公共施設における太陽熱利用設備の導入について
概要
太陽熱利用設備はエネルギー変換効率が約40~60%と高く、地球温暖化対策として普及が期待されています。
そこで川崎市では、太陽の熱でお湯をつくる「太陽熱温水器」を公共施設に率先して導入することで、ガスや電気の使用量を減らして二酸化炭素排出量を削減するとともに、普及啓発に役立てています。
目的
太陽の熱でお湯を作る「太陽熱温水器」を公共施設に率先して導入することで、ガスや電気の使用量を減らして二酸化炭素排出量を削減するとともに、普及啓発に役立てます。
導入実績
平成23年度には多摩老人福祉センターへ、平成25年度には大戸小学校及び高津スポーツセンターへ太陽熱温水器を導入しました。
多摩老人福祉センター
【住所】 多摩区中野島5-2-30
【集熱器面積】 16 m2
【蓄熱槽容積】 200 リットル
【用途】 風呂
大戸小学校
【住所】 中原区下小田中1-4-1
【集熱器面積】 20 m2
【蓄熱槽容積】 600 リットル
【用途】 学校給食の食器洗い
【備考】 導入にあたっては「平成25年度再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金」を活用しています。
高津スポーツセンター
【住所】 高津区二子3-15-1
【集熱器面積】 16 m2
【蓄熱槽容積】 400 リットル
【用途】 シャワー
【備考】 導入にあたっては「平成25年度再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金」を活用しています。
導入設備のしくみ
- 集熱器で、太陽の熱を集めます。
- 蓄熱槽にて、集めた熱でお湯を作ります。
- 作ったお湯を、食器洗いやシャワーに利用します。
太陽熱利用設備のメリット
家計にやさしい
ガスや電気を使わずに熱を利用できるので、電気代やガス代の節約になります。
地球にやさしい
二酸化炭素の排出量を減らすことができるので、地球温暖化防止につながります。
資料
導入設備について
導入設備について(PDF形式, 238.61KB)
上記内容をPDFファイルにまとめました。
導入設備の利用状況(平成26年度)
多摩老人福祉センター

※平成26年4月、平成27年2、3月はメンテナンス等のため、太陽熱利用設備は未使用
大戸小学校

※平成26年8月は夏休みのため、太陽熱利用設備は未使用
高津スポーツセンター

関連リンク
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- 太陽熱利用(九都県市首脳会議 環境問題対策委員会)
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お問い合わせ先
川崎市 環境局脱炭素戦略推進室
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-3873
ファクス:044-200-3921
メールアドレス:30dtanso@city.kawasaki.jp

