川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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100所の築造と生田浄水場内ポンプ所に至る導水管布設工事を追加する内容で、第3回設計変更を行うこととした。 この他、昭和36年(1961)以降労務費及び資材費が高騰したため、5億8,000万円を増額し、総事業費は45億5,000万円になった。5 工事施行の経過 工事は、昭和32年(1957)11月から本格的に着手し、昭和39年(1964)3月にすべて完成した。配水管布設の進捗とともに既設管と連絡して配水の円滑化を図り、同年4月に長沢浄水場の急速ろ過池が完成したことにより増量分1日10万㎥の通水を行い、1日最大配水量29万5,000㎥を有するに至った。⑴ 取水及び導水工事①菅地区導水管工事 昭和32年(1957)11月 着工 昭和33年(1958)10月 完成②菅地区さく井1井 昭和36年(1961)3月 完成③中野島地区さく井及び導水管 昭和38年(1963)8月 着工 昭和39年(1964)3月 完成④生田第2浄水場内ポンプ所 昭和34年(1959)1月 着工 昭和35年(1960)4月 完成菅さく井築造中のさく井生田送水ポンプ所生田送水ポンプ所 管理室第1編上水道第3章水道の拡張時代の到来

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