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令和3年度「全国安全週間」が実施されます(2021年7月号)
このページは、広報誌「かわさき労働情報」のインターネット版です。
本週間2021年7月1日~7日(準備期間2020年6月1日~30日)
今年で94回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的として毎年実施されています。
令和3年度「全国安全週間」スローガン
持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場
これまで、多くの事業場で労使が協調し、さまざまな労働災害防止対策が展開されてきました。この努力により労働災害は長期的には減少しており、令和2年の全国の労働災害による死亡者数は3年連続で過去最少となる見込みです。
一方、休業4日以上の労働災害による死傷者数は、高齢者の労働災害、転倒災害や「動作の反動・無理な動作」による労働災害が年々増加していることに加え、新型コロナウイルス感染症の罹患による労働災害の増加により、平成14年以降で最多となる見込みです。
このような背景を踏まえ、令和3年度のスローガンでは、働く高齢者の増加等の就業構造の変化や新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う社会情勢の変化等に対応し、将来を見据えた持続可能な安全管理を継続して実施していくことにより、すべての働く方が安心して安全に働くことのできる職場の実現を呼びかけています。
職場の安全、全国安全週間に関する情報は下記で発信しています。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17450.html外部リンク
中央労働災害防止協会
https://www.jisha.or.jp/campaign/anzen/外部リンク
川崎市の労働災害発生状況
令和2年(2020年)の川崎市の事業場の労働災害による休業4日以上の死傷者数は1061人、死亡者3人と、令和元 年から死傷者数は38人増加、死亡者は1人増加しました。

(資料出所:川崎南・川崎北労働基準監督署)
熱中症に警戒を!
1.神奈川県内の職場における熱中症の状況
令和2年(2020年)、神奈川県内の職場における熱中症による休業4日以上の死傷者数は52人と昨年と比べ1人の増加となりました。依然として高い水準となっています。

2.職場における熱中症予防のポイント
直射日光等により高温・多湿になる屋外作業場所などでは、熱中症を予防するため次の対策に努めてください。
- 休憩場所の整備
- 暑さ指数(WBGT値)の活用
- 作業時間の短縮
- 熱への慣れ・適応
- 水分・塩分の摂取
- 通気性の良い服装の着用
- 日常の健康管理
- 熱中症についての教育

3.応急措置
あらかじめ緊急連絡網を作成し、関係者に知らせておいてください。また、作業現場の近くの病院や診療所の場所を確認してください。
- 暑い現場から涼しい日陰か、冷房の効いている部屋などに移す。
- 衣類を緩めて(場合によっては脱がせて)、体からの熱の放射を助ける。
- 氷のうや濡れタオルなどで、首、脇の下、脚の付け根を冷やす。
- 水や塩分を取らせる。
(異常時の措置)
呼びかけに対する返事がおかしいなど意識障害がある場合、自力で水分が摂取できない場合、症状が回復しない場合、その他必要と認める場合には、直ちに医療機関に搬送してください。
厚生労働省では、職場における熱中症予防対策の一層の推進を図るため、労働災害防止団体などと連携し、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施しています。
お問い合わせ先
川崎市 経済労働局労働雇用部
〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル6階
電話:044-200-3653
ファクス:044-200-3598
メールアドレス:28roudou@city.kawasaki.jp

