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MOMOシリーズ

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2022年3月15日

コンテンツ番号94813

認証年度 2017年度(KIS2017-08)

できることを、ふやす

MyCane2

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製品概要

 ALS、筋ジストロフィー、SMA、多系統委縮症、頸髄損傷等の疾患により上肢機能が低下した人に向けたアームサポート。スプリングの弾性力により腕を下から支え、水平、垂直方向の動作をサポートしたり身体にかかる負担を軽減することができる。「MOMO」、「MOMOプライム」というアシスト方法の異なる2種類のラインアップがあり、ユーザーの症状に応じて選択する。また腕の長さや重さ、腕のバランスなどの調整が可能で、手首や手指のアシスト器具と組み合わせることもできるなど、症状の個人差が大きい疾患の人たちに適合しやすいよう設計されている。テーブルや車いす、自立式スタンド等に固定して使用する。

開発背景

 日本では上肢機能の低下に対し有効な福祉用具の普及が遅れている。オランダではアームサポートやロボットアームの開発が盛んで、車椅子やワークチェアと組み合わせて利用できる制度もある。当社はアームサポートの普及を目指しオランダのExact Dynamics社、(株)リハロと電動型アームサポートの開発を進めてきたが、高価で新しい商品は普及に時間を要するため、比較的安価な簡易版の開発を先行させた。

開発の意義

 人間は多くの作業を上肢で行う。上肢機能を失うことは、ADLや仕事、趣味など、尊厳や生きがいを失うことを意味する。MOMOを使うことでできることが増え、ユーザーの生活における選択肢が広がり、社会参加の維持または促進につながる。上肢のサポートにはさまざまなニーズがあるが、有効な支援機器が不足している。MOMOの普及には上肢向け福祉用具の認知を広げ、新規参入や福祉制度への浸透を促す意義もあると考えている。

創意工夫

 MOMOシリーズは複雑な機構や電力を用いず、シンプルな仕組みで日常使いに適した使い心地、サイズ、機能を実現している。巻きバネの弾性力を用いてユーザーの腕を持ち上げ、自重をゼロまたはゼロに近い状態にすることで、わずかな筋力で腕を動かすことを可能にした。水平運動を妨げないよう多関節にしたリンク機構には、多くのベアリングを組み込んでおり、摩擦を減らすことで滑らかな動作を可能にしている。また支点を動かして腕を支えるバランスを調整できるため、肘の伸展・屈曲動作をアシストできる。

メッセージ

 車椅子は下肢が不自由な人たちが自らの意志で移動することを可能にした。福祉用具の代表的存在となり、バリアフリーのアイコンとして駐車場やトイレなどで目にすることが多い。アームサポートはそんな車椅子よりも多くのことを可能にする。食事、絵を描く、歯を磨く、メイクをする、PCやスマホの操作、楽器を演奏する。その用途は開発時の想像を超え、ユーザーの意欲と工夫でどんどん広がっている。資格試験にチャレンジしている人もいれば、リハビリを兼ねてピアノの練習をしている人、5歳のときからMOMOを使いはじめ、できることを増やしていっている少年もいる。車椅子の開発と普及が、社会のダイバーシティ化を進める要因になったように、アームサポートが上肢不自由者の自分らしい人生を後押しし、活躍の場を広げていくことで、ダイバーシティのある社会づくりに寄与することができる。一方で上肢障害といってもその状態や程度は千差万別で、MOMOは決して万能ではない。異なる種類のアシストや、手首や手指のアシストが必要な人もいる。MOMOの普及は、そうしたニーズに社会の目を向けるきっかけにもなると考えている。

かわさき基準認証総合評価コメント

 上肢に残存能力がある方であれば食事などの面で自分の力でできることを広げることが期待できる製品として評価できます。ロボットアームではなくバネの弾力性だけで利用する方の機能を支援するつくりであり、安全性も高いと判断できます。
 この製品が提供する機能と利用する人の必要とする機能が合致することにより、生活での効果が発揮できます。一方で、利用においてもある程度慣れが必要となることなど、情報提供の面でさらなる工夫が求められます。
 障害のある方のできることを広げる点でダイバーシティを促進する製品として、かわさき基準の理念における「人格・尊厳の尊重」「活動能力の活性化」「ノーマライゼーション」への適応を評価し、認証に値するものと判断します。 

問合せ先

社名:テクノツール株式会社

住所:東京都稲城市東長沼2106‐5 マスヤビル4F

問合せ先: office@ttools.co.jp

会社ホームページhttp://www.ttools.co.jp/外部サイトへリンクします

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