川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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1224 工事施行の経過 工事は昭和40年(1965)度の導水工事に始まり、昭和46年(1971)3月にすべての工事が完成した。⑴ 導水工事①第2導水ずい道 昭和40年(1965)10月 着工 昭和43年(1968)11月 完成 津久井分水池から潮見台浄水場までの全線を7工区に分け、責任施行方式を採り着工した。工事中一部湧水に悩まされ、また、町田地区では掘削に伴い井戸が枯渇し、飲料水及びかんがい用水の補償が必要になる等多くの問題はあったが、これらを克服し昭和43年(1968)11月に完成した。②谷ヶ原取水所 昭和44年(1969)3月 着工 同年12月 完成 昭和44年(1969)12月1日、主任を含め日勤3名、交代勤務1名6班、黒川監視所・高石監視所に各1名の常駐を置き、計11名にて長沢浄水場施設係谷ヶ原取水所が発足した。 第1導水ずい道、第2導水ずい道の路線巡回のほか、草刈り等用地の保守、整備を行った。取水口 津久井分水池谷ヶ原取水所シールド機の搬送第2導水ずい道立坑第1編上水道第3章水道の拡張時代の到来

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