出典:「川崎市統計書」(令和 5(2023)年版)をもとに作成 23 〜都市交通〜 ◆地域公共交通の基幹的役割を担う路線バスは、ターミナル駅等へのアクセスを中心に市内各地や隣接都市に広がる路線網を形成しており、鉄道網とあわせた交通ネットワークを形成しています。 ◆新型コロナウイルス感染症の影響による公共交通の利⽤者数の減少はみられますが、鉄道やバスの交通⼿段分担率は⾼い傾向となっています。 ◆人材不⾜の深刻化など、公共交通の環境変化には留意する必要があります。 <代表交通⼿段別分担率> <市内鉄道駅の 1 ⽇平均乗⾞人員> <市内路線バスとタクシー1 ⽇平均乗⾞人員> 図︓高齢者別代表交通⼿段分担率(川崎市) 出典:「国土交通省東京都市圏パーソントリップ調査」(平成 30(2018)年)をもとに作成 年齢が高いほどバスの利⽤割合が高い 図︓代表交通⼿段分担率(他都市との⽐較) <代表交通⼿段別分担率> ・本市は、周辺都市と⽐べると自動⾞分担率(利⽤割合)は東京 23 区に次いで低く、鉄道やバスなどの公共交通の分担率が高い傾向となっています。 ・また、高齢者(65 歳以上)は年齢とともに、バスの分担率が高まる傾向にあり、また<公共交通の利⽤者数> 自動⾞、自転⾞の分担率も高い傾向となっています。 <公共交通の利⽤者数> ・令和元(2019)年から令和 2(2020)年にかけて、新型コロナウイルス感染症の影響により、公共交通利⽤者が著しく減少しているが、近年は回復傾向にあります。 23
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