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労働相談Q&A(2021年10月号)

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2021年10月1日

コンテンツ番号132706

このページは、広報誌「かわさき労働情報」のインターネット版です。

 労働災害に関する相談が増えています。そこで、関連する相談事例を3例紹介します。

質問

 職場で少し急ぐ用事があって小走りしていたら、転倒しそうになり、腰を痛めてしまいました。すぐに治ると思っていたのですが、2~3日しても治らないので医師にかかったところ、ヘルニアだと言われてしばらく通院しました。医療機関では、会社で起きた腰痛だから労災にした方がいいと言われたのですが、会社の総務は、すぐに医者にかかっていないから事実関係がはっきりしないこと、重いものを運んだわけでもないこと、ヘルニアは元々あった可能性があることなどから、労災にならないと言っています。自分のミスで転倒してけがをしたら労災になるのに、急いで仕事をしようとした上に、転倒しないように頑張ったのに労災にならないと言うのは納得できません。

回答

 労災かどうかを決めるのは労働基準監督署なので、労災保険請求の手続きを進めましょう。会社の協力がなくても監督署に請求できます。たしかに総務が言うように、会社で起きた腰痛が必ずしも労災になるわけではありませんが、よほどひどい症状でない限り、すぐに医師にかからないことは珍しくありません。ちなみに、重量物運搬作業は腰痛の典型的な原因ですが、労災認定基準では、「腰部に対する急激な力の作用」があれば認めると書いてあります。また、その解説では、「症状の動揺を伴いながら、後になって椎間板ヘルニアの症状が顕在化することもある」とされています。

質問

 仕事が終わって帰る途中、会社の敷地内で転倒して、骨折しました。会社の中で起きた事故なので、労災手続きをお願いしました。ところが、会社は、仕事が終わっているのだから労災は難しい、通勤災害にすればよいのではないかと言われました。通勤災害と労災では、いろいろ会社の取扱いが異なるので納得できません。労災にはならないのでしょうか。

回答

 労災になる可能性が高いでしょう。更衣や退勤手続きをすませてから、階段から転落して負傷した例について、終業直後の「業務に通常付随する後始末行為」であり、「事業主の支配下に伴う危険が現実化した災害」だとして労災として認めるとした通達があります。

質問

 夫が夏の建設現場で働いていたのですが、昼過ぎに気分が悪いと休んでいたところ、心臓発作を起こして救急車で運ばれました。幸い命はとりとめたのですが、重い障害が残ってしまいました。残業はあまりありませんでしたが、休憩中とはいえ、職場で倒れたのだから労災だと考えて申請したのですが、労働基準監督署は詳しく調査をしないと何とも言えないと言われました。どうしてでしょうか。

回答

 骨折などの負傷であれば職場で発生した場合は、ほぼ労災になりますが、病気の場合は、発症した場所が職場かどうかよりも、発症の原因が仕事と関係があるかどうかがポイントになります。したがって、休憩時間はもちろんのこと、例えば家で発症した場合でも、原因が仕事のストレスや長時間労働であれば認められます。夏の現場で脱水症状が原因かもしれません。そういった職場環境や基礎疾患の有無や程度などについても調査して判断されることになるでしょう。

特定非営利活動法人 神奈川労災職業病センター 相談案内

住所 横浜市鶴見区豊岡町20-9 サンコーポ豊岡505
電話 045-573-4289
ファクス 045-575-1948
メールアドレス info@koshc.org 
ホームページ https://koshc.org/外部リンク

相談日時
月曜から金曜 10時から18時
土曜 10時から12時
(面接希望の場合は要予約。無料。秘密厳守です。)

編集後記

 早いものでもう10月、空気が澄んで随分と過ごしやすくなりましたね。朝晩の気温は秋の気配、秋といえば食欲の秋・スポーツの秋・芸術の秋・読書の秋と、何かと人の動きは活発になります。山や渓谷を赤黄色に染める紅葉を求めて出かければ、秘湯に浸かりのんびりしたいものです。それにしても、これまでいろいろな感染症がありましたが、新型コロナウイルスほど感染力が強く日常生活の自由が制限されることはありませんでした。夜の街を歩きながら焼き鳥の煙に引き寄せられることもなくなり・・・コロナ禍も2年近くになると慣れなのか、日常のように感じます。収束がハッキリしない中でのお出かけは少し我慢ですね。早く自由になりたい!

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