スケートボード類での事故-転倒することを前提に安全保護具の着用と場所選びを-
スケートボード類※1が関係する事故の情報が、医療機関から11年間で230件寄せられており※2、半数近い105件で骨折、92件で頭や顔に何らかのけがを負っていました。約4分の3に当たる173件が小学生の年代(6~12歳)で発生しています。
スケートボード類は、車輪が付いた板の上に立つため、もともと不安定であり、遊んでいて転ぶことは避けられません。その際に、手をついて腕を骨折したり、頭に衝撃が加わって脳に損傷が生じるなど、重大なけがが発生することがあります。スケートボード類に限らず、遊びやスポーツには一定のけがを負うリスクがありますが、スケートボード類でどのようなけがが発生するか十分に知った上で、けがを最小限にする事前の準備が大切です。
- 遊ぶ前にはスケートボード類を点検、整備し、ヘルメットとプロテクターを着用し、準備体操をしてから遊びましょう。
- 禁止された場所や車、人通りの多い道路では滑走しないでください。路面の凹凸や傾斜、濡れ、障害物がない平らで広い場所を選びましょう。
- 保護者は、子どもと一緒に乗り方のルールなどを理解し、乗る際の装備、場所、時間等を子どもと決めましょう。特に幼い子どもが遊ぶ際はそばで見守りましょう。
詳細は、下記の資料をご確認ください。
※1 スケートボードとスケートボードに似た2輪の遊具をまとめてスケートボード類としています。なお、電動タイプのスケートボードは含みません。
※2 消費者庁と独立行政法人国民生活センターは、医療機関から事故情報を収集し、再発防止に生かすことを目的とした「医療機関ネットワーク事業」を共同で実施(平成22年12月運用開始)。参画する医療機関は、令和3年11月末時点で30機関、件数は令和3年11月末までの伝送分を、本件のために消費者庁が特別に精査したもの。
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