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水たまキッズ代表者の発表(多摩川水辺の楽校シンポジウム川崎)

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2021年4月13日

コンテンツ番号127974

水たまキッズは、市内小学校5年生を対象に公募で選定した8名が、年間を通して多摩川の体験活動やイベントに参加するなど、多摩川により興味関心を引き出す機会とするため、本市で推進している事業です。本日は、4名で発表いたします。

 全8回の活動のうち、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、活動制限を行いながら、実施して参りました。前半は多摩川での体験、後半は多摩川に興味を持ったことなどをそれぞれ調べました。

 私たちは、上流体験をするため、川崎市からおよそ40キロ上流にさかのぼり、東京都福生市に行きました。気温は31度にもかかわらず、水温は20℃で、水の中にはずっと入っていられないくらい、冷たかったです。ここでは、アミを持って大きな魚がいないか、めずらしい魚がいないか、夢中になって探しました。そして、これまで見たことのない数の魚を目にすることができました。

これは、夢中になって生き物を探している様子です。深いところに魚はいると思っていたけれど、ひざ下程度の浅い場所でも、岩の下や草の生えている場所にたくさんの魚が隠れていることを知りました。

 これは、ムギツクという魚で、1匹みることができました。特徴は、体が細長く、大きさは、10cm程度でした。水棲昆虫を好んで食べ、中流域にすむ魚です。

 これは、アブラハヤという魚で、29匹見ることができました。特徴は、さわった感じがぬめっとしていて、名前のとおり、少しあぶらっぽかったです。さらに調べてみると、水がキレイで、浅くゆるやかな所にすんでおり、群れで生活していることが多いです。

これは、カジカという魚で、1匹みることができました。特徴は、口が大きく、あつぼったいです。さらに調べてみると、水がキレイで、大きめの石がゴロゴロしているところにすんでおり、卵は、産んだメスではなく、オスが守って育てるそうです。

これは、アカザという魚で、14匹見ることができました。特徴は、体が赤っぽく、6本ある口ひげが、刺さりそうで怖かったです。調べてみると、卵はゼリー状で守られており、カジカと同様に、卵はオスが守って育てるそうです。また、水棲昆虫を好んで食べ、中流域で生息する魚です。

 これは、シマドジョウという魚で、38匹見ることができました。特徴は、口ひげがアカザと同様に6本あり、細長い魚です。さらに調べてみると、水がキレイで、底が砂地のところにすんでいます。

 これは、カワヨシノボリ という魚で、77匹と一番多く見ることができました。特徴は、黒っぽく、背びれは長く、うろこがよく見える魚でした。さらに調べてみると、なわばり意識が強く、中・上流域の流れがゆるやかなところにすんでいることがわかりました。

上流体験の後は、生き物の比較のため、東京湾に近い川崎市の河口「大師河原」で体験活動を行いました。

 10月に行ったのは、「はぜ釣り」です。マハゼが想像以上にたくさん釣れました。マハゼの特徴は、体が細長く円筒形をしています。さらに調べた結果、汚れた水でも生息することができる魚で、大きいものは20センチ程度になるとのことです。上流では見ることができなかったマハゼは、透明度が低くにごった場所でも生息する魚であることがよくわかりました。

さらに、11月には干潟観察を行いました。粗大ゴミの下に隠れていたのは「うなぎ」でした。ゴミであっても、そこは生き物にとって、住処となっています。まさか、多摩川の河口で天然のうなぎが見れるとは思いませんでした。

さらに、干潟の主役であるカニもたくさん見ることができました。力強そうで、大きなハサミを持っている大きなカニはアシハラガニです。少し青みがかっており、こうらは少しつややかでした。調べてみると、夜行性で、河口にたくさん生えているヨシの葉を食べるほか、小型のカニを食べることもあるそうです。もう1つ印象的なカニは、ヤマトオサガニです。 目が長く、つき出したりひっこめたりと、特徴的です。敵から身を守るため、目がよいのではないかと思います。調べてみると、干潟の泥を好み、微生物を食べるそうです。

 カニを調べる中で、それを食べる多摩川の鳥にも関心を持ちました。

さて、ここでクイズです。この足あとは、何の生き物の足跡でしょうか。大きさは、私の手の平より大きかったです。

 正解は、サギです。サギは、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギなどたくさんの種類がありますが、どの「サギ」も、比較的 足が長く、水の中でゆっくり歩き、獲物を見つけると長い首をさっと伸ばして、とらえます。

 これは、アオサギです。日本のサギのなかでも最大で、1メートル近い大きさです。干潟を歩いて見てわかりましたが、足に体重をかけると、泥にはまってしまい、うまく歩くことができません。サギは、すらっとした足で、指で力を分散させながら、うまく干潟を歩いているのだと思います。豊富な生き物をつかまえるため、このような体形をしているのだろうと思います。

 一方、これは、「キセキレイ」です。水辺にすむキセキレイは、上流の渓流などでよく目にする鳥で、昆虫や水棲昆虫をよく食べます。先ほどのサギと異なり、足は短く、素早く動いて、エサをつかまえる 特徴があります。足の指は木などにつかまりやすいよう、爪が長いのだろうと思います。

 これまで調べた中で、多摩川の上流と下流の魚について気付いたことをまとめました。上流では、水棲昆虫を食べる魚が多いです。また、中層にいる魚は平べったく、川底にいる魚は円筒や細長く、口が下の方にあります。さらに、きれいな水を好む生き物が上流にいます。このことから、川の流れ、石の大きさ、水のきれいさによって、すんでいる生き物は大きく異なっていることに気づきました。また、生き物の体の特徴も場所に応じて生活しやすいよう、異なっていることにも気づきました。

 さらに、「多摩川の上流と下流の鳥について気付いたこと」です。上流にすんでいる鳥は、木の実や水棲昆虫などをよく食べます。一方、下流の鳥は、カニなどの甲殻類やゴカイなどをよく食べます。鳥も魚と同様で、生息地によって食べる物が異なることに気づきました。また、鳥の体の特徴も、場所に応じて生活しやすいよう、異なっていることに気づきました。これは、生物は、それぞれの環境に適した体形をしており、同じ多摩川の自然環境の中でもすみ分けされていることを知ることができました。

最後に、私たちが「水たまキッズ」に参加した前と後の感想です。参加前は、多摩川は危なくて汚い川、生き物があまりいない川だと思っていました。しかし、参加後は、特に上流はきれいで、生き物がたくさんいること、きれいで楽しい川、自然が多い川であると思うことができました。

これで水たまキッズの発表を終わります。ありがとうございました。

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川崎市 建設緑政局緑政部多摩川施策推進課

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12-1  川崎駅前タワー・リバーク17階

電話:044-200-2268

ファクス:044-200-3973

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