川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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川崎市水道百年史に寄せて川崎市長 福田 紀彦 大正10年に当時の川崎町において給水を開始して以来、川崎市の水道は、令和3年7月1日で創設100周年となりました。 当時の人口は約2万4千人、給水能力は1日3,320立方メートル、多摩川を水源として給水が開始されて以来、人口の増加や産業の進展などとともに本市水道事業は発展し市勢を支えてきました。 このたびの創設100周年の機会に、先人たちが築き上げてきた川崎の歴史を再認識するとともに、市民の快適な生活や産業活動に欠くことのできない重要な都市基盤施設として、引き続き地震対策の強化や事業環境の変化に対応した持続可能な水道システムの構築に取り組み、いつでも安全で安心して水道水を飲むことができる給水体制の充実を図ることが、本市のさらなる成長の支えとして、川崎市民の未来へとつながっていくものと考えております。 また、川崎市は、水道事業に続き、令和6年に市制100周年を迎えます。これまでの川崎が培ってきた『成長力』と『多様性』を生かし、新しい“かわさき”を創造する好機と捉え、次の100年も持続可能な『最幸のまち』を目指していきたいと思います。 水道100年の歴史を刻む、この水道史編さんにあたって、御協力をいただいた関係各位に対し感謝の意を表しますとともに、今後とも川崎市の水道の発展に一層の御指導と御協力を賜りますようお願いいたします。

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