かわさきコロナ情報(動画特設ページ) #57 令和5年4月 28日〜新型コロナ 5類移行について〜 令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症は季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症に位置づけが変わります。 今日はそのポイントをご紹介いたします。 令和5年5月8日以降、発熱等の症状が出た場合は、医療機関またはコールセンターにご相談ください。医療機関の情報はホームページにも掲載しておりますので、御参照ください。 また、コールセンターの電話番号は044−200−0730となります。 続いて受診時の注意点です。 他の疾病と同様に保険診療となり、一部自己負担が生じます。 なお、抗ウイルス薬の費用は9月末まで引き続き無料となります。 療養中は外出等の制限がなくなりますが、発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いので、外出等を控えることを推奨します。また、その後も10日間が経過するまではマスク着用やハイリスク者との接触をひかえることを推奨します。入院した場合の費用は、一部自己負担が生じます。他の疾病と同様に保険診療となります。 療養中の体調相談については、発熱時の問い合わせ先と同様に、医療機関またはコールセンターにご相談ください。 次に、コロナワクチンの接種についてです。 5月8日以降の追加接種は重症化予防が目的になりますので、対象者に該当する方のみ、8月まで接種可能です。 対象者は、初回接種が済んだ、65歳以上の方、12〜64歳で基礎疾患などお持ちの方、医療機関・高齢者施設などにお勤めの方が該当します。 また、初回接種が済んだ5歳〜11歳の方のうち、オミクロン株対応ワクチン未接種の方、基礎疾患等をお持ちの方も対象者となります。 コロナワクチンの予約は、かかりつけ医などの医療機関、予約コールセンター、予約サイトを御利用ください。 予約コールセンターの電話番号は、0120−654−478です。 今回の対象者でない方も、9月以降に接種が可能になります。なお、お手元に届いた接種券は、接種時期が来るまで大切に保管してください。その他不明点は予約コールセンターへご連絡ください。 最後に、これからの身近な感染対策として感染防止の5つの基本を御紹介します。 @体調不安がある時は無理せず自宅で療養あるいは受診しましょう Aその場に応じたマスクの着用や、咳エチケットに留意しましょう B換気、3密の回避は引き続き有効です C手洗いは日常の生活習慣にしましょう D適度な運動、食事などの生活習慣で健やかな暮らしを送りましょう 新型コロナウイルス感染症が5類感染症になったとしても、コロナウイルスがなくなるわけではありませんし、今後も、季節性インフルエンザのように流行の波が繰り返されることが見込まれています。注意しなくてもいい病気になったわけではありません。  例えば、インフルエンザも大勢が かかれば学校を閉めます。高齢者の方の中には重症化する人もいます。私も含めて、何気ない日常を送る中でちょっとした対策を身につけておくことが、みずからを守り、周りの方を守ることにつながるのだと思います。