施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 34201000 大学などの高等教育機関との連携の推進 作成課 総合企画局都市経営部企画調整課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
地域人材の多様な能力を活かす 基本施策 大学などを地域で活かすしくみづくりと若者の社会参加への支援
関係課 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進課、経済労働局産業政策部企画課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●大学等の高等教育機関に蓄積された知識・技術・人材は地域の貴重な財産として見直されており、地域課題の解決や市民の生涯学習機会の創出、市内企業の産業振興など様々な分野で地域と大学等が連携する取組を推進する必要があります。
施策の概要 ●地域と大学等との連携の成果を市民に周知するため、大学連携推進フォーラム*を開催します。また、大学との連携・協力に関する基本協定*に基づいた取組を推進するため、庁内調整を行います。
●大学等高等教育機関との連絡会議により、市内大学との連携を深め、高度で専門的な知識の市民への提供を促進します。
●新川崎・創造のもりにおける慶應義塾大学の研究成果を還元するために、企業等とのネットワークづくりを進めるとともに、セミナーを開催します。
施策の目標 ●地域と大学等が連携する取組を推進するため、大学連携推進フォーラムにたくさんの市民参加をめざします。
●大学等高等教育機関による市民の生涯学習機会の充実やシニア世代の社会参加を促進します。
●大学との産学連携が進み、学術研究の成果が市内企業等に還元され、市内産業の活性化が図られることをめざします。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●協働のまちづくりにおいては、大学も地域社会の一員として地域課題の解決に向けた取組を推進していますが、そうした取組の成果を広く市民に周知するため、大学連携推進フォーラムを開催しました。昨年度に引き続き、教育委員会と連携して企画内容を充実させるとともに、市民活動団体など多様な主体へ広報を行うことにより、昨年度と同様に100名以上の参加があり、大学連携に対する理解を深めました。
●大学等高等教育機関と連携し、公開講座などを通じて市民への学習機会提供の充実を図りました。また、連絡会議を開催し、大学等高等教育機関との連携事業について連絡・調整を行い円滑な事業推進を図りました。
●慶應義塾大学とは、新川崎・創造のもりにおけるオープンキャンパス等、地域や企業に向けた教育事業を実施しました。
●慶應義塾大学との連携のもと、公開セミナー及び企業と大学の関係者が参加する交流会を計4回開催しました。大学の研究成果を中小企業や市民に広く発信するとともに、テーマに合った中小企業の参加を促すことにより、企業のネットワークづくりや課題解決の場の提供を行いました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 大学の地域貢献に対する意識はこれまで以上に高まっているが、地域課題の解決に向けて活動する市民活動団体や事業者等のその他の主体と連携するケースが少なく、今後はより大きな成果を生み出すために多様な主体の連携を促進する必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●地域課題の解決や市民の生涯学習機会の創出、市内企業の産業振興など様々な分野で地域と大学等が連携する取組が推進されている状況から、施策の進捗が順調であるといえるため。
AⅠ AⅠ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●地域課題の解決に向けて、市民活動団体や事業者など市民自治を担う多様な主体と大学が連携し、それぞれの得意分野を活かしながら協働するための仕組みづくりを検討します。
●市民の多様な学習ニーズに応えるため、大学等高等教育機関との連携強化に取り組み、事業の充実を図ります。
●新川崎・創造のもりにおける慶應義塾大学の研究成果を企業や市民に還元するため、中小企業や市民が科学技術を身近に感じられる公開セミナーの開催や、企業との交流の場づくりを行います。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
連携協力に関する協定締結数 大学連携事業実施数 大学連携推進フォーラム参加者数
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
市内大学の意向や特色を踏まえて、連携・協力に関する包括協定の締結をめざします。
※計画値については設定しておりません。
大学等高等教育機関との連携により、市民向け事業(公開講座等)を実施し、大学が持つ高度で専門的な知識を市民の生涯学習に供します。
※計画値については設定しておりません。
大学連携推進フォーラムに参加した人数を指標としています。
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010   78 事業 2010      
2011   1 大学 2011   54 事業 2011 50 20
2012       2012   52 事業 2012 100 119
2013       2013   77 事業 2013 100 108

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 14,403 13,705 14,130 13,978 13,852 13,816 14,768 14,168

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
大学連携推進事業 社会教育振興事業
新川崎・創造のもり推進事業    

<用語説明>

大学連携推進フォーラム:大学と地域が連携した取り組みとその成果を広く市民に周知することにより、大学連携への理解を深めるとともに、これまで大学との接点を持っていなかった人や団体が大学とつながり、新たな連携へと発展していくことを目指して、2008年度から開催しているイベント。
大学との連携・協力に関する基本協定:川崎市では市内4大学(明治大学、専修大学、慶應義塾大学、日本女子大学)と連携・協力に関する基本協定を締結し、協定に基づいて地域と大学が連携する取組を推進しています。
>>前のページへ戻る