ライブコネクト
認証年度 2019年度(KIS2019-16)
センサーとAIの見守りシステム
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製品概要
センサーとAIを活用した見守りシステムで、『介護施設のリスク』と『介護職員の負担』の軽減をサポートします。
1.お部屋の状況を一覧で確認
センサー設置のお部屋を最大48室まで一覧して確認することができます。
2.部屋内の離床検知
入居者の離床を離床マットよりも素早く検知することができます。
3.居室内での熱中症の防止
センサーを利用して居室の「温度」「湿度」を測ることができ、熱中症の防止に役立てられます。
4.複数のセンサーによる夜間行動の把握
居室のベッドに付けたセンサーと離床センサーを組み合わせることによって、夜間トイレに行く動きを推定できます。
開発背景
介護施設では、少子高齢化が進む中、以下のような問題を人の力だけで解決することはとても困難になりつつあります。これらの問題を、テクノロジーを利用して解決したいとの思いが開発の背景です。
・入居者様の重大事故発生
・入居者数に対するスタッフ数が少なく、スタッフの方(特に夜間)の負荷が高い
・スタッフの方の働き方改革が進まない(人材不足)
開発の意義
既存のセンサー等による見守りシステムは、大掛かりな工事が必要であったり、現場スタッフの方が使いこなせない、費用が高額ですべての居室に設置できないなど、中々導入が進まない状況がありました。そのような状況で、「工事不要」、「マニュアル不要」、「費用が安価」な見守りシステムを開発することにより、ご利用しやすい形で提供させていただくことで、介護施設のさまざまな問題解決に貢献したいと考えています。
創意工夫
人感・温度・照度がわかるセンサー、ドア開閉センサー、肺の動きを検知するセンサーを組み合わせることにより、介護施設における入居者の行動を検知し、離床時やベッド在・不在時に発報するなど、入居者の状況に応じたアラートを設定できるよう工夫しました。また、スタッフの方に浸透しやすくするために、マニュアルが不要となるよう、極力見やすいインターフェースを開発しました。
メッセージ
当見守りシステムでは、介護施設における「入居者の方の重大事故防止」「スタッフの方の作業負荷軽減」の実現を目指しております。今後さらなる開発を進め、データ解析・レポート機能を強化し、スタッフの方の気づきサポートや入居者のヘルスチェック、介護記録ソフト連携、介護現場の数値化等を提供できるよう尽力していく所存です。
かわさき基準認証総合評価コメント
介護スタッフが複数の居室状況を確認し、効果的な見守りを行うために利用する製品として、各センサーが小型・軽量化されており、利用者が違和感なく生活できるとともに、一目で居室の状況が分かる表示画面により、介護者が最大48居室を効率よく見守ることができることは非常に評価できます。モニター評価においても「センサーを複数設置しても利用者の生活に影響がない」、「夜間巡回の負担が減った」、「居室状況が事前に分かるため、安心して巡回できる」との意見があるなど<理念5 活動能力の活性化>等で優れた配慮があるとの評価を受けました。<理念1 人格・尊厳の尊重>、<理念5 活動能力の活性化>、<理念8 ノーマライゼーション>等の優れた配慮を評価し、2019年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証いたします。なお、<理念6 利用しやすさ>において、「月額費用が高額に感じる」との意見がありましたので、今後の改善を期待します。
問合せ先
社名:株式会社Z-Works
住所:東京都新宿区下落合4-21-19 目白LKビル7F
電話:03-5988-7403
FAX:03-5988-7402
会社ホームページhttps://www.z-works.co.jp/外部リンク
お問い合わせ先
川崎市 経済労働局イノベーション推進部
〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 フロンティアビル10階
電話:044-200-2334
ファクス:044-200-3920
メールアドレス:28innova@city.kawasaki.jp

