川崎市のおサイフってなに? ママは、市役所に税金を納めているでしょ。市役所では、そのお金を、どうやって使っているのかな?小学生ゆな 市役所には、いくつかのおサイフがあって、そのおサイフでお金を管理しているらしいわ!詳しいことは、かわさき博士に聞いてみましょう!ママ 市役所では、1年間に入ってくるお金(歳入)と、出ていくお金(歳出)の見込みを立てて、「予算」というものを作成しています。予算は、市役所がどのような仕事(行政)をするのかを示すものです。この予算に基づいておサイフのお金を出し入れしています。9月ごろから翌年度の「予算」を作り始め、翌年の2月に「予算」の案を作成し、市長が市議会に提出し審議してもらいます。市議会では、市民の声を代表する市議会議員が本会議や予算審査特別委員会で審議し、可決されると最終的に「予算」が決まります。また、年度途中で変更する必要があれば予算の補正案を作成し、市議会で審議し予算を変更しています。 かわさき博士 市役所では …予算編成作業 市議会では …予算審議 ところで、表紙にあるのは? 川崎の発展の基礎を築いてきた二ヶ領用水は、平成23年3月に竣工400年を迎えます。これを記念して、市民と行政が協働し、各地で多様な記念事業を進めています。二ヶ領用水は江戸時代、川崎領と稲毛領の二つの領に、多摩川から水を引くために建設された人工用水で、現在の川崎市のほぼ全域を流れる神奈川県下で最も古い農業用水のひとつです。表紙及び左の写真は久地円筒分水で、農業用水を各地に正確に分けられるよう、昭和16年に造られました。平成10年には、川崎市で初めて国の登録有形文化財に登録されました。