施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 31201000 児童の健全な育成と居場所づくり 作成課 市民・こども局子育て施策部青少年育成課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子育てを地域社会全体で支える 基本施策 子どもがすこやかに育つ環境づくり
関係課 こども福祉課 重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●こども文化センター(児童福祉法で規定する児童厚生施設)は、小・中・高校生の居場所のほか、市民活動の地域拠点、乳幼児の子育て支援や障害のある中・高校生の居場所として利用されており、地域の身近な施設として、老朽施設等の改築や補修など、活用しやすい環境づくりが求められています。
●子どもが安全ですこやかに放課後を過ごせるような放課後対策が求められています。
施策の概要 ●こども文化センター及びわくわくプラザ事業*の利用者や地域ニーズを踏まえ、指定管理者との連携により、利用しやすい環境の整備を進めます。
●放課後子どもプラン(放課後子ども教室及び放課後児童健全育成事業を一体的あるいは連携して実施)については、既に実施しているわくわくプラザ事業やこども文化センター事業を推進することにより対応していきます。
●わくわくプラザ室を活用して、午後6時から午後7時まで「子育て支援・わくわくプラザ事業*」を実施します。
●老朽化した玉川こども文化センターの改築や福祉センターの再編整備にあわせた日進町こども文化センターの再整備に取り組みます。また、小杉こども文化センターの適正配置の検討を行うとともに、整備方針を策定します。
●利用児童数の増加などによる狭あいなわくわくプラザ室は、教室の改修や木造建設などにより整備を進めます。また、学校の大規模補修等に伴うわくわくプラザ室の整備を進めます。
施策の目標 ●こども文化センターを、乳幼児の子育て支援の場や、小学生、中高生の居場所、市民活動支援の拠点等として利用しやすい環境整備を進めます。
●利用を希望するすべての児童が安全に利用しやすい施設となるよう、学校や地域との連携を図りながら環境整備を進めます。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●区及び指定管理者と連携した環境整備(空調4か所、屋上1か所、外壁1か所、フェンス等)及び川崎区内複合福祉施設「ふれあいプラザかわさき」の再編整備に伴う日進町こども文化センターの建設(2か年計画の2年目)を実施しました。
●小杉町3丁目東地区再開発事業に伴う、小杉こども文化センターの整備方針策定のための検討を行いました。
●わくわくプラザについては、2012年度に作成した施設整備計画に基づき、木造建築1施設、既存施設の拡張工事3施設を整備しました。
●「川崎市放課後子どもプラン推進委員会」を3回実施しました。
●川崎市放課後子どもプランの推進のため、こども文化センター及びわくわくプラザのスタッフを対象とした研修を9テーマ19回実施しました。
●わくわくプラザ室を活用した「子育て支援・わくわくプラザ事業」を実施しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●「わくわくプラザ」事業は、「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」を包括して実施していますが、国において実施予定の子ども・子育て支援新制度の事業メニューの一つとして「放課後児童クラブ」が入っているため、今後、放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の制定する必要があり、このことについて国の動向を踏まえながら的確に対応していく必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●川崎区内複合福祉施設「ふれあいプラザかわさき」の再編整備に伴う日進町こども文化センターの建設や小杉町3丁目東地区再開発事業に伴う、小杉こども文化センターの整備方針策定の検討等、第3期実行計画に基づく整備を進めることにより、こども文化センター及びわくわくプラザ室の安全で利用しやすい環境の整備を進めました。
●こども文化センターの利用者数の増加が図られました。
AⅠ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●小杉町3丁目東地区再開発事業に伴う小杉こども文化センターの整備方針に基づく取組を推進します。
●こども文化センターを快適な利用しやすい施設とするとともに長寿命化に向けて、引き続き施設整備を行います。
●わくわくプラザの狭あい解消及び快適な環境とするため、引き続き施設整備を実施します。
●「川崎市放課後子どもプラン」に基づく、こども文化センター・わくわくプラザのスタッフの研修を実施します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
こども文化センターの年間利用延べ人数 わくわくプラザ整備か所数  
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
利用しやすい環境整備等による成果のひとつとして、年間利用延べ人数を成果指標としました。 児童が過ごしやすい施設とするための木造等による整備か所を成果指標としました。  
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010 1,520,000 1,663,888 2010 8 7 か所 2010      
2011 1,650,000 1,651,115 2011 5 4 か所 2011      
2012 1,660,000 1,699,637 2012 6 4 か所 2012      
2013 1,670,000 1,759,801 2013 5 4 か所 2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 4,102,702 4,112,981 3,951,212 3,953,715 3,870,213 3,925,526 3,841,994 3,918,261

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
こども文化センター運営事業 わくわくプラザ事業
青少年教育施設の管理運営 障害児タイムケア事業

<用語説明>

わくわくプラザ事業:保護者の就労の如何にかかわらず、放課後の児童の安全な居場所の確保と仲間づくりを支援することを目的に、市立小学校全113校で小学1〜6年生の全児童を対象として実施しています。
子育て支援・わくわくプラザ事業:わくわくプラザ事業の利用児童の保護者が午後6時までのお迎えが難しい場合、児童の居場所と安全の確保のために、希望者に午後6時から午後7時まで実施しています。
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