川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
146/810

108(4)洪水調節 城山ダム(仮称)の建設される地点における計画洪水流量毎秒4,100立方メートルのうち毎秒1,100立方メートルの洪水調節を行い、中津川合流点地先の計画洪水流量毎秒4,300立方メートルを毎秒3,200立方メートルに低減させる。別表2相模川総合開発事業のうち共同施設にかかわる事業者及び費用負担一覧表(単位:百万円)事業者事業別共同施設共同ダム共同水路寒川取水計神奈川県電気1,675300−1,975上水道73113179941治水756−−756計3,162431793,672横浜市上水道7881401351,063工業用水道1,1071981911,496計1,8953383262,559川崎市上水道37767−444工業用水道630114−744計1,007181−1,188横須賀市上水道5479995741合計電気1,675300−1,975上水道2,4434373093,189工業用水道1,7373121912,240治水756−−756計6,6111,0495008,160 相模川総合開発事業は、前記覚書の締結後、昭和36年(1961)度から開始されたが、同年10月14日に4者間で、「相模川総合開発事業のうち城山ダム(仮称)等共同施設建設に関する基本協定書」が締結され、同時に「共同施設の建設を県に委託する工事委託協定書」も締結された。 本事業の計画は県の単独施行として、各水道事業者は県に利用料を納付する計画であったが、実施段階において各受益事業者による共同施行とし、相模川総合開発共同事業として実施することとなった。本事業の施行は、昭和35年(1960)12月県議会において可決された。 相模川総合開発共同事業の基本計画は次のとおりである。第1編上水道第3章水道の拡張時代の到来

元のページ  ../index.html#146

このブックを見る