川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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111第12節第6期拡張事業共同施行の概要城山ダム集水面積1,201.3㎢湛水面積2.39㎢総貯水量62,300,000㎥有効貯水量54,700,000㎥常時満水位標高124m最低水位標高95m利用水深29m堆砂高標高95mダム高さ75mダム長さ260mダム体積366,827㎥串川取水設備城山ダム〈共同ダム〉重力式コンクリート造り高さ75m長さ260m有効貯水量51,200,000㎥串川取水路〈共同水路〉内径1.6m延長1,970m寒川取水設備取水水位標高5.5mダム長さ270m取水口幅20m導水路350m沈砂池20m×66.5m×4.8m2池第12節 第6期拡張事業1 背景⑴ 想定を超えた需要水量 第5期拡張事業を昭和32年(1957)に着手して以来、需要水量の増加は著しく、特に高度経済成長政策による各企業の設備投資の活発化は、人口の激増とともに水需要の増加に拍車をかけ、昭和35年(1960)には1日最大配水量28万4,550㎥を記録した。 これは、第5期拡張事業の計画目標年次である昭和41年(1966)には計画当初の1日最大配水量29万5,428㎥をはるかに上回ると推定されたため大幅な修正を余儀なくされ、急きょ本拡張事業を施行することとした。なお、当時の給水人口と1日最大配水量の推定と実績は次のとおりである。

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