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しらかし園・組織マネジメントに関する項目
共通評価領域・5 運営上の透明性の確保と継続性
(1)法人の基本方針の冒頭に「心の風景を自由に表現できるキャンバスの創造を目指して」と記入し、利用者が喜怒哀楽を思う存分、自由に表現できる心豊かな生活をおくれるように支援することを謳っています。事業計画書の重点運営項目に法人の基本方針に基づき事業展開を行うことを掲げ、全職員に周知しています。年度末の総括会議で分掌ごとに事業計画に対する実績を評価し、基本方針に沿って活動できたかどうかについて職員間で話し合い課題を整備しています。
(2)毎年定期的に、サービス実施の状況に対する内部自主評価を実施しています。内部自主評価の手引書を作成し、管理者と一般職員それぞれの自己点検を行っています。評価項目は人権の尊重や個別支援計画、日常生活支援など、9領域286項目に及びます。自己点検の結果を自己点検表にまとめ、課題や改善計画を作成して対策を講じています。
(3)日頃より職員はコスト意識を持ち、備品や文房具を購入する際、無駄のないように配慮するなどの対策を実施しています。また、納受品の車両経費の効率化などについても対策を講じています。今後はサービス改善の成果による職員の職務時間の軽減や空調管理による電気の節減など、改善事項に関する数値管理を行い、効率化による実績を把握するとともに、なお一層の推進につなげることを期待します。
評価分類・(1)事業所が目指していること(理念・基本方針)を明確化・周知している。
評価 A
(2)施設の事業計画書の重点運営項目に、法人の基本方針に基づいて事業を展開することを記入しています。職員には、職員会議で説明するとともに全員に事業計画書を配付することで意識の強化を図っています。また、期末の職員総括会議で、分掌ごとに事業計画書の達成状況を評価しています。評価に際しては基本方針に沿った支援が実践されていることを職員間で話し合っています。
(3)保護者会で年度ごとの事業計画書を配付し、法人の基本方針に基づいて事業運営にあたることを説明しています。毎月開催している利用者の自治会では、利用者が積極的に意見を出せるように、また、利用者の主体的活動がより拡大するように、職員は見守っています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)理念・基本方針を明示している。 | 可 |
(2)理念・基本方針について、職員の理解が深まるような取組を行っている。 | 可 |
(3)理念・基本方針について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取組を行っている。 | 可 |
評価分類・(2)実践的な課題・計画策定に取り組んでいる。
評価 A
(2)法人の中期計画に則り、平成24年度に就労支援のマニュアル作りや、障がい者の暮らしやすい地域づくりに向けた社会資源ガイドブックの作製などを記入しています。また、法人内に中期計画ワーキングチームを立ち上げ、中期計画実現について検討を進めています。
(3)年度始めに分掌会議で事業計画実現のための職員の職務分担と役割を決定しています。そして、年度末の総括会議で分掌ごとの実績を評価し、課題を整理して次年度の事業計画を策定しています。
(4)事業計画について、職員へは年度始めの職員会議で説明し、事業計画書を全員に配付しています。事業計画の最初に当該年度の重点運営項目を明記することで職員の意識の強化を図っています。
(5)年度ごとの保護者会で事業計画書を配付し、内容について説明しています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)理念・基本方針の実現に向けた中・長期計画が策定されている。 | 可 |
(2)中・長期計画を踏まえた年度単位の事業計画が策定されている。 | 可 |
(3)事業計画の策定が組織的に行われている。 | 可 |
(4)事業計画が職員に周知されている。 | 可 |
(5)事業計画が利用者等に周知されている。 | 可 |
評価分類・(3)管理者は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている。
評価 A
(2)年度末の総括会議で、管理者は事業計画に沿った活動ができているかを分掌ごとに評価し、サービス改善の課題を明確にしています。平成23年度の事業報告書には、生活介護及び就労継続支援B型のそれぞれの特徴に即した日中プログラムの質の向上に取り組み、利用者ニーズに合わせたグループ編成を行い、最適な支援に努めたことが明記されています。
(3)日頃より職員はコスト意識を持ち、備品や文房具を購入する際、無駄のないように配慮するなどの対策を実施しています。また、納受品の車両経費の効率化などの対策も講じています。今後はサービス改善の成果による職員の職務時間の軽減や空調管理による電気の節減など、改善事項に関する数値管理を行い、一層の効率化につながることを期待します。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)管理者自らの役割と責任を職員に対して表明している。 | 可 |
