施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 51302000 地域特性に応じた商業の振興 作成課 経済労働局産業振興部商業観光課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する 基本施策 まちづくりと連動した商業の振興
関係課   重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●共同施設や街並の整備などの商店街の機能向上やアーケード・商店街モールなどの維持管理、空き店舗活用といった商店街の課題の解決に向けて取組を行う必要があります。
●新たなまちづくりの進捗と連動した商業振興を進める必要があります。
●商店街が地域コミュニティの核となり、地域と連携する商業の確立を進める必要があります。
●川崎駅周辺におけるイベントについて商業ネットワークを構築しながら、重点的な支援を行う必要があります。
●商店街の組織力や個店の強化を行うとともに、地域を幅広い視野でとらえたエリアマネジメント活動の展開が必要です。
施策の概要 ●商店街エコ化プロジェクト事業により、商店街街路灯のLED 化を促進します。また、空き店舗の解消に向け、創業者などに対し、助成やセミナー実施、関連事業の情報提供や商店街への紹介など総合的な支援を行います。
●中心市街地活性化を図るために、かわさきTMO*が行う事業等を支援します。大規模小売店舗立地法の適正な運用と公共地下歩道の維持管理を実施します。
●商店街が行う魅力アップ支援事業について、魅力・有効性や商業振興効果などの視点から3段階の評価を行い、評価に応じた支援を行います。
●日本最大級のハロウィンイベントである「カワサキハロウィン」をはじめ、川崎駅周辺のイベント事業等を重点的に支援し、中心市街地としての魅力を市内外に広くPRします。
●川崎市商店街連合会等に助成するとともに、商店街が実施する研究会等に専門家を派遣し、商店街等の諸課題を解決します。地域を広い視点でとらえる「エリアプロデュース事業」を実施します。
施策の目標 ●商店街の機能向上、共同施設の維持管理、空き店舗活用といった課題解決に対応します。
●かわさきTMOの事業等を支援し、中心市街地における賑わい創出や回遊性向上等を図ります。
●空き店舗活用、商店街のイベント等ソフト事業及び施設整備事業を支援し、賑わいと交流機会の確保に繋げます。
●インパクトのあるイベント実施により、川崎駅周辺における集客や回遊性の向上を図ります。
●商店街の組織力や個店の強化を図ります。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●商店街エコ化プロジェクト事業(LED化)で16件支援し、商店街の電気料金を削減しました。安全安心事業(防犯カメラ)で2件支援し、安全安心な買い物空間の形成に寄与しました。整備事業(アーチ等の整備)で2件支援し、商店街の景観形成と買い物利便性が向上しました。街路灯広告フラッグ掲出支援で13件支援し、商店街の財源確保に貢献しました。空き店舗を活用した事業を2件認定しました。
●かわさきTMOでは商店街協定の運用など、中心市街地活性化事業を実施するとともに、イベントの共同PRを行いました。大規模小売店舗立地法の適正な運用を図り周辺地域の生活環境保持のために建物設置者に対し配慮を求めました。地下街アゼリアの公共地下歩道及びエスカレータの管理を行い、快適に通行できる空間を確保するとともに、川崎駅東口の回遊性向上を図りました。
●商店街魅力アップ支援事業を30件及び川崎駅周辺の商店街イベントを7件支援しました。
●カワサキハロウィンは多くのメディアで取り上げられ、市のイメージアップにつながりました。
●「エリアプロデュース事業」を5箇所で展開し、「コミュニティビジネス事業」を1件、「魅力あふれる個店創出事業」を3件支援しました。川崎市商店街連合会の運営及び活性化事業を支援しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●川崎駅周辺における客引き行為や路上の看板・商品陳列の増加等の新たな課題に関係機関と連携して対応する必要があります。
●商店街街路灯のLED化は、電気料金の値上げなど社会環境の変化等から、商店街からの要望も多くあります。また、電気料金の削減など効果も見込まれます。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●川崎駅周辺の商店街及び大型商業施設の連携強化、イベント集客数の増加等から、中心市街地の活性化は図られていますが、商店街の通行環境面における新たな課題が大きくなってきているため。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●引き続き、川崎駅周辺市街地を都市ブランド力のある商業集積地とするために、かわさきTMOによる中心市街地活性化事業を推進していき、地域への集客増加を図ります。
●川崎駅周辺のイベント事業に重点的に支援を行い、中心市街地としての魅力をPRしていきます。
●商店街エコ化プロジェクトは、電気料金の値上げなどの影響により商店街からの要望も多いことから継続して推進します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
通常時と比べたイベントの集客倍率 川崎駅周辺市街地における通行量 JR川崎駅の乗車人員順位
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
●商店街等がイベントを実施した時の集客数と通常時来街数との伸びを比べます。倍率が高いほど、イベントが賑わいと交流機会の確保につながったことをあらわします。 ●川崎駅周辺市街地の主要計測ポイント13箇所における休日の歩行者及び自転車の通行量総数(3月調査) ●JR東日本が翌年の6月頃発表している管内各駅の乗車人員の順位
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 小さいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010   3.13 2010   454,874 人・台 2010   12
2011 2 3.45 2011 350,000 374,001 人・台 2011 12 12
2012 2 3.13 2012 350,000 404,296 人・台 2012 12 12
2013 2 2.78 2013 350,000 367,552 人・台 2013 12 12

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 369,238 370,766 353,348 368,255 362,232 352,323 373,246 351,143

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
商店街課題対応事業 まちづくり連動事業
地域連携事業 商業ネットワーク事業
商業力強化事業    

<用語説明>

かわさきTMO:川崎駅周辺市街地活性化のために、商店街、大型商業施設、金融機関等により組織されたタウンマネージメント機関
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