施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 32201000 義務教育施設等の効率的マネジメント 作成課 教育委員会事務局教育環境整備推進室
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子どもが生きる力を身につける 基本施策 教育環境の整備
関係課 学校教育部指導課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●学校施設は多様化する教育内容や教育方法(例えば、少人数での指導や学年ごとの指導など)に対応可能な施設環境を備えるとともに、地域との連携、防犯対策、バリアフリー化、環境との共生、健康や安全性などさまざまな面での配慮が必要です。
●義務教育施設において、建築後20年を経過した建物が約7割を占めるなど施設の老朽化が進行しています。
●安全・安心で快適な教育環境を確保するためより効率的に学校施設をマネジメントする手法が求められています。
●特別支援学校に就学を希望する児童生徒の増加に伴い施設の狭あいが課題になっています。
●障害の重度重複化、多様化に対応した一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育環境の整備が求められています。
施策の概要 ●より多くの学校施設の教育環境を、早期かつ効率的に改善するため、既存学校施設の改修による再生整備を実施し、施設の長寿命化を図るとともに、教育環境の改善と環境対策を併せて推進します。
●学校施設を効率的にマネジメントしていくため、施設の長寿命化やライフサイクルコストの縮減を目指して、施設の現状把握と計画的な保全手法の導入に向けた取組を推進します。
●安全・安心で快適な教育環境を提供するため、既に着工している老朽化した校舎等の改築・大規模改修の完了に向けて事業を計画的に推進します。
●老朽化や狭あいなどに伴う課題解決に向けて、田島養護学校再編整備方針に基づき、田島養護学校の再編整備を進めます。
●聾学校を整備し専門性向上を図るとともに、市立養護学校高等部分教室を開設し、市立養護学校の狭あい化の解消を図ります。
施策の目標 ●改築2校及び大規模改修7校の工事を完了するとともに、今後の施設整備の基本手法となる再生整備のモデル事業として、西丸子小及び久末小の改修を行い、効果の検証等を行います。
●施設の長寿命化やライフサイクルコストの縮減を目指して学校施設の長期保全計画を策定するとともに、安全で快適な教育環境を整備するため、トイレ改修やエレベータ設置、窓アルミサッシ化を計画的に進めます。
●特別支援学校の老朽化、狭あい等の課題の解消を図るため、田島養護学校再編整備を完了します。また、市立養護学校分教室及び聾学校新専門学科を開設します。(2012年度完了)

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●再生整備のモデル事業として西丸子小及び久末小の2013年度の工事及び2014年度工事分の実施設計を完了しました。
●より多くの学校施設の教育環境の改善と長寿命化の推進による財政支出の縮減等を図るための「学校施設長期保全計画」を策定しました。
●7校、25か所のトイレ快適化工事及び5校のエレベータ設置工事、2校の窓アルミサッシ化を完了し、累計の実績値で計画値を上回りました。(年度内の新規進捗率・全体の進捗率:学校トイレ快適化工事5.2%・53.7%、エレベータ設置工事4.8%・53%、窓アルミサッシ1.8%・100%)
●田島養護学校再編整備が完了しました。
●12校の窓ガラス飛散防止フィルムの貼付を行いました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●「学校施設長期保全計画」に基づく取組とは別に、トイレの快適化やエレベータ設置、学校施設防災機能強化等の緊急性や重要度の高い個別課題についても計画的な取組を推進します。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●社会経済動向を踏まえつつ、個別の学校ごとに具体的に整備内容を検討する中で計画内容を実行する必要があります。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●引き続き、安全・安心で快適な教育環境を確保するため、計画的に事業推進を図ります。
●施設整備に係る財源確保のため、引き続き国や県との協議を行う必要があります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
トイレ快適化整備済校の比率 小・中学校のエレベータ設置校の比率 小・中学校の窓アルミサッシ化率
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
学校トイレ環境整備事業における改修済みの小・中学校数(1校あたり3〜4か所を整備)÷事業の対象となっている小・中学校(床仕様がドライ式になっていない学校)数134校 小・中学校のエレベータ設置校数÷小・中学校数(164校) 小・中学校の窓アルミサッシ化済み校数÷小・中学校数(164校)
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   25.4 % 2010   38.4 % 2010   95 %
2011 33.5 38.8 % 2011 43.9 43.9 % 2011 95.1 96.3 %
2012 39.6 48.5 % 2012 45.7 48.2 % 2012 96.3 98.8 %
2013 43.9 53.7 % 2013 47 53 % 2013 98.2 100 %

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 14,239,306 11,799,788 12,020,118 9,532,664 10,868,726 9,875,369 8,024,340 8,207,953

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
既存学校施設再生整備事業 学校施設の維持管理事業
安全で快適な教育環境整備事業 学校教育施設の改築・大規模改修事業
特別支援学校等再編整備事業 市立高等学校再編整備事業

<用語説明>

 
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