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とどろき水辺の楽校代表者の発表(令和3年度 多摩川水辺の楽校シンポジウム川崎)
おはようございます。瀧澤 奏太です。小学4年生です。
水辺の楽校に参加した感想を発表します。
ぼくは、4月の開校式、6月の干潟観察会、7月の川の安全教室、11月のクリーンアップ&焼き芋大会と4回のイベントに参加しました。
4月はとどろき水辺の楽校の開校式に参加して、アミを使って多摩川の生き物を観察するガサガサ体験をしました。ガサガサとは、川の中に入って、ガサガサと足で音を立てて、生き物を網に追い込んでつかまえる方法です。
まず、川に入るまえにライフジャケットの正しいつけ方についての説明を聞きました。川岸のほうをガサガサしてみたら、小さな魚やエビをつかまえることができました。
つかまえた生き物は、ビニール袋に入れて観察をしました。固いプラスチックケースではなく、やわらかいビニール袋を使うのは、生き物が傷つかないようにするためだと知りました。いろんな角度で生き物を見ることができ、ビニール袋で観察するのはとても便利だと思いました。
えのきん先生がつかまえた生き物の解説をしてくれて、分かりやすかったです。ぼくがつかまえたのは、「ウキゴリ」という魚だと知りました。
つかまえた生き物を持って帰りたいなと思いましたが、最後に川に戻してあげました。
カメやアユなど、多摩川にはたくさんの生き物がいるのですごいなと思いました。
6月は干潟観察会に参加しました。
干潟にはチゴガニやアカテガニなど、たくさんの種類のカニがいました。砂の中にもぐっているカニをスコップで掘り出してつかまえました。
ある一匹のカニに、ハサミではさまれました。痛いとびっくりした瞬間に、カニのハサミがとれて、カニはハサミを残したまま逃げてしまいました。とれた後のハサミも力が強く、ぼくは必死になって手袋からハサミをはずしました。カニが自分のハサミを切って逃げることを「自切」ということを後で教えてもらいました。カニのハサミは2回くらいなら生えてくるそうで、安心しました。生きるって大変だなと思いました。
ちなみにカニのハサミに手をはさまれると、とても痛いので、素手でカニをつかまえようとしない方が安全だと思います。場合によってケガすると思いますので、気を付けてください。
とどろきと大師河原では多摩川の生き物の種類が違いました。干潟はたくさんの生き物を見ることができたので楽しかったです。
7月は川の安全教室に参加しました。
まず、丸子橋の下で川に入るときの注意を教えてもらいました。
・ 川は見た目からは深さが分からないため、子どもだけでは入らないように注意すること
・ ライフジャケットを必ずつける
・ サンダルがぬげて、それを取ろうとしておぼれてしまうケースが多いので、川に入るときにはサンダルではなく、ウォーターシューズなどをはくようにすること
などです。
お話を聞いたあとに、Eボートの体験をしました。生まれて初めて川でEボートをこぎました。みんなで息を合わせて、流れにさからって進むことができました。
その後、川流れ体験をしました。最初はこわかったですが、一回流れてみると楽しすぎて20回くらい繰り返し流されました。自然の流れるプールのようで、やみつきになりました。
また先生から、もし誰かが川でおぼれているときは、まず助けをよぶように教わりました。あわてて助けに川に入ると自分もおぼれてしまいとても危険だからです。ペットボトルやクーラーボックスなど、うくものをさがしてロープで結んで、川に向かって投げておぼれている人を助けるとよいと知りました。
ためしにお父さんが川流れ体験をしているときに、お母さんが川岸からクーラーボックスを投げて助けようとしていましたが、全然届かず流されていきました。ちょっとむずかしいのかもしれません。
11月は多摩川クリーンアップ&焼き芋大会に参加しました。
ぼくは、前日にさつまいもを家の庭で一生懸命洗いました。当日、イモを運ぶ作業も手伝いました。イモはたくさんあって重かったので大変でした。
クリーンアップはゴミ袋を持ってゴミを拾おうとしていましたが、川の近くは思ったほどゴミが落ちていなく予想外でした。ゴミというより枯れ木を拾って袋に入れました。
そのあと、川崎市中原生活かんきょう事業所のかたが、もってきてくださった中身が見えるスケルトンのゴミ収集車にスポンジを入れる体験をしました。どういうかんじでスポンジが中に入っていくのかをいろんな角度から見ることができました。ぼくは横の窓から見るのが面白かったです。
そのあと、ゴミに関する○×クイズをやりました。
どれが普通ゴミ、プラゴミ、ミックスペーパーなのかを考えました。とても勉強になりました。
最後に焼き芋が焼きあがって、食べました。
焼き芋は甘くておいしかったです。
水辺の楽校に参加したことで、多摩川のことをよりいっそう知ることができました。これからもたくさんの生き物がいる多摩川を大切にしていきたいと思いました。
これで発表を終わります。ありがとうございました。
お問い合わせ先
川崎市 建設緑政局緑政部みどり・多摩川協働推進課
〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12番地1 川崎駅前タワー・リバーク17階
電話:044-200-2268
ファクス:044-200-3973
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