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ラ・クリップ

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2021年3月31日

コンテンツ番号127618

ラクリップ

認証年度

2020年度

対象者

特に要介護3程度までの下肢の筋力低下や股関節・膝関節の可動域に制限がある方、重介助で腰痛がある介助者

製品概要

従来の押す力を利用して立ち上がる「押し型」と異なり、手すりの高さを125cmとすることで手すりを引き寄せて立ち上がる「引き型」の手すりです。岐阜大学付属病院における動作分析によれば大腿四頭筋の活動量において12%以上の効率性が認められ、利用者が自力でベッドから立ち上がり、立位保持をしつつ、車椅子等への移乗が一人で、あるいは軽介助で行うことが可能となり、本人のADLとQOLの向上に結びつくばかりでなく、介助者の仕事量の軽減に繋がる福祉用具です。

開発背景

弊社関係者の実父(当時91歳)が股関節圧迫骨折により入院(手術不可)、その後退院するも自宅での全介助は、妻(82歳)も高齢で大変な状況であった。その事態を改善すべく、弊社の板金加工等の技術を生かして対応策を考案し、試作品でトライしたところ即時に自力で起立・車椅子への移乗が出来た事より製品の有効性を確信し開発に踏み切った。

開発の意義

人間が本来持っている「引く力」を最大限活用することで自力での立ち上がり、もしくは介助者においても軽介護や見守り介護となることで、本人については日常生活が前向きになり生活の質の向上に結びつき、介助者に関しては介助ストレスや腰痛などから解放されることとなる。本人にとっては介護度の改善に繋がり、介助者にとっては人手不足等における介助環境の改善に結びつくものと考えている。

創意工夫

「引く力」を最大限活用するにはどのようにしたら良いか?安定感を持たせながら安心感を体験できるにはどうしたらよいか?を考えた時、掴むポイントが上方にあること、ベースに十分な重量があること、立位保持をした際、依存できる形状であること、をクリアできるよう従来には無い発想で開発しました。

メッセージ

特に高齢化が進む中で、介護認定者は増加の一方、介助者に関しても高齢化や人手不足で介護環境は増々劣悪化の傾向であることは疑う余地もありません。そんな中、自立支援を目指して開発した「ラ・クリップ」を活用することで、本人においては日常生活において「やる気」を持つことが出来、介助者に関しては介助環境の改善に繋がれば、介護保険を始めとする介護関係全体の改善に結びつき、介護環境に一筋の光明を見出すことが可能だと確信しています。また、昨今のコロナ禍においては密を回避した介助が可能となることで感染拡大の防止策の一環となり得ると考えています。

かわさき基準認証総合評価コメント

下肢の筋力低下や股関節・膝関節の可動域に制限がある方、重介助で腰痛がある方が日常的に利用する製品として、押し型ではなく引き型の手すりにすることで、車椅子等への移乗が一人で、あるいは軽介助で行うことが可能となり本人のADL・QOLの向上に結びつくばかりでなく、介助者の仕事量の軽減に繋がることは非常に評価できます。モニター評価においても「持つ部分が広く利用者が掴みやすい位置を握ることができる」、「L字と違い、立つ前と立ち上がった後で違う位置を保持できる形状になっていることで、立ち上がり時に力が入りやすく立ち上がった後も安定して立位保持できている」など<理念5 活動能力の活性化>等において優れた配慮があるとの評価を受けました。<理念1 人格・尊厳の尊重>、<理念5 活動能力の活性化>、<理念7 安全・安心>等の優れた配慮を評価し、2020年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証いたします。

問い合わせ先

株式会社 東海技研工業

岐阜県中津川市中津川932-325

電話:0573-65-6888

HP:https://keibi-group.com/group/tokaigikenkogyo.html外部リンク

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