川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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102③配水支管 市営(千鳥町)埋立地区等 昭和32年(1957)12月 着工 昭和37年(1962)7月 完成配水本管布設工事(左側は工業用水送水管)⑷ 用地の取得 本拡張事業では、さく井用地、導水管路線用地、長沢浄水場拡張用地及び配水管路線の一部等をそれぞれ買収した。その内容は次のとおりである。第5期拡張事業 用地費内訳表種別面積(坪)取得金額(円)補償費(円)さく井1,837.9040,057,34829,710,444導水管路線2,174.6449,585,808−長沢浄水場741.2942,007,667−配水管路線5,974.568,082,528−合計10,728.39139,733,35129,710,444 なお、菅地区は飲料水、かんがい用水ともに地下水に依存していたため、地元と協議を重ね、昭和33年(1958)6月にさく井築造による地下水位の低下に伴う井戸の補償及びかんがい用水の確保等について協定を締結した。その後、中野島地区でも同様に、昭和38年(1963)8月に協定を締結した。6 施設の概要〈菅・中野島地内〉さく井8井(菅さく井1・中野島さく井7)取水ポンプ14台 口径260㎜、水中ポンプ揚水量1日1万㎥、揚程20m電動機出力45kW(菅さく井2台、中野島さく井12台)導水管口径600㎜〜1,000㎜、鋼管延長3,096m、菅〜生田口径350㎜〜800㎜、鋼管延長2,970m、中野島〜生田連絡管口径1,200㎜、鋼管延長226m、長沢−生田導水管〜生田送水ポンプ所第1編上水道第3章水道の拡張時代の到来

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