川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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75を77.2%として算定し、35万2,600人とした。 計画配水量は、1人1日最大配水量を224.6Lとし、1日最大配水量を7万9,200㎥と推定した。これに工場用水の11万7,400㎥を加えて、合計19万6,600㎥とした。第5回設計変更では、19万6,600㎥から既設の1日最大配水量9万5,000㎥を差し引いた10万3,270㎥を増強することとした。 イ 設計変更の認可の経過昭和30年(1955)9月6日主務省に変更認可申請 昭和31年(1956)5月11日認可 この設計変更が本拡張事業の最終の変更であり、原設計以来の設計変更の変遷は、以下のとおりである。第4期拡張事業設計変更変遷表項目原設計実施設計第1回変更第2回変更第3回変更第4回変更第5回変更変更年度昭和15年度昭和16年度昭和18年度昭和22年度昭和23年度昭和24年度昭和26年度議決年月日16・1・2917・2・1519・3・222・8・2924・3・3025・3・2827・3・26申請年月日16・2・417・3・1019・11・722・9・624・10・1‐30・9・6認可年月日16・7・317・6・19‐23・6・3‐‐31・5・11計画目標年度昭和30年度昭和30年度昭和30年度昭和30年度昭和30年度昭和30年度昭和31年度総人口人575,448人575,448人575,448人376,948人376,948人376,948人456,500給水人口人461,150人461,150人461,150人251,796人251,796人251,796人352,6001日最大配水量㎥381,079㎥275,079㎥275,079㎥196,573㎥196,573㎥196,573㎥196,600東京都分水――浄水  ㎥200,000浄水  ㎥200,000原水  ㎥230,000原水  ㎥230,000原水  ㎥230,000総事業費円29,000,000円29,000,000円49,000,000円450,000,000円1,716,000,000円2,330,000,000円3,436,000,000工事期間昭和15年度〜19年度5か年15年度〜19年度5か年15年度〜23年度9か年15年度〜25年度11か年15年度〜27年度13か年15年度〜27年度13か年15年度〜30年度16か年 ウ 相模川河水統制事業による分水配分 なお、相模川河水統制事業により分水を受ける1日48万㎥の原水は、次のとおり処理することとなった。相模川河水統制事業による分水配分表用途水量(㎥)摘要上水道拡張用100,000本拡張計画用同既設用50,000沈でん処理した原水を既設生田浄水場急速ろ過池へ送水する工業用水道拡張用100,000沈でん処理した原水を自然流下で送水する東京都分水用230,000原水のまま分水計480,000第8節第4期拡張事業

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