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労働相談Q&A(2022年1月号)

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2022年1月1日

コンテンツ番号135060

このページは、広報誌「かわさき労働情報」のインターネット版です。

 一定のハンディキャップを持ちながら働く人が増えています。ご本人の労働条件はもとより、職場環境を整備する会社の努力や配慮も必要不可欠です。そうした取り組みは、当事者ではない人たちにとっても働きやすい職場につながるでしょう。関連する相談事例を3つ紹介します。

質問

 いろいろあって精神疾患になってしまいました。しばらくお休みして、退職も考えたのですが、仕事自体は好きで慣れていることもあり、障害者枠で契約社員として働き続けることになりました。人手不足で忙しい職場だということもあり、総務の方からは「無理しなくてもよいから、とにかく辞めないでもらいたい」と言われています。まだ治療中で、時々休むこともあるのですが、先日職場の上司から、「きちんと出勤できないなら、他の仕事を考えてみるのもよいのではないか」と退職勧奨されました。忙しい職場を管理する上司の苦労もわかりますし、同僚にも迷惑をかけることもあるのですが、そもそも今の職場に配属したのは会社の方です。また、総務のお話とあまりにも違うので不可解です。一体どうすればよいのでしょうか。

回答

 障害者雇用促進法では障害者の雇用の機会を確保するために、常用労働者の数に対して障害者を雇用すべき割合(障害者雇用率)を設定して、その達成を企業に義務付けています。ちなみに令和3年3月からは民間企業では2.3%です。それを達成するためにも、総務の方は、職場に慣れている方には辞めてほしくないと考えているのでしょう。もちろん単に法定雇用率を満たせばよいというものではなくて、同法では「合理的配慮の提供義務」を定めています。合理的配慮の具体的な内容は、当然障害の種類や程度にもよりますから、適宜確認する必要があります。それほど忙しくない職場に移る方法もあるかもしれませんが、職場の人手不足や忙しさそのものを改善してもらうことなども含めて、総務の方に相談してはいかがでしょうか。

質問

 会社をお休みして、少しやっかいな病気の治療をしています。休職期間満了の期限が近付いてきたのですが、治るかどうかもはっきりしていませんし、完治するとしても、もうしばらく時間がかかりそうです。会社はいったん退職して、もしも治ったらその時に必ず再雇用すると言うのですが、前例もないので、あまり信用できません。確約書のようなものを交わした方がよいのでしょうか。

回答

 ご心配されるよう再雇用の約束は当てにならないものですし、会社の状況が変わってしまうかもしれません。かつては「不治の病」とされたがんなどの疾病でも生存率が高まり、病気と長く付き合う時代になっています。厚生労働省は「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(令和3年3月改正)を出しています。

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000780068.pdf外部リンク

 

 治療をしながら働き続けるための労使双方の工夫や手順などが解説されていますので、参考にして会社とよく話し合ってみてください。

 

質問

 職場で大けがをして1年ほど労災補償を受けています。主治医からは、そろそろ少しずつ働いた方がよいと言われています。会社も忙しいので来てくれればその日の日当分は出すと言ってくれているのですが、まだまだ週2~3日ぐらいが限度で、それだけでは生活できません。なんとかならないでしょうか。

回答

 労災の休業補償請求書をみてもらえるとわかりますが、「療養のために労働できなかった期間」と「賃金を受けられなかった日数」を書くようになっています。例えば、30日のうち、10日働いて賃金をもらったとすれば、20日分を請求することになります。もちろん無理は禁物です。労働基準監督署にも事情を説明して、少しずつ復帰していることを伝えておきましょう。

特定非営利活動法人 神奈川労災職業病センター 相談案内

住所 横浜市鶴見区豊岡町20-9 サンコーポ豊岡505
電話 045-573-4289
ファクス 045-575-1948
メールアドレス info@koshc.org 
ホームページ https://koshc.org/外部リンク

相談日時
月曜から金曜 10時から18時
土曜 10時から12時
(面接希望の場合は要予約。無料。秘密厳守です。)

編集後記

 新年明けましておめでとうございます。皆様はどのように年末年始をお過ごしでしたでしょうか。かくいう私は、コロナ禍を除いて約20年に渡り、毎年1月2日は家族で箱根駅伝のゴール(往路)を芦ノ湖畔で観戦しています。ゴール時間の3~4時間前から寒さに耐えながら待っていますが、選手が最後まで一生懸命に走る姿を目にすると、今年一年、自分自身も頑張らなければという気持ちになります。ただ・・・ここ数年は年のせいか、暖かい家でお酒を飲みながらテレビ観戦でも良いのでは?・・と考えることもありますが、年始に家族と一緒に出掛ける貴重な時間でもあり、誰かが「もうやめよう」と言うまで頑張ってみようかと思っています。今年こそは、新型コロナウイルス感染症が収束し、皆様方が御家族・御友人と安心して出掛けられる状況になることを願っております。

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お問い合わせ先

川崎市 経済労働局労働雇用部

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル6階

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