川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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173施設概要名称内   容宮ヶ瀬ダム位置:左岸 神奈川県津久井郡津久井町青山地先    神奈川県愛甲郡愛川町半原地先 右岸 神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬地先    神奈川県愛甲郡愛川町半原地先型式:重力式コンクリートダム堤高:156m堤頂長:375m堤体積:約200万㎥非越流部標高:EL.290.0m貯水池集水面積:213.9㎢(内、導水面積112.5㎢)湛水面積:4.6㎢総貯水容量:1億9,300万㎥有効貯水容量:1億8,300万㎥常時満水位:EL.286.0mサーチャージ水位:EL.286.0m放流施設常用洪水吐:3門(低位1門、高位2門)低水放流施設:選択取水設備、利水放流設備計画高水流量:1,700㎥/Sダム設計洪水流量:1,900㎥/S                     ⑵ 取水施設 取水施設は、相模川の河口から12㎞上流の地点に建設された相模大堰、取水口、沈砂池等からなる施設である。ここで取水された原水は、沈砂池を経由して社家ポンプ場から綾瀬浄水場及び相模原浄水場の2系統に導水される。なお、相模原浄水場へは、新設の導水管を通じて伊勢原浄水場へ送られた後、既設の導水路により相模原浄水場へ送られる。⑶導水施設 導水施設は、相模大堰に隣接して海老名市社家に社家ポンプ場を建設し、ここから綾瀬浄水場及び相模原浄水場の二つの浄水場へそれぞれ揚水するもので、社家ポンプ場、内径2,600㎜導水管(社家・綾瀬間)並びに内径1,650㎜導水管(社家・伊勢原間)で構成される。 施設の設計は、相模川水系建設事業の全体計画の水量を基に行われた。綾瀬浄水場系統は、全体計画の計画1日導水量を100万㎥/日、第1期計画で50万㎥/日とし、相模原浄水場へ揚水する伊勢原浄水場系統は全体計画で30万㎥/日、第1期計画で12万1,000㎥/日とした。相模大堰全景第16節相模川水系建設事業

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