川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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159⑵ 石油ショック等による計画変更 昭和48年(1973)10月の第4次中東戦争勃発に端を発して、石油価格が高騰し、翌11月からわずか4か月で石油関連商品を中心に消費者物価が12.9%上昇する、いわゆる石油ショックが起こった。この石油ショックに伴う不況は長期化し、鉱工業生産指数でみると、昭和53年(1978)3月に元の水準に回復するまで実に4年4か月を要した。 この不況は第8期拡張事業における建設資材、人件費等の急騰を招き計画どおりの工事遂行が困難となった。そこで総事業費を従来の171億円から255億円に増額し、事業完了年度も昭和52年度(1977)に延期した。この他、不測の事態の発生等によって次のように7回の計画変更を行った。(単位:千円)区分年度当初計画第1回変更議案第81号      昭和46年7月31日議案第54号      昭和49年3月11日年割額企業債補助金その他年割額企業債補助金その他461,000,0001,000,0001,000,0001,000,000472,800,0002,800,0002,800,0002,800,000483,900,0003,900,0001,607,1421,600,0007,142494,500,0003,767,000733,0002,700,0002,700,000504,900,0003,462,0001,438,0004,200,0002,800,0001,400,000514,792,8584,020,000772,85852計17,100,00014,929,0002,171,00017,100,00014,920,0007,1422,172,858備考年期 46〜50年度まで 5か年年期 46〜51年度まで 6か年年期1年延長 年割変更企業団三保ダム工事の完成が1年遅れる排水処理補助金受入第15節第8期拡張事業

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