(2)質の向上に意欲を持ちその取組に指導力を発揮している。 | 可 |
(3)経営や業務の効率化と改善に向けた取組に指導力を発揮している。 | 可 |
評価分類・(4)質の向上に向けた取組が組織的に行われている。
評価 A
(2)内部自主評価結果の自己点検表をもとに、課題及び改善計画をまとめて対策を講じ、利用者へのサービス品質の向上に努めています。事業計画書に事業分野ごとの課題や施設運営上の課題を記入して年度末の総括会議で分掌ごとの実績を評価し、課題を整理して次年度の事業計画に反映しています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)サービス内容について定期的に評価を行う体制を整備している。 | 可 |
(2)評価結果に基づき組織として取り組むべき課題を明確にし、改善策・改善実施計画を立て実施している。 | 可 |
評価分類・(5)経営環境の変化等に適切に対応している。
評価 A
(2)法人本部と連携し、予算面の収支状況を分析し課題の発見に努めています。平成24年度事業計画には、コスト削減の意識を持ち、適切な資金運用をめざし福祉サービスの質の向上に努めることを記入しています。年度末の総括会議で事業計画の実績を評価し、課題を整理して次年度の事業計画に反映しています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)事業経営をとりまく環境が的確に把握されている。 | 可 |
(2)経営状況を分析して改善すべき課題を発見する取組を行っている。 | 可 |
共通評価領域・6 地域との交流・連携
(1)年に2回発行している施設の広報誌では、利用者の作業の状況を紹介しています。例えば、1日2000枚のタオルたたみに利用者が一丸となって取り組む様子や、車のパーツの小さなスプリングにスポンジを詰める様子を写真入りで掲載しています。根気と忍耐が求められる細かい作業に取り組む利用者たちの生き生きとした表情を広報誌が伝えています。広報誌の発行部数は1000部を超え、年に2回町内会の住人などに配付しています。こうした取り組みにより、障がい者に対する地域の理解が深められています。
(2)ボランティアの協力体制の強化に努めています。ボランティア受け入れ窓口を設定して地域の社会福祉協議会と連携し、ボランティアの活動が継続するように配慮しています。昨年度、ボランティアの数は年間272名に及びました。フェスタしらかしのイベントを開催する10月には55名のボランティアが参加しています。イベント終了後には毎回アンケートを実施し、ボランティアから寄せられた意見を次回のイベントに活かすようにしています。
(3)地域の社会福祉協議会のボランティア交流会に参加したり、また、協力を得たりして、ボランティアの活動が継続するように配慮しています。今後はボランティア受け入れマニュアルを整備し、個人情報保護や守秘義務などを徹底するとともにボランティア活動の事故防止になお一層配慮されることを期待します。
評価分類・(1)地域との関係が適切に確保されている。
評価 B
(2)施設の会議室や備品の地域団体への貸出を行っています。また、施設は防災拠点として災害時の避難場所になっています。このほか、利用者の自治会と連携し、定期的に施設周辺や最寄駅の通園経路の清掃を行っています。
(3)ボランティアを積極的に受け入れています。平成23年度は延べ272名のボランティアが各種施設のイベントなどに参加しました。地域の社会福祉協議会のボランティア交流会に参加したり、また、協力を得たりして、ボランティア活動が継続するように配慮しています。今後はボランティア受け入れマニュアルを整備して個人情報保護や守秘義務を徹底するなど、ボランティア活動の事故防止への配慮の徹底を期待します。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)地域社会に対して、開かれた組織となるよう、事業所に関する情報を開示している。 | 可 |
(2)事業者が有する機能を地域に提供している。 | 可 |
(3)ボランティアの受け入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 | 否 |
評価分類・(2)地域の福祉向上のための取組を行っている。
評価 A
(2)区の社会福祉協議会や地域の各種機関・団体と協力し、地域の各種イベントを推進するなど、地域の課題に取り組んでいます。今後は障害者自立支援協議会などとの連携の中で関係機関と協力し、地域のニーズを把握するとともになお一層の取り組みの強化が期待されます。
(3)施設長は、区の社会福祉協議会が主催する、ボランティア振興センター運営委員として活動し、地域の福祉ニーズの把握に努めています。また、フェスタしらかしなど、施設のイベントごとにボランティアに対してアンケートを実施し、地域住民の施設に対するニーズを把握しています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)関係機関・団体との定期的な連絡会等に参画している。 | 可 |
