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レル・ライト

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2023年7月18日

コンテンツ番号94808

認証年度 2017年度

室内外で使用できる、多機能6輪電動車椅子

MyCane2

価格 1,780,000円~

製品概要

 多機能6輪電動車椅子レル・ライトはさまざまな機能の組み合わせによる形状変化で、あらゆる生活に対応できる革新的な車椅子です。日本の生活様式にもマッチし、軽量・コンパクトで小回りが利きます。屋内でも、屋外でも使えるので、日常生活は、これ一台でOKです。また、6輪の中輪駆動方式や、弊社オリジナルのHBキャスターの採用で、今までは危険であった、傾斜地や、踏み切りなどでも安全に使用することができます。走行時の振動や、衝撃も少なく、疲れ難い。柔らかいノーパンクタイヤ、蒸れが少なく、洗えるクッション等のオプション。23年間の弊社の経験が詰まったレル・ライトはユーザーの「やレル」を増やせる自慢の電動車椅子です。

開発背景

 狭い日本の家屋に合った、多機能(ティルト・リクライニング等)な電動車椅子がなかったことが、開発のきっかけです。外国製品は高機能であるが、住宅事情や、使用者の体格の違いから、大きく、重く作られているため、日本の住環境では、使えないケースがある。

開発の意義

 レルの開発、製造、販売を通して、6輪の電動車椅子の有効性や必要性が認知され、6輪電動車椅子のJIS規格制定の動きに繋がった。また、RELティルト、座面ティルトに代表されるようなオリジナルな各部の動きにより、身体を動かすシーティング(ダイナミックシーティング)が可能になってきた。

創意工夫

 REL機構:後輪キャスターを後方に伸ばすことによって、ティルト姿勢がとれ、重心が下がり、後方転倒し難いポジションになります。また、キャスターが上がることで、段差越えにも有利になります。コンパクト性とフルフラット時の安定性の両立を達成しています。基本のREL機構と座面ティルト機構、リクライニング機構、またパワーレッグとの組み合わせによる形状変化が、多くの問題解決の可能性を開きます。走行性においても、6輪・中輪駆動、CW機構、HBキャスターや多くのサスペンションにより、安全で小回りが利き、疲れ難い。ベース部分の共有化でリフト、スタンディング等への機能アップが可能。

メッセージ

 可能な限り、室内外を問わず、長時間、快適に、ストレスなく使用でき電動車椅子を目指して、作られているレル・ライトは、障害があっても、健常者ができるなにげない動き、行為と似た動きができます。(レル・ライトは立ち上がりは出来ませんが、より、高機能タイプのレル・リフトは可能)室内を動き、テーブルにつき、横になって眠る、しゃがんで床に落ちたものを拾う。(8cm下がる低いポジションになる)。外に出て、エレベーターに乗り、傾斜のある歩道を歩き、コンビニで買い物をする。踏み切りを渡り、バス、電車にも乗る。環境整備が進んでいる今、レル・ライトであれば諦めていた夢に向かって、一歩を踏み出すことができる。条件が許せば、介助者なしでの行動も可能になる。正に前の項目で記した、『レル・ライトを活用して、生活をかえていくストーリー』の方々の実践と同じように社会に貢献できる可能性が開かれる。

かわさき基準認証総合評価コメント

 コンパクトで小回りが利き、日本の生活様式にも適合した多機能(ティルト・リクライニング)の電動車いすであり、6輪による安定性で段差乗り越え時の転倒リスクが少なく、重心を上下に移動することで、さまざまなシーンに対応できる製品として評価できます。
 モニター評価では、「ほとんどのことが自分でできるようになる」「操作は難しいが覚えると楽しい」といった個別性にもよりますが利用による生活の幅が広がる声が多数ある一方で、「価格が高い」「多機能ではあるが、操作方法が難しい」といった声も寄せられたことから、今後のさらなる製品の改良を期待します。
 車いすを利用する方の利用者の自立を促進する製品として、かわさき基準の理念における「人格・尊厳の尊重」「活動能力の活性化」「安全・安心」への適応を評価し、認証に値するものと判断します。

問合せ先

社名:有限会社さいとう工房

住所:東京都墨田区本所4-27-3

電話:03-3621-0508

FAX:03-3624-0537

会社ホームページhttp://www.saitokobo.com/外部リンク

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お問い合わせ先

川崎市 経済労働局イノベーション推進部

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 フロンティアビル10階

電話:044-200-3226

ファクス:044-200-3920

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