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フッ化物(フッ素)局所応用について

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2020年6月29日

コンテンツ番号116707

フッ化物(フッ素)の局所応用の種類と特徴

フッ化物は1945年からむし歯予防に用いられており、むし歯予防の効果について科学的根拠が認められているものです。

フッ化物の効果により、歯の質の強化、再石灰化(歯から溶け出した歯の成分の再沈着)の促進、むし歯の原因菌の酸産生抑制が進み、むし歯予防に繋がります。

海外では水道水に添加するなどした、フッ化物の全身応用が行われていますが、日本で主に行われているのはフッ化物局所応用になります。

なかでもよく用いられるのが、フッ化物歯面塗布とフッ化物配合歯磨剤になります。

この2つは、併用することで、より高いむし歯の予防効果が認められています。

 

1  フッ化物歯面塗布 

濃度の高いフッ化物を年数回、歯に塗ることによって歯の質を強化させる方法です。歯科医院で実施します。生えたばかりの歯は歯の質が弱いので、特に効果的です。

 

2  フッ化物配合歯磨剤 

フッ化物(モノフルオロリン酸ナトリウム・フッ化ナトリウム・フッ化第一スズ)を含む歯磨き剤(歯磨き粉)です。

幼児から高齢者まで生涯を通じて家庭で利用できる身近なフッ化物応用で、世界で最も利用人口が多い方法で約9割の歯磨き剤に配合されています。

 日常的に適量のフッ化物配合歯磨剤を使って歯磨きをすることにより、口腔内にフッ化物を供給し、むし歯を予防します。

使用方法については、年齢別の適量(下欄の「歯磨剤を使おう」チラシを参照)を使い歯みがきをした後、うがいが出来ない低年齢児は歯ブラシのあと軽くふき取るようにし、成人では歯磨剤を吐き出した後、ペットボトルのキャップ2杯分程度の少量の水で、1回軽く口をゆすぎます。

歯みがき後は1~2時間程度飲食をしないようにするとフッ化物の効果をより期待できます。

フッ化物配合歯磨剤の種類

1. フッ化物濃度

 950ppm程度のものがほとんどで、6歳以上に使える1450mm程度のもの、子ども用として100ppm~500ppmのものがあります。

2.形状

 ペースト状が一般的です。子ども用に研磨成分を含まないジェル状(500ppm)・泡状(950ppm)・液体(スプレー式:100ppm)があり、これらは吐き出しのできない低年齢児に向いています。

 

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