(2)地域の関係機関・団体の共通の課題に対して、解決に向けて協働して具体的な取組を行っている。 | 可 |
(3)地域の福祉ニーズを把握するため事業・活動に参加している。 | 可 |
共通評価領域・7 職員の資質の向上の促進
(1)日々の業務を計画的に行い、業務管理、時間管理を個々の職員が実施しています。また、チームワークで職員相互にサポートし合える職場環境を整えています。管理職は職員の職務の遂行状況を管理し、オーバーワークにならないように注意するとともに、時間外労働や有給休暇の取得に配慮しています。職員は日常的に困りごとや悩みごとがある時には施設長に相談します。また、年1回、施設長と面談し、職務の実績や課題、及び次年度の希望などについて話し合っています。
(2)職員の社会福祉従事者としての、また社会人としての資質向上を目的として、法人の事業計画に則って研修を行っています。1年目職員研修では、自己チェック表などを用いて人権について具体的に学ぶ機会を持ちます。そして、利用者の心豊かな人生を想い描ける職員として、また、一人ひとりの「人」が主役である尊厳を持った生き方を支援する職員としての意識づけを図っています。
(3)入職時の新人研修は法人の規定に基づき計画的に実施しています。今後は、中堅職員を含め個々の職員の育成計画を策定するとさらによいでしょう。個人目標を設定して研修計画を立て、実績の評価を行う、といった流れで個別職員のスキル向上を図る取り組みがなされることを期待されます。
評価分類・(1)事業者が目指しているサービスを実現するための人材構成となるよう取り組んでいる。
評価 B
(2)法人が中心となり、計画的な採用と職員の補充を行っています。また、役付職員、サービス管理責任者になる場合には研修を行い、必要な人材を育てています。
(3)事業計画書には法人が目指す職員の心構えが記されています。職員へは、年度初めの全体会議で事業計画書を配付して、周知しています。加えて今後は職員が遵守すべき法令・規範・倫理について深く学ぶ機会を持たれるとさらによいでしょう。
(4)報酬に連動した人事考課制度は、現在適用していません。今後は、職務、賃金、人事及び職員の昇格に連動した人材マネジメントの整備が望まれます。
(5)実習生の受け入れについては、担当窓口を設定しています。オリエンテーションを行い、守秘義務や災害発生時の対応などについて説明し、事故防止に努めています。実習ノートを使用して目的を定め、受け入れに取り組んでいます。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)必要な人材や人員体制に関する具体的な考え方が確立している。 | 可 |
(2)具体的なプランに基づく人材の確保に取り組んでいる。 | 可 |
(3)遵守すべき法令・規範・倫理等を正しく理解するための取組を行っている。 | 可 |
(4)職員の育成・評価・報酬(賃金、昇進・昇格など)が連動した人材マネジメントを行っている。 | 否 |
(5)実習生の受入れと育成が積極的に行われている。 | 可 |
評価分類・(2)職員の質の向上に向けた体制が確立されている。
評価 B
(2)入職時の新人研修は、法人の規定に基づき計画的に実施されています。今後は中堅職員を含め、個々の職員の育成計画を策定するとさらによいでしょう。個人目標を設定して研修計画を立て、実績の評価を行う、といった流れで個別職員のスキル向上を図る取り組みがなされることを期待します。
(3)研修後には報告書を作成します。そして、施設長などが評価・分析を行い、次年度の研修に活かしています。年1回、職員は施設長との面談を行い、次年度の希望などについて話し合っています。今後は、職員一人ひとりの教育や研修に焦点をあて、目標管理と実績の評価によるスキルアップの取り組みを実施されることを期待します。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)職員の教育・研修に関する基本姿勢が明示されている。 | 可 |
(2)個別の職員に対して組織としての教育・研修計画が策定され計画に基づいて具体的な取組が行われている。 | 否 |
(3)定期的に個別の教育・研修計画の評価・見直しを行っている。 | 可 |
評価分類・(3)職員の就業状況に配慮がなされている。
評価 A
(2)職員が健康で業務にあたることができるよう、定期健康診断を行っています。また、役付職員が中心となり相談に応じる体制もできています。希望がある時には専門家を紹介するようにしています。また、神奈川県福利協会に加入しています。職員の慰労と交流のため、季節ごとに行事を実施しているほか、ソフトボールチームを設けて施設対抗の大会を行うなど、職員間の交流を図っています。
評価項目 | 実施の可否 |
---|---|
(1)職員の就業状況や意向を把握し必要があれば改善する仕組みが構築されている。 | 可 |
(2)職員の福利厚生や健康の維持に積極的に取り組んでいる。 | 可 |
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局障害保健福祉部障害者施設指導課
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