訪問看護)」等の地域密着型サービスについては、利用者への制度周知が十分でないこと、看護師や介護職員確保が困難等の課題があるため、推進に向けた取組が必要です。
●痰吸引や胃ろう等医療依存度の高い要介護高齢者の支援体制について課題があることから、在宅療養者への支援体制の強化や施設整備における受入枠確保等に向けた取組が必要です。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づき、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、地域密着型サービス等について介護基盤整備を推進しました。なお、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設の整備の一部に遅れが生じたため、補助金予算の繰越手続き等を行いました。
B B B

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●高齢者が安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域居住の実現に向けた介護基盤等の整備を推進します。
●「かわさきいきいき長寿プラン」等に基づく整備目標の達成に向け、工事工程を含め、きめ細かな進捗管理を行いながら、着実に整備を推進します。
●介護老人保健施設については、整備計画工事工程を含め、きめ細かな進捗管理を行いながら、整備を推進します。
●小規模多機能型居宅介護については、「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」における整備予定数49か所の達成に向け、市民への制度周知を行うなど利用促進を図りながら、事業者の参入意欲向上に繋がる取組を行いながら整備を推進します。また、2014年度に策定する第6期計画においても、引き続き事業の推進に努めます。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
特別養護老人ホーム入居定員 介護老人保健施設入所定員 小規模多機能型居宅介護
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づく施設整備数であり、2010年度実施の高齢者実態調査等に基づき必要となる整備計画を策定していることから、計画に基づく着実な整備を図ります。 「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づく施設整備数であり、2010年度実施の高齢者実態調査等に基づき必要となる整備計画を策定していることから、計画に基づく着実な整備を図ります。 「第5期計画かわさきいきいき長寿プラン」に基づく施設整備数であり、2010年度実施の高齢者実態調査等に基づき必要となる整備計画を策定していることから、計画に基づく着実な整備を図ります。
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
     
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   2,964 2010   2,001 2010   13 事業所
2011 3,202 3,202 2011 2,001 2,001 2011 25 24 事業所
2012 3,685 3,595 2012 2,151 2,155 2012 34 27 事業所
2013 4,093 3,972 2013 2,271 2,155 2013 42 38 事業所

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 7,845,501 6,495,481 6,529,360 6,143,899 6,154,392 6,133,198 6,722,913 5,273,540

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
介護サービスの基盤整備事業 養護・軽費老人ホームの運営
川崎市老人福祉施設事業協会の運営 民間老人福祉施設入所者処遇改善及び施設振興
高齢者住宅対策事業    

<用語説明>

(※)・・・認知症高齢者グループホームの整備における「ユニット」とは、入居者の単位で1ユニットの定員は5人から9人です。
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