施策進行管理・評価票(1)

評価年度2013年度


<基本情報>

施策課題 62401000 市民主体の地域間交流の推進 作成課 市民・こども局市民生活部庶務課
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
文化・芸術を振興し地域間交流を進める 基本施策 地域間交流の推進
関係課 市民・こども局市民文化室、総合企画局公園緑地まちづくり調整室、幸・中原・高津・宮前区役所まちづくり推進部総務課、多摩・麻生区役所まちづくり推進部地域振興課 重点

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●国内外で、本市が持つ魅力のアピールやイメージアップを図る必要があります。
●各区の個性を活かしながら、地域の魅力づくりを推進し、住みやすい地域とすることが課題となっています。
●市民が地域の特色ある文化を通じてその魅力をあらためて認識し、地域間で交流を深めることが、地域の活性化に必要となっています。
施策の概要 ●文化芸術・スポーツ分野で活躍する方を市民文化大使として任命し、大使の個々の活動などを通じ、本市のアピールとイメージアップを図ります。
●(仮称)東海道まちづくり文化・交流拠点の整備を進めます。
●大山街道ふるさと館を管理運営し、市民の文化活動の場の提供、街道に関する文化資料等の展示を実施することで地域文化の振興と交流による魅力あるまちづくりにつなげます。
●区民が主体となって企画立案、運営している区民祭等を開催することにより、区民が交流しふれあう取組を進め、都市部で失われがちな郷土意識を呼び起こし、自分の住む地域に愛着と誇りが持てるよう地域の魅力づくりを推進します。
●本市が花巻市に譲与した土地を活用し、川崎市民と花巻市民の交流を深めるため花巻市が行う事業を支援します。
●旧箱根市民保養所は2007年度に閉館となり、その役割を終了したので売却手続きを進めるとともに、売却完了までの間、適正な維持管理を行います。
施策の目標 ●市民文化大使による川崎市のイメージアップと都市間交流の推進を図ります。
●東海道を活用したまちづくりを推進するため2013年度に(仮称)東海道まちづくり文化・交流拠点を開設します。
●大山街道ふるさと館を管理運営し地域文化の振興と魅力あるまちづくりにつなげます。
●区民祭の開催を通じて郷土意識を呼び起こし、市民が愛着と誇りを持てる住みやすい地域づくりを推進します。
●花巻市の交流事業を支援することで川崎市民と花巻市民の交流を推進します。
●旧箱根市民保養所の売却を目指します。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●第6期市民文化大使(10人)を任命し、各種広報媒体での本市のPRなどにより、広く市の魅力を発信するとともに、友好都市であるオーストリアザルツブルク市への派遣などにより、都市間交流を推進しました。また、被災地でのチャリティコンサートなど、文化大使自身による被災地支援活動に対し、市からも被災地支援のための基金を活用して支援を行うことにより、大使や市民による被災地との地域間交流が促進されました。
●東海道かわさき宿交流館の建築工事及び展示の制作・設置を完了し、2013年9月28日開館式典を行い、2013年10月1日に開館しました。また、2013年9月1日から指定管理者により適正な施設管理を行っています。
●大山街道ふるさと館は、指定管理者による施設管理を実施し、市民の文化活動の場を提供し39,515人が貸室・展示室を利用しました。また、公募により次期指定管理者の指定を行いました。
●区民がより親近感や達成感を感じるような区民主体の区民祭を各区で実施(川崎市民祭りの会場となる川崎区は除く。幸区10月19・20日、中原区11月10日、高津区7月28日、宮前区11月10日、多摩区10月19日、麻生区10月13日)し、地域の魅力づくりを推進しました。
●花巻市との交流については、市内公共施設・金融機関等へ花巻市情報誌を配布するとともに、ホームページで花巻市との交流について情報発信を行いました。また、8月に庁内関係部署からなる「湖畔の郷交流事業計画の推進に関する検討会議」を開催し、湖畔の郷交流事業計画に基づく交流推進に向け、情報及び意見の交換を行いました。
●旧箱根市民保養所は、所有権移転までの間、適正な施設の維持管理を行うとともに、非訟事件へ対応し、8月に高等裁判所の代諾許可が決定したことから、売却手続を進め、11月末をもって所有権を移転し、手続きを完了させました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催などにより日本への関心が高まっている機会を捉え、市民文化大使の活動の機会をより一層拡充することにより、川崎の文化や魅力等を国内外に発信していく必要があります。
●花巻市との交流については、湖畔の郷交流事業計画に基づく交流推進に向け、花巻市と連携し、具体的な検討を進める必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 ●各事業を推進し、地域の魅力づくり、都市間交流及び本市のイメージアップを図りました。今後も、事業を継続するとともに、オリンピックなどの様々な機会を捉え、より一層、国内外に情報を発信し交流を進めていく必要があります。
AⅡ AⅡ AⅡ

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2014年度以降の方向性 ●姉妹友好都市との文化交流事業への派遣や文化講演会等への出席など、市民文化大使の活動の場の拡充を図ります。
●東海道川崎宿の歴史、文化を学びながら、集い、東海道を核とした地域交流の拠点として、また、川崎の魅力を発信する新たな観光スポットとして、地域活性化に貢献する施設になるよう事業を推進します。
●大山街道ふるさと館は適切な管理運営を実施し、市民の文化活動の拠点であるとともに、市民とともに作り上げる地域文化の発信拠点として施設の活用を推進していきます。
●区民祭を区民主体で開催し、より区民の連帯を深め地域を活性化していきます。
●花巻市との交流については、これまでの広報支援等を引き続き実施するとともに、花巻市が2011年1月に策定した事業計画に基づき、庁内検討会議作業部会等でより具体的に検討し、事業を推進します。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
     
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
郷土意識の増進、地域間・都市間交流の進展という明確な形で成果が表れにくい内容を目標としているため、数値による指標化が困難です。    
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
     
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2010       2010       2010      
2011       2011       2011      
2012       2012       2012      
2013       2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 14,236 11,333 9,798 14,324 12,105 9,614 14,727 13,649

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
事務事業名 第3期実行計画
期間の達成状況
市民文化大使事業 東海道を活用したまちづくり推進事業
大山街道ふるさと館管理運営事業 区民祭開催事業(幸区)
区民祭開催事業(中原区) 区民祭開催事業(高津区)
区民祭開催事業(宮前区) 区民祭開催事業(多摩区)
区民祭開催事業(麻生区) 市民保養交流施設事業(花巻市(旧東和町))
箱根施設管理事業    

<用語説明>

 
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