川崎市水道100年史(概要版)
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[相模川河水統制事業]相模ダム[第5拡]建設中のさく井6 相模原市にある下九沢分水池から相模川の原水を川崎市まで導く21.6㎞に及ぶトンネル、第1導水ずい道の終点が長沢浄水場にある着水井である。第1導水ずい道は昭和27年(1952)、難工事の末に完成。昭和43年(1968)に大型の第2導水ずい道を築造してバックアップが可能となったため、昭和63年(1988)から平成18年(2006)までの間4回に分け断水し、全路線の改修を行った。着水井の正面には御影石が飾られ、「滾々不盡(こんこんとしてつきず)」と築造当時の川崎市長金刺不二太郎の筆跡で彫られている。滾々不盡(こんこんとしてつきず)コラム相模ダム(相模湖)津久井分水池下九沢分水池沼本取水口第1導水ずい道東京都東京湾相模湾横浜市相模川中津川多摩川川崎市飯泉取水堰沼本ダム生田浄水場長沢浄水場水源をもとめて安定した水づくりのために~相模川河水統制事業~昭和38年(1963)長沢浄水場・生田浄水場を増強12月末吉配水池を増強昭和34年(1959)3月東京都への分水協定に基づく分水を開始昭和32年(1957)市の人口が50万人を超える昭和35年(1960)市の人口が60万人を超える昭和37年(1962)市の人口が70万人を超える昭和39年(1964)市の人口が80万人を超える第5期拡張事業S32~39第6期拡張事業S37~相模川総合開発事業S33~

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