当院の耳鳴難聴外来ではTRT(Tinnitus Retraining Therapy)療法を行っております。

TRT療法とは

耳鳴順応療法とも言い、1990年代にジャストレボフ博士により提唱された治療法で、治療器の音や外界音を聞くことによって耳鳴を紛らわせ「脳を耳鳴りの音に順応させるように訓練する方法」で、カウンセリングとTCI治療器(Tinnitus Control Instrument=耳鳴治療器)、または補聴器を装用することにより成り立っています。

症状

数ヶ月から半年前に出現した耳鳴や以前からの慢性の耳鳴については最新の治療を行っており、耳鳴りの原因になるような疾患の有無を精査した後、TRTという耳鳴を気にしなく療法を施行します。以前から、または最近耳鳴が気になりだしたという症状の方は是非受診されてください。耳鳴の原因としては加齢によるものが最も多いですが、突発性難聴、急性感音難聴と診断された方の急性の耳鳴の場合は、TRTの音響療法は適応しない場合があります。また、例えば強い精神症状を伴って耳が原因ではない耳鳴についても適応でない場合があります。

治療方法

耳鳴りの患者さんすべてにTRT療法を施すわけではありません。TRT療法およびTCIの装用、または補聴器のフィッティイングは担当医師が適応であると判断した場合に、患者さんに施行しています。急性・慢性のいずれか?難聴がどの程度か?あるいは他の治療法(薬物治療法)で効果があるかどうか?などの事前の判断に基づいています。

TRT療法(耳鳴順応療法)では、軽度の難聴症例にはTCIを、中等?高度の難聴には補聴器を装用する傾向があります。

難聴の自覚症状が無い症例では、治療に補聴器によるTRTに対して、抵抗感を感じる場合もあります。

また、TRTを実施する場合でも、TCIまたは補聴器の装用を行わず、カウンセリングのみの治療を行うケースもあります。

外来(診療日や治療時間など)

金曜日 午前

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井田病院 耳鼻咽喉科外来受付