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あんしん歩行エリアの対策効果

  • 公開日:
  • 更新日:
  • 川崎市では、第1回あんしん歩行エリア8地区、第2回あんしん歩行エリア7地区の計15地区で安全対策を進めてきました。ここでは、整備しました安全対策の効果検証結果を紹介します。
川崎市における対象地区

あんしん歩行エリアの対策効果の検証

川崎市の事故件数について

  • 川崎市の事故件数は、全事故、歩行者自転車事故ともに年々減少傾向です。
川崎市事故の経年変化

あんしん歩行エリアの対策前後の事故件数について

  • 第1回あんしん歩行エリア(以下、「第1回エリア」という)は平成17~22年度に安全対策の整備を順次実施し、その後、更なる効果発現のため追加対策を実施し、平成26年度に全ての対策が完了しました。
  • 第2回あんしん歩行エリア(以下、「第2回エリア」という)は平成22年度から安全対策の整備を順次実施し、平成26年度に全ての対策が完了しました。

1.川崎市の事故件数推移について

  • 全事故については、あんしん歩行エリアの対策前(平成13年~平成15年)と第1回エリア対策後(平成19年~平成21年)を比較すると、約35%減少しています。また、第1回エリア追加対策と第2回エリア対策の対策前(平成19年~平成21年)と対策後(平成23年~平成25年)を比較すると約17%減少しています。
  • 歩行者・自転車事故については、平成13年~平成15年と平成19年~平成21年を比較すると約26%削減されました。また、平成19年~平成21年と平成23年~平成25年を比較すると約14%減少しています。
市全体事故件数(3年間)
  • あんしん歩行エリア対策前(平成13年~平成15年)と第1回エリア対策後(平成19年~平成21年)を比較すると、全事故件数は約17%削減され、目標(全事故20%削減)を達成できませんでした。また、川崎市全体の削減率(35%)に比べ、削減率は低くなっています。
  • 第1回エリアの追加対策前(平成19年~平成21年)と対策後(平成23年~平成25年)を比較すると、約20%削減され、目標(全事故20%削減)を達成しました。また、川崎市全体の削減率(17%)に比べ、削減率は高くなっています。
  • 歩行者・自転車事故については、平成13年~平成15年と平成19年~平成21年を比較すると、約14%削減され、目標(歩行者・自転車事故30%削減)は達成できませんでした。また、川崎市全体の削減率(26%)と比べ、削減率は低くなっています。
  • 平成19年~平成21年と平成23年~平成25年の歩行者・自転車事故を比較すると、約11%削減され、目標(歩行者・自転車事故30%削減)は達成できませんでした。また、川崎市全体の削減率(14%)と比べ、削減率は低くなっています。
第1回あんしん歩行エリア事故件数(3年間)

あんしん歩行エリア地区別の事故件数について

  • 全事故については、第1回エリアは、各地区の対策前(平成13年~平成15年)と対策後(平成19年~平成21年)では、5地区で減少、3地区で増加していますが、追加対策を行ったことにより全地区で減少しています。
  • 各地区の対策前(第1回エリア:平成13年~平成15年、第2回エリア:平成19年~平成21年)と対策後(平成23年~平成25年)では、事故件数は全ての地区で減少しており、そのうち目標(全事故20%削減)を達成した地区は8地区でした。
  • 歩行者・自転車事故については、11地区で減少しており、そのうち、目標(歩行者・自転車事故30%削減)を達成した地区は5地区でした。一方、観音地区、富士見公園地区、宮前平駅周辺地区、梶が谷駅周辺地区の歩行者・自転車事故件数は増加していますが、そのうち、観音地区、富士見公園地区の追加対策前(平成19年~平成21年)と追加対策後(平成23年~平成25年)では、歩行者・自転車事故件数は減少しています。
地区別事故件数(全事故)
地区別事故件数(歩行者・自転車)

対策ごとの事故削減状況と道路利用者の意見について

  • 「交差点手前のカラー舗装」、「「止まれ」の強調表示」、「路側帯のカラー舗装」で事故削減効果が高くなっています。
  • 道路利用者のみなさまからも「交差点のカラー舗装」、「「止まれ」の強調表示」、「路側帯のカラー化」で高い評価を得ています。

今後の安全対策について

  • 平成15年度より実施してきましたあんしん歩行エリア形成事業は、平成26年度に全ての安全対策の整備が完了し、全地区において、全事故件数が減少するという、整備効果の発現がみられました。
  • 道路利用者のみなさまからの意見からも整備効果の評価を得ることができたことから、全体としてこれまで進めてきた「あんしん歩行エリア形成事業」の効果が認められる結果となりました。
  • 一方で歩行者・自転車事故については、事故削減率がやや低いため、継続した安全対策が必要です。また、カラー化を行った舗装の劣化等が考えられるため、効果を維持するための維持管理が必要となります。
  • 今後も安全で安心に歩けるまちづくりのため、継続した安全対策を進めていきます。

お問い合わせ先

川崎市建設緑政局道路河川整備部施設維持課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2798

ファクス: 044-200-7703

メールアドレス: 53dousi@city.kawasaki.jp

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