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第3回 生田緑地マネジメント会議 準備会

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「生田緑地マネジメント会議」の設立に向けた第3回準備会が、平成24年1月18日(水)に開催されました。
今回は、マネジメント会議の先行事例である『愛・地球博記念公園』から講師お2人をお招きし、講演会を開催しました。
そのあと生田緑地マネジメント会議についての意見交換を行いました。

会議の様子

第一部では、マネジメント会議の先行事例『愛・地球博記念公園』について、行政の立場から粟田雅貴氏、活動団体の立場から浜口祐子氏のお二人をお招きしました。粟田講師からは、公園マネジメント会議が設立するまでの経緯と現在の取り組み状況について、また、浜口講師からは公園マネジメント会議に参加した会員の立場から、公園マネジメント会議に参加しての感想や、ご自身の活動にどのような影響があったかについてご講演いただきました。
第二部では、管理運営協議会及び植生管理協議会の両会長から、それぞれの具体的な活動内容について聞き、参加者同士で現状を情報共有しました。その後、事務局より生田緑地マネジメント会議の目的・かかわる範囲などについて説明を行い、第一部の講演者も加わって意見を交えました。

粟田雅貴氏と愛地球博記念公園、もりの学舎と浜口裕子氏

「生田緑地マネジメント会議」準備会の概要:第一部

1.講演「愛知県の「公園マネジメント会議」について」

愛知県公園緑地課 主査 粟田雅貴氏

粟田講師からは、行政担当者として公園マネジメント会議の目的や経緯についてご講演いただきました。

「公園マネジメント会議」とは…

2005年愛知万博の後、06年に万博を記念した都市公園として誕生した「モリコロパーク」が、サスティナブルパークを目指して、県民と行政のパートナーシップにより、公園利用者の満足度向上等を目的に、利用者の目線で公園の管理運営を行う協議実践の場。

2.講演「私たちにとって公園マネジメント会議とは?」

愛・地球博記念公園マネジメント会議会員「インタープリターズ・ユニット森あそび本舗」
代表 浜口祐子氏

浜口講師からは、活動団体として準備会からの参加経験や参加による他団体との繋がり、活動の広がりなど、参加者の視点からご講演いただきました。

「インタープリターズ・ユニット森あそび本舗」とは…

2005年愛知万博での森林体験ゾーン「森の自然学校」から生まれた自然と人との橋渡し役=インタープリターのユニット。公園内の「もりの学舎」を拠点に、自然体験を通して自然に親しんでもらうNPO活動団体。

3.意見交換

  • 大学生の参加とかはないのでしょうか。また、20代~30台の子育てママの参加はないのか。(利用者の立場)
  • プラットフォームに企業が参加しますが、どんなかたちでの参加でしょうか。
  • 出席すると言った団体だけで会を構成するのはバランスがかけるのではないか。
  • 会議の構成員には"ただの市民"が入っていないが、団体などに属してない"ただの市民=利用者"の声を聞く方策をすべきではないか。

その他

  • お二人の講演後の意見交換では、準備会参加者から公園マネジメント会議の目的や経緯、参加者の状況など、愛・地球博記念公園でのマネジメント会議の概要について質問が出されました。
  • また、公園マネジメント会議に参加しての感想や、できたことなどについても質問が出され、行政及び活動団体としてのそれぞれの立場から、ご回答いただきました。

「生田緑地マネジメント会議」準備会の概要:二部

薬袋奈美子氏
倉本宣氏

1.生田緑地管理運営協議会の活動

生田緑地管理運営協議会 会長 薬袋奈美子氏

「管理運営協議会」とは…

生田緑地管理計画(平成17年策定)に基づき、生田緑地を守り高め広めるために、市民と行政の協働の場として設立。市民団体・行政組織各10以上と、市民20名以上が会員。情報交換、構成団体間の交流、生田緑地紹介等を行ってきた。

2.生田緑地植生管理協議会の活動

生田緑地植生管理協議会 会長 倉本 宣氏

「植生管理協議会」とは…

6つの団体と「多摩区道路公園センター」の計7団体で構成されている。生田緑地の自然を市民と行政の協働によって管理することを目的として、植生管理計画をたて、この計画に基づきそれぞれの団体の活動調整を図ってきた。

3.意見交換

  • 意見交換では、生田緑地と愛・地球博記念公園との違いを踏まえ、新しい参加者の意見を取り入れていくことが大事であることや、生田緑地の自然を守るためには決めたことが守られるようにしてほしいなど、貴重な意見が出されました。
  • その上で、次回の生田緑地マネジメント会議準備会では、今回のご意見を踏まえ、マネジメント会議の位置付けやマネジメント会議かかわる範囲などについて、引き続き意見交換をすることになりました。