施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 33102000 自ら学び、活動するための支援 作成課 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
生涯を通じて学び成長する 基本施策 いきいきと学び、活動するための環境づくり
関係課 教育文化会館・市民館・分館、総合教育センター情報・視聴覚センター、教育委員会指導課 重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地域が抱える課題が多様化・複雑化する中で、市民自らがその解決に向けて動くことができるよう、地域課題に関する市民の認識の共有化や市民同士の絆づくりを進め、地域の教育力を形成することが課題となっています。
●特に、超高齢社会の到来を迎える中、高齢者や豊富な経験・知識・能力を持ったシニア世代を社会資源として活用し、地域づくりに主体的に参画していくよう支援することが求められています。
●また、核家族化の定着や共働き家庭の増加などが進む中で、家庭教育が困難になりつつあることが指摘されています。親子の育ちを支援し、地域で子育てを支えていく基盤づくりが求められています。
施策の概要 ●教育文化会館・市民館等の社会教育施設における学級・講座・イベントの開催、生涯学習情報の提供や学習相談への対応、市民との協働による事業展開などを通して、市民が地域や生活上の課題について学び合い、社会参加の力をつけ、共に生きる関係づくりを進めることを支援します。また、地域教育会議や子ども会議等の取組を通して、子どもが地域で豊かに育つ環境づくりを進めます。
●シニア等の地域参加や仲間づくりを進めるための講座を開催するとともに、シニア等の人材による学校支援活動を促進します。
●家庭の役割や子どもの育ちに関する学習機会を提供し、親の育ちを支援するとともに、支え合って子育てをしていくための関係づくりを支援します。また、区単位・市単位で関係機関の情報交換と連携を進め、子育て期の市民を地域全体で支える環境の構築を進めます。
施策の目標 ●社会教育の振興や市民の生涯学習活動の支援などを通して、学びの成果を活かして地域の教育力を育む、市民主体の生涯学習社会の創造をめざします。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●環境、福祉、子育て支援、多文化共生、平和、人権、男女平等、子どもの権利、防災、文化・芸術の振興、外国人や障害者の社会参加、PTA活動の活性化など様々な観点から社会教育振興事業を実施し、共に生き、共に地域づくりを進めるための市民の学びと関係づくりを促進しました。また、事業の企画運営委員やボランティアとしての市民参画を進めるとともに、市民の主体的な学習活動や地域活動に向けた学びを促進しました。
●区役所等関係機関との連携を強化し、市民が学んだ成果を活かして、地域に根ざした活動を展開していくことができるよう支援しました。
●地域の教育力の向上を目指す市民の自主的な活動である地域教育会議の「教育を語るつどい」や「子ども会議」などの事業実施を支援しました。
●シニア世代の地域デビューを後押しする講座を実施するとともに、学校支援ボランティアとして活躍するシニア人材を育成しました。
●市民館等における家庭・地域教育学級や子育て広場の開設、PTA等による家庭教育学級の開催支援などを通して、家庭の教育力向上に向けた親の学びを支援しました。また、区単位・市単位で家庭教育推進協議会を開催し、家庭教育支援のあり方等について情報交換と検討を進め、関係者の連携を深めました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●市民の生涯学習活動を活性化させていくために区役所等関係機関との連携をさらに強化していく必要があります。
●シニア世代や地域教育会議など地域の様々な資源を活かして、学校や子どもの育ちを地域全体で支援する仕組みづくりが求められています。
●地域における生涯学習活動の核となる人材の育成が必要であるとともに、多様な経験や知識を持つ地域人材が地域の生涯学習活動の中で活躍できるような事業展開が求められています。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●地域の寺子屋事業など、新たな施策展開等を図りながら、地域の教育力向上のための核となる人材の育成や、シニア世代を中心とした地域人材の活用の更なる促進を図っていく必要があるため。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●市民館等においては、地域課題・市民ニーズの的確な把握に努めて各社会教育振興事業を実施するとともに、研修等の充実を図り、市民の学びや生涯学習活動を支える職員の力量形成を進めます。
●地域教育会議については、中学校区・行政区の連携を図り、それぞれの特性に応じた活動を推進します。また、各地域教育会議の中学校区・行政区子ども会議と川崎市子ども会議の連携を図ります。
●2014年度から地域の寺子屋を全市7カ所に開講し、地域の教育力向上の核となる人材養成や、シニア人材等の地域活動を推進します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
社会教育振興事業参加者数 シニア関係事業の参加者数 家庭教育推進事業実施数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
市民館等における社会教育振興事業への参加者数(指標②を含む) 「シニアの社会参加支援事業」の参加者数 「PTA家庭教育学級」、「自主グループ家庭教育学級」、「家庭・地域教育学級」「家庭教育支援講座」の開設数
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
現状維持 現状維持 現状維持
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   12.8 万人 2010   1,603 2010   125 学級
2011 12.2 10.3 万人 2011 1,400 1,733 2011 100 141 学級
2012 12.2 10.1 万人 2012 1,400 1,901 2012 100 151 学級
2013 12.2 10.2 万人 2013 1,400 1,852 2013 100 157 学級

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 541,043 518,682 531,690 526,146 504,367 721,292 530,923 509,842

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
家庭教育振興事業 社会教育振興事業
地域における教育活動の推進事業 生涯学習情報の収集・提供事業
川崎市子ども会議推進事業 視聴覚教育事業

<用語説明>

 